礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20060430
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全世界の王イエス
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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---祈り---
皆さん、おはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。

主は全世界を治めておられる方。
王の王主の主です。

この方を崇めつつ、主の御言葉を聞いてまいりましょう。

では、本日の聖書箇所をお読み下さい。
本日の聖書箇所は、

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聖書箇所:ルカの福音書23章1-12節

・新改訳Up151(贈呈p136)・新改訳Vp166
・口語訳p130・新共同訳p157(贈呈p157英対p242)
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です。

司会者お願いします。

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聖書箇所のテキスト
23:1そこで、彼らは全員が立ち上がり、イエスをピラトのもとに連れて行った。
23:2そしてイエスについて訴え始めた。彼らは言った。「この人はわが国民を惑わし、カイザルに税金を納めることを禁じ、自分は王キリストだと言っていることがわかりました。」
23:3するとピラトはイエスに、「あなたは、ユダヤ人の王ですか。」と尋ねた。イエスは答えて、「そのとおりです。」と言われた。
23:4ピラトは祭司長たちや群衆に、「この人には何の罪も見つからない。」と言った。
23:5しかし彼らはあくまで言い張って、「この人は、ガリラヤからここまで、ユダヤ全土で教えながら、この民を扇動しているのです。」と言った。
23:6それを聞いたピラトは、この人はガリラヤ人かと尋ねて、
23:7ヘロデの支配下にあるとわかると、イエスをヘロデのところに送った。ヘロデもそのころエルサレムにいたからである。
23:8ヘロデはイエスを見ると非常に喜んだ。ずっと前からイエスのことを聞いていたので、イエスに会いたいと思っていたし、イエスの行なう何かの奇蹟を見たいと考えていたからである。
23:9それで、いろいろと質問したが、イエスは彼に何もお答えにならなかった。
23:10祭司長たちと律法学者たちは立って、イエスを激しく訴えていた。
23:11ヘロデは、自分の兵士たちといっしょにイエスを侮辱したり嘲弄したりしたあげく、はでな衣を着せて、ピラトに送り返した。
23:12この日、ヘロデとピラトは仲よくなった。それまでは互いに敵対していたのである。
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では、つづきまして、主題聖句の暗唱を、教会学校の皆さんでお願いします。

<あんしょう>

では、皆さんでいいましょう。

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主題聖句:
するとピラトはイエスに、「あなたは、ユダヤ人の王ですか。」と尋ねた。イエスは答えて、「そのとおりです。」と言われた。
ルカの福音書23章3節
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はい、ありがとうございます。

皆さん聖書通読は、順調でしょうか?
いろんなペース。いろんなやり方があると思いますが、一番大事なのは、継続して、毎日読むということです。

聖書を毎日読むとき、それは、霊の食物として皆さん一人一人を成長させます。

今週は、旧約聖書が、サムエル記第一からサムエル記第二へかわります。
これは、サウルが死に、ダビデに王権が移る場面でもあります。
このところをぜひ、お読み下さい。

また、新約聖書は、ルカの福音書からヨハネの福音書へ入ります。
ヨハネの福音書は、非常に美しい文章の並ぶところです。

そして、また、イエス様の深い愛を、何とかして言葉に表そうと、書かれた書でもあるといえると思います。

もちろん、ヨハネ自身も、語るように、イエス様のされたことは、語りきれないのですが、それでも、イエス様の愛が、イエス様に愛された弟子、ヨハネ書いた文章を通して、深く伝わって来ます。

ぜひ皆さんこの箇所をお読み下さい。

また、バイブルQは、

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旧約:サウルはどこで死んでいましたか?
新約:十字架で、イエス様の頭の上には何と書いてありましたか?
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です。
どちらも、聖書を読みさえすればわかります。

とくに、この新約の分は、メッセージの中でも出てくるかも知れません。
良く聞いておいてください。

そして、先週のバイブルQは、

旧約:サウルは、アマレクをどうするようにとの命令を受けていましたか?



新約:イエス様の見せたデナリ銀貨には、誰の肖像が描いてありましたか?

でした。
答えはそれぞれ、

旧約:聖絶する。(サムエル記第一15章3節)
新約:カイザル(ルカの福音書20章24節)

でした。
聖書で確認してみてください。

さて、御言葉に戻りたいと思います。

このところ、イエス様の十字架と復活のその周辺の出来事を見ています。
わたしとしては、通読表にしたがっているだけなので、何も策はないのですが、このようにイエス様の十字架をじっくり見つめる機会の与えられている事を感謝します。

また、イエス様の十字架を見つめることは、私たちの教会のマークでもあります。

皆さん。イエス様を共に見上げて行きましょう。

ここで、イエス様は、ご自分がユダヤの王であることを、その通りだと宣言されました。
この場面は、イエス様の裁判です。

前にお話しましたが、聖書にあるとおり、イエス様は、始めに大祭司の家に連れて行かれ、そこで、宗教裁判にかけられます。
その結果、イエス様は、ご自身が神の子である事を示されたことで、罪とされ、ピラトの前に連れてこられます。

ピラトは、このことで、非常に困惑したであろうと考えます。
しかし、イエス様は、こびることもへつらうこともなく、毅然とした態度で、このいいかげんな裁判の場におられました。

イエス様の罪状を決める上で、ピラトがイエス様に質問し、イエス様がお答えになった、数少ない言葉の一つがこれです。

ここで、イエス様は、ご自身がユダヤの王であることを宣言されました。

ところで、イエス様が十字架に架かられるとき、イエス様の頭の上には何が書いてあったか覚えていますか?

それは、これです。

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「これはユダヤ人の王。」と書いた札もイエスの頭上に掲げてあった。
ルカの福音書23章38節
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ヨハネはこう書いています。

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19ピラトは罪状書きも書いて、十字架の上に掲げた。それには「ユダヤ人の王ナザレ人イエス。」と書いてあった。
20それで、大ぜいのユダヤ人がこの罪状書きを読んだ。イエスが十字架につけられた場所は都に近かったからである。またそれはヘブル語、ラテン語、ギリシヤ語で書いてあった。
ヨハネの福音書19章19-20節
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ここで、イエス様の頭上にあったのは、罪状書きであったとわかります。

ユダヤ人の王という罪が、イエス様の罪でした。
しかし、また、このことは、イエス様が、ユダヤ人の王として、死なれたということでもありました。

ローマは、イエス様を、ユダヤ人の王として、そして、支配の為に見せしめとして殺したのです。

しかし、このユダヤの王は、どういう立場でしょうか?

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というのは、世界の相続人となるという約束が、アブラハムに、あるいはまた、その子孫に与えられたのは、律法によってではなく、信仰の義によったからです。
ローマ人への手紙4章13節
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アブラハムに神様が与えられた約束は、世界の相続人でした。
そして、その王権は、

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王権はユダを離れず、統治者の杖はその足の間を離れることはない。ついにはシロが来て、国々の民は彼に従う。
創世記49章10節
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と、書いてあります。
この、アブラハムの相続した世界のその全てを治める王権が、イエス様が、受けられたユダヤの王だったのです。

この掲げられた看板。それは、ローマが、自分たちの都合のために書いたものでした。
しかし、この看板の意味することは、まさに、イエス様が世界の支配者であることを意味していたのです。
そして、それは、ローマの支配下の、歴史に記録される出来事として、起こったのです。

さて、その権威は、相続と書いてありますから、誰かから与えられたものです。

それは、言うまでもなく、父なる神様です。
主は言われます。

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今、もしあなたがたが、まことにわたしの声に聞き従い、わたしの契約を守るなら、あなたがたはすべての国々の民の中にあって、わたしの宝となる。全世界はわたしのものであるから。
出エジプト記19章5節
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ここで、父なる神様は、全世界は私のものだといわれます。

そして、アブラハムもこういいます。

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正しい者を悪い者といっしょに殺し、そのため、正しい者と悪い者とが同じようになるというようなことを、あなたがなさるはずがありません。とてもありえないことです。全世界をさばくお方は、公義を行なうべきではありませんか。」
創世記18章25節
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主は全世界を裁く方、全世界の持ち主、全世界の主です。

これは、私たちが、二つに一つを選らばなければならないという事を意味しています。

つまり、全世界を作られた神様を認めるか認めないかです。

このことは、いい加減に扱うことが出来ません。

もし、聖書の神様が本当なら、他には神はありません。

他のものは、みな、偽者だということになります。

なぜなら、聖書の神様はこうも言われるからです。

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地の果てのすべての者よ。わたしを仰ぎ見て救われよ。わたしが神である。ほかにはいない。
イザヤ書45書22節
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時々、クリスチャンの方でも、私は信じていますが、周りの人が他の宗教を信じるのはそれでいいではないですかと言われます。
それは、それで、信教の自由として、間違っていないかも知れません。

しかし、神様は唯一であると、信じているなら、私たちは、この本当の神様を伝えないわけには、行きません。
そして、この本当の神様は、私達を愛するがゆえに、わたしたちのために、イエス様を与えてくださり、
このイエス様は、十字架で死んでくださったのです。

そして、また、その十字架に、掲げられていた、ユダヤ人の王との称号は、まさに、世界の相続者であるアブラハムのその相続の中の王権を意味し、
世界の支配者であり、世界の王である事を意味していたのです。

私たちの信じている方は、王の王主の主です。

しかし、この権威を買い取る為に、イエス様が差し出されたのは、何でしたか?

神の子であるイエス様の命そのものでした。
そして、全世界が、アダムの罪以来支配していた悪魔から買い取られたのです。

イエス様は、王の王、主の主です。

また、そのことによって、父なる神が褒め称えられるとあるように、

父なる神様だけが、唯一真の神です。

この、日本でも、この事を、人々が知ることが出来るように。
そして、イエス様を信じることができるように祈りましょう。

いつもの課題のいのりも。お祈り下さい。


[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。

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シティーチャーチメッセージ20060430全世界の王イエス
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