礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20060507
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世が救われる為に
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、世を造り、愛された方、
全世界を救う為に来られた救い主です。
この方を覚えつつ、御言葉を聞いてまいりましょう。
では、本日の聖書箇所をお読み戴きましょう。
本日の聖書箇所は、
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聖書箇所:ヨハネの福音書3章11-21節
・新改訳Up161(贈呈p145)・新改訳Vp177
・口語訳p139・新共同訳p167(贈呈p167英対p258)
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です。
司会者お願いします。
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聖書箇所のテキスト
3:11まことに、まことに、あなたに告げます。わたしたちは、知っていることを話し、見たことをあかししているのに、あなたがたは、わたしたちのあかしを受け入れません。
3:12あなたがたは、わたしが地上のことを話したとき、信じないくらいなら、天上のことを話したとて、どうして信じるでしょう。
3:13だれも天に上った者はいません。しかし天から下った者はいます。すなわち人の子です。
3:14モーセが荒野で蛇を上げたように、人の子もまた上げられなければなりません。
3:15それは、信じる者がみな、人の子にあって永遠のいのちを持つためです。」
3:16神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
3:17神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。
3:18御子を信じる者はさばかれない。信じない者は神のひとり子の御名を信じなかったので、すでにさばかれている。
3:19そのさばきというのは、こうである。光が世に来ているのに、人々は光よりもやみを愛した。その行ないが悪かったからである。
3:20悪いことをする者は光を憎み、その行ないが明るみに出されることを恐れて、光のほうに来ない。
3:21しかし、真理を行なう者は、光のほうに来る。その行ないが神にあってなされたことが明らかにされるためである。
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では、続いて、主題聖句の暗唱をお願いします。
<あんしょう>
では、皆さんでいいましょう。
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主題聖句:
神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
ヨハネの福音書3章16節
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では、今日はこのところから、「世が救われる為に」と題しまして、御言葉を共に見てまいりたいと思います。
通読の箇所は、旧約聖書は、サムエル記第二新約聖書は、ヨハネの福音書です。
前にもお話しましたように、サムエル記第二は、ダビデの時代です。
しかし、ダビデの罪の為に、王国にかげりが生じます。
ダビデの子アムノンの罪や、アブシャロムの反逆など、様々な出来事の中で、主が、ダビデをどう取り扱われるのか、読んでみてください。
また、新約は、ヨハネの福音書。ここで、カナの婚礼や、最初の宮きよめも出てきます。
イエス様の歩まれたその歩みをじっくりとお読み下さい。
バイブルQは、
前回の回答を週報に載せております。
問題は、旧約は、
旧約:サウルはどこで死んでいましたか?
でした。この回答は、
旧約:ギルボア山(サムエル記第一31章8節)
です。
サウルは、イスラエルの王でしたが、主の道をふみはずし、ついに、ペリシテ人との戦いに敗れ戦死します。
そして、時代は、ダビデの時代へと変わっていきます。
新約は、
新約:十字架で、イエス様の頭の上には何と書いてありましたか?
という質問でした。
この答えは、前回お話しましたが、
これは、ユダヤ人の王
です。
この言葉は、ラテン語と、ギリシャ語と、ヘブル語で書かれていました。
そして、この称号は、アブラハムへの契約などからすると、神様の目から見るとき、全世界の王であるということです。
イエス様は、王の王主の主です。
しかし、その支配は、力によるのではなく、愛により、その勝利は、剣によるのでなく、ご自身の十字架の死によって、もたらされたものでした。
ですから、私たちの勝利も、へりくだるところにあり、愛にあるのだと言う事を覚えておきましょう。
今週の問題は、
旧約:ダビデの子アブシャロムが追放された時、連れ戻したのは誰ですか?
新約:イエス様の所に行く人が増えている事を聞いた時、ヨハネはなんと言いましたか?
です。
なんのことか分からない方も、ぜひ、今週の通読箇所を読んで見てください。
では、今回の聖書箇所にもどります。
今回のタイトルは、
世が救われる為に
です。
ここで、世と言われている言葉は、この世であるとかそういうニュアンスを受けます。
しかし、ギリシャ語でこの言葉を見ると、コスモスという言葉が使われています。
コスモスは、英語に直すと、なんでしょう。
お花の名前もそうですが、宇宙という意味です。
この神様が、救おうとされたのは、単にこの地球の上だけのことではなく、天と地の全てであり、また、この宇宙の全てであるということです。
皆さん。私たちの国籍は天にあると書いてあります。
天とは何ですか?
それは、神様の支配しておられる世界です。
また、それは、神の国でもあります。
この世界全ては、アダムの罪によって、神様の支配から、悪魔の支配におかれるようになりました。
ですから、こう書いてあります。
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19被造物も、切実な思いで神の子どもたちの現われを待ち望んでいるのです。
20それは、被造物が虚無に服したのが自分の意志ではなく、服従させた方によるのであって、望みがあるからです。
21被造物自体も、滅びの束縛から解放され、神の子どもたちの栄光の自由の中に入れられます。
22私たちは、被造物全体が今に至るまで、ともにうめきともに産みの苦しみをしていることを知っています。
ローマ人への手紙8章19-22節
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ここで、被造物が、滅びの束縛の中にあることが書いてあります。
滅びの束縛、虚無、それは、すなわち悪魔の支配です。
命の根源である神様の支配下にあった被造物の全ては、アダムにあずけられました。
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26そして神は、「われわれに似るように、われわれのかたちに、人を造ろう。そして彼らに、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配させよう。」と仰せられた。
27神はこのように、人をご自身のかたちに創造された。神のかたちに彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。
28神はまた、彼らを祝福し、このように神は彼らに仰せられた。「生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。」
創世記1章26-28節
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世界の全ては、人間の支配下におかれました。
しかし、この人間の始祖であるアダムとエバの罪により、その全ては、悪魔の支配下におかれたのです。
主なる神様は、ご自身が創造されたこの宇宙の全てを取り戻そうとされました。
それが、聖書の語る救いの歴史です。
私たちの信じている神様は、私達を造り、愛しておられる真の神様です。
そして、世を救う為に、御子を遣わされました。
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神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。
ヨハネの福音書3章17節
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ここで、言われている世が、この世界の全てです。
そして、イエス様は、全ての人を救う為にこられました。
その救いとは、いったいなんでしょう。
先ほどの、ローマ人への手紙で、滅びの束縛とも、虚無とも書いてあるその状況が、この世界の置かれた状況です。
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19被造物も、切実な思いで神の子どもたちの現われを待ち望んでいるのです。
20それは、被造物が虚無に服したのが自分の意志ではなく、服従させた方によるのであって、望みがあるからです。
21被造物自体も、滅びの束縛から解放され、神の子どもたちの栄光の自由の中に入れられます。
22私たちは、被造物全体が今に至るまで、ともにうめきともに産みの苦しみをしていることを知っています。
ローマ人への手紙8章19-22節
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それは、言い換えれば、命を失った状況です。
命とはなんですか?それは、この世界を造られ、命を造られた神様との関係そのものです。
本来、私たちが生きているとはどういうことでしょうか?
それは、命の創造者であり、根源である父なる神様との正しい関係の中にあるということです。
例えが悪いですが、バッテリーのついた機械を考えて見てください。
ノートパソコンでもいいですし、携帯電話でもいいです。
この機械のバッテリーが切れると、その機械は動かなくなります。
しかし、充電用のコードがつながっていて、それが、何かの電源につながっているなら、いつまでも動かすことが出来ます。
私たちと神様との関係が切れてしまったというのは、この電源コードから外れてしまったことです。
いまは、充電してある分で、動いているかも知れません。しかし、やがてバッテリーは切れて、動かなくなるように、命が失われて死んでしまします。
この神様の命は、バッテリーそのものを必要としません。
なぜなら、本当なら、いつでも、どんな時でも、結びついていることが出来るからです。
あなたが、教会でだけ、神様を見上げるなら、そこで、すこし充電されて、そして、それで、一週間、最後のほうには、エネルギーが切れてしまうかもしれません。
しかし、毎日聖書を読み、祈るなら、あなたと神様との関係は、いつも新しくされて、神様の命で生きることが出来ます。
しかし、最高なのは、いつも祈ることです。
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16いつも喜んでいなさい。
17絶えず祈りなさい。
18すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
テサロニケ人への手紙第一5章16-18節
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いつも祈る生活、私たちが、毎日の生活のなかで、祈るのでなく、祈りの中で生活する。
それが、私たちの本来のあるべき姿です。
それは、宗教的過ぎるでしょうか?
そうでは、ありません。
祈りとはなんですか?
それは、神様との会話、神の御子イエス様との会話です。
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また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」
マタイの福音書28章20節
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いつもイエス様は、私たちと共におられます。
私たちが、そのイエス様を心にとめ、会話することが祈りです。
仕事でも、何でもいいですが、あなたが、誰かとチームを組んで、泊り込みでやることになり、ずっと一緒にいるなら、会話しないでいるほうがおかしくないですか?
ときおり、相手の考えを聞き、また、自分の考えを述べるのではないでしょうか?
そのように、私たちは、イエス様と会話するのです。それが祈りです。
だから、いつも祈るのです。
さて、お話がそれました。
救いについて、お話をしていました。
救いとはなにか、まず、私たちが、そして、世界が、虚無に服している。
虚無それは、命を失っている状況です。
命の根源である神様から切り離されている。
神様は、この私たちとの関係を取り戻す為に、イエス様を送られました。
イエス様は、私達を救う為に来てくださいました。
それは、私たちと神様との関係を取り戻す為でした。
神様との愛の関係を取り戻す為に、イエス様は、この世に来てくださったのです。
父なる神様の愛を私達に示す為に、父なる神様は、ご自身の一人子を世に使わされました。
そして、神の一人子イエス様は、ご自身の愛、そして、父なる神様の愛を示す為に、十字架で死んで下さったのです。
ここに、神様の愛が示されました。
はっきりとヨハネの手紙にこうかいてあります。
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私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめの供え物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。
ヨハネの手紙第一4章10節
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ここに愛があります。
そして、この愛に答え、この愛で、私達を愛して下さった、御子イエス様を、そして、父なる神様を信じることが、
すなわち、神様との関係の回復であり、永遠の命なのです。
皆さん、この愛の中に生きておられますか?
この神様の愛を信じておられますか?
神様は、あなたを愛して、御子を与え、御子イエス様は、あなたを愛して十字架で死んで下さったのです。
そして、この愛は、あなただけにとどまりません。
世をあいされたと書いてあります。
あなたの為に死んで下さった方の願いは、あなただけでなく、この事を聞く全ての者が救われることです。
ですから、このイエス様の死を、つげ知らせるのです。
今日は、この後聖餐式があります。
聖餐式は、イエス様の十字架の死を記念して行うものです。
イエス様の流された血潮、イエス様のさかれたみからだを覚えて、私たちは、パンを、そして、ぶどうジュースを頂きます。
それは、イエス様が、してくださった、愛の御業です。
そして、私たちの為に、私達を愛して死んで下さったというその事によって、父なる神様の私たちへの愛が、私達に分かる形で示されたのです。
この愛を信じて、聖餐に与りましょう。
そして、この愛に答えて、この愛をこの主の死を告げ知らせるものとならせて戴きましょう。
[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。
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シティーチャーチメッセージ20060507世が救われる為に
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