礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20060604
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いつも共におられる主
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は十字架で死に、葬られ、蘇られたかた。
今も聖霊様によって、ここに臨在されるお方です。
この方を覚えて主の御言葉を聞いてまいりましょう。

本日はペンテコステです。
このペンテコステは、キリスト教にとって、大変重要な日です。
この事についても、お話の中で触れたいと思います。


では、本日の聖書箇所、

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聖書箇所:ヨハネの福音書15章17-27節
・新改訳Up194(贈呈版p173)・新改訳Vp212
・口語訳p167・新共同訳p199(贈呈p199英対p305)
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を、皆さん御開きください。
では、司会者お読み下さい。

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聖書箇所のテキスト
15:17あなたがたが互いに愛し合うこと、これが、わたしのあなたがたに与える戒めです。
15:18もし世があなたがたを憎むなら、世はあなたがたよりもわたしを先に憎んだことを知っておきなさい。
15:19もしあなたがたがこの世のものであったなら、世は自分のものを愛したでしょう。しかし、あなたがたは世のものではなく、かえってわたしが世からあなたがたを選び出したのです。それで世はあなたがたを憎むのです。
15:20しもべはその主人にまさるものではない、とわたしがあなたがたに言ったことばを覚えておきなさい。もし人々がわたしを迫害したなら、あなたがたをも迫害します。もし彼らがわたしのことばを守ったなら、あなたがたのことばをも守ります。
15:21しかし彼らは、わたしの名のゆえに、あなたがたに対してそれらのことをみな行ないます。それは彼らがわたしを遣わした方を知らないからです。
15:22もしわたしが来て彼らに話さなかったら、彼らに罪はなかったでしょう。しかし今では、その罪について弁解の余地はありません。
15:23わたしを憎んでいる者は、わたしの父をも憎んでいるのです。
15:24もしわたしが、ほかのだれも行なったことのないわざを、彼らの間で行なわなかったのなら、彼らには罪がなかったでしょう。しかし今、彼らはわたしをも、わたしの父をも見て、そのうえで憎んだのです。
15:25これは、『彼らは理由なしにわたしを憎んだ。』と彼らの律法に書かれていることばが成就するためです。
15:26わたしが父のもとから遣わす助け主、すなわち父から出る真理の御霊が来るとき、その御霊がわたしについてあかしします。
15:27あなたがたもあかしするのです。初めからわたしといっしょにいたからです。
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では、続いて主題聖句の暗唱を、教会学校の皆さんでおねがいします。

<あんしょう>
では、皆さんで言いましょう。

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主題聖句:
わたしが父のもとから遣わす助け主、すなわち父から出る真理の御霊が来るとき、その御霊がわたしについてあかしします。
ヨハネの福音書15章26節
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さて、では、今日はこのところから、
「いつも共におられる主」
と題しまして、御言葉を共に見てまいりたいと思います。

さて、聖書の通読は、旧約は列王記第二、新約はヨハネの福音書となっています。
皆さん、通読は進んでますでしょうか?

最近は、私も、必ず毎日、皆さんと同じところを読んで、バイブルノートを書くようにしています。
これまではどうしていたのだと言われると、実は、数日先を読んでいました。
通読表の数日先を、新改訳聖書の第3版の英語対訳の物で読み、それを、英語でも字面だけ追って、その後、新約の通読の箇所のギリシャ語の聖書の字面を追っています。
まあ、英語もギリシャ語も出来ないに等しいですから、それだけ読んで意味がわかることは無いのですが、日本語と一緒に読みますので、所々意味が分かって面白いといったところです。
私個人のデボーションとしては役にたっています。

しかし、皆さんと御言葉を分かち合う上で、やはり、同じところを読もうと思いまして、
それは、それで続けておいて、今日の聖書箇所も読むようにしています。

だから、皆さんが聖書を読まれる時、必ず私も同じ日に同じところを読んでいますので、一緒に通読をしていきましょう。

さて、クイズですが、
旧約は、ユダの王アザルヤはエルサレムで何年、王位にいましたか?
新約は聖霊様は、世のどんな誤りを認めさせますか?

という問題です。是非、聖書で探してみてください。

先週の答えですが、
旧約:イスラエルの王とユダの王ヨシャパテはどこに戦いに行きましたか?
の答えは、ラモテ・ギルアデ。

新約:一粒の麦が死ねばどうなりますか?
の答えは、豊かな実を結びます。
ということです。

聖書で確かめて見てください。

では、御言葉に戻りたいと思いますが、先ほども言いましたように、本日はペンテコステです。

このペンテコステは、キリスト教にとって、非常に重要なお祭りです。

キリスト教には重要な3つのお祭りがあります。
それは、皆さんご存知のように、
クリスマス・復活祭(イースター)・ペンテコステ
です。

この中で、クリスマスは良く知られています。
そして、イースターも多少は知られています。
でも、ペンテコステは、余り知られていないものだと思います。

私たちは、ペンテコステ派であるわけですが、
そうだから、ペンテコステをお祝いするのではありません。
私たちの教会でプレゼントしたカレンダーは、どこの教会でも使っているものですが、そこにも、ちゃんとペンテコステが書いてあります。
これは、いったい何の日でしょう。

それを説明する前に、ある意味、キリスト教の前身である、ユダヤ教の3大祭りを見てみましょう。

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18あなたは、種を入れないパンの祭りを守らなければならない。わたしが命じたように、アビブの月の定められた時に、七日間、種を入れないパンを食べなければならない。あなたがアビブの月にエジプトを出たからである。
19最初に生まれるものは、すべて、わたしのものである。あなたの家畜はみな、初子の雄は、牛も羊もそうである。
20ただし、ろばの初子は羊で贖わなければならない。もし、贖わないなら、その首を折らなければならない。あなたの息子のうち、初子はみな、贖わなければならない。だれも、何も持たずに、わたしの前に出てはならない。
21あなたは六日間は働き、七日目には休まなければならない。耕作の時も、刈り入れの時にも、休まなければならない。
22小麦の刈り入れの初穂のために七週の祭りを、年の変わり目に収穫祭を、行なわなければならない。
23年に三度、男子はみな、イスラエルの神、主、主の前に出なければならない。
出エジプト記34章18-23節
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ここに、3つの祭りが書かれています。
それは、種を入れないパンの祭り。七週の祭り。収穫祭。
です。言葉がいろいろあるので、整理します。

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種を入れないパンの祭り=過ぎ越しの祭り
七週の祭り=ペンテコステ=五旬節=初穂の祭り
収穫祭=仮庵の祭り
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と、なっています。聞いたことのある名前が出てきていると思います。
で、お話が長くなりますので、上と下は省略しまして、真ん中の七週の祭りが、今回の問題の祭りです。
七週の祭りと言ったり、五旬節といったり、ややこしいなあと思いますか?

知っておられる方もおられると思いますが、説明します。
5旬節というのは、50日目という意味です。
では、七週は何日ですか?
これは、49日ですね。
7週の祭りというときは、そのスタートになる日から、七週が経過した日ということです。
そして、同じ日からスタートして、50日目ということで、5旬節ともいうわけです。
で、ギリシャ語で、それがペンテーコステーとなるのですが、そのペンテーは5という意味のペンタから来ているということで、覚えておいていただくと分かりやすいと思います。

で、このペンテコステですが、それは、キリスト教にとって、どういう日かというと、それは、聖霊様が全てのものに注がれた日です。

そのことは、この後、使徒の働きに入ると、またお話できると思いますが、この箇所です。

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1五旬節の日になって、みなが一つ所に集まっていた。
2すると突然、天から、激しい風が吹いてくるような響きが起こり、彼らのいた家全体に響き渡った。
3また、炎のような分かれた舌が現われて、ひとりひとりの上にとどまった。
4すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話しだした。
使徒の働き2章1-4節
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これは、旧約聖書の預言の成就だと、ペテロが説明しています。
それが、この箇所です。

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2:16これは、預言者ヨエルによって語られた事です。
2:17『神は言われる。終わりの日に、わたしの霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたがたの息子や娘は預言し、青年は幻を見、老人は夢を見る。
2:18その日、わたしのしもべにも、はしためにも、わたしの霊を注ぐ。すると、彼らは預言する。
使徒の働き2章16-18節
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これは、旧約聖書のヨエル書の引用です。
ヨエル書の二章を開くと確かめることができますが、今はおいておきます。

で、この預言は、すべての人に、神様の霊が注がれるという預言でした。
やっと、今回の聖書箇所に戻ります。

この御言葉です。

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わたしが父のもとから遣わす助け主、すなわち父から出る真理の御霊が来るとき、その御霊がわたしについてあかしします。
ヨハネの福音書15章26節
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今回、ペンテコステのお話をするのに、どうしようかと思っていたら、丁度、この箇所が、聖書箇所の中にありました。
主に感謝します。

で、ここで、イエス様がお与えくださる助け主、それが、真理の御霊、聖霊様だとイエス様が言っておられます。

そして、この方は、私達に何をしてくださるのか、、。
こう書いてあります。

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わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。
ヨハネの福音書14章16節

しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。
ヨハネの福音書14章26節
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ここで、イエス様が語られたことは、聖霊様は、私たちと共におられるということ、そして、全ての事を教え、また、イエス様の教えを思い起こさせて下さるということです。

聖書の中で、イエス様が十字架に架かって下さった事の結果として、私たちが得たものは何か。
いろいろな恵みが上げられるかもしれません。
しかし、その最高のものは、聖霊様です。

ですからイエス様はこういわれました。

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してみると、あなたがたも、悪い者ではあっても、自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。とすれば、なおのこと、天の父が、求める人たちに、どうして聖霊を下さらないことがありましょう。」
ルカの福音書11章13節
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ここで、イエス様が与えたいと思っておられた一番良いものが聖霊様であったと言うことです。

この聖霊様こそが、父なる神様と、イエス様の与えてくださる最高のプレゼントなのです。

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しかし、わたしは真実を言います。わたしが去って行くことは、あなたがたにとって益なのです。それは、もしわたしが去って行かなければ、助け主があなたがたのところに来ないからです。しかし、もし行けば、わたしは助け主をあなたがたのところに遣わします。
ヨハネの福音書16章7節
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このイエス様の約束の成就が、聖霊様の下られた出来事です。

では、その時に何がおこったのでしょう。
先ほども引用しましたが、

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1五旬節の日になって、みなが一つ所に集まっていた。
2すると突然、天から、激しい風が吹いてくるような響きが起こり、彼らのいた家全体に響き渡った。
3また、炎のような分かれた舌が現われて、ひとりひとりの上にとどまった。
4すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話しだした。
使徒の働き2章1-4節
++++++++++

ここで、聖霊が、炎のように、人々の頭にとどまりました。
そして、みなが聖霊様に満たされて、他国の言葉で話し出したのです。

これが、異言ですね。
いま、私たちは、この聖霊様の注ぎの中に生きています。

そして、その聖霊様が注がれると何がおこるか。

それがこれです。

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しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」
使徒の働き1章8節
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聖霊が注がれると、私たちは主の証人となるのです。

今日は、聖餐式もあります。
そのときお読みするところにも、

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主が来られるまで主の死をつげしらせるのです。
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と、かいてあります。

主は、求めるものに聖霊を与えると言われました。
ですから、私たちは、更に聖霊様の注がれる事を求めて祈りましょう。

そして、聖霊様の注ぎの中で、力を受けて、主の証人とならせて戴きましょう。

お祈りしましょう。




[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。

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シティーチャーチメッセージ20060604いつも共におられる主
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