礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20060312
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へりくだりと悔い改め
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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---祈り---

みなさんおはようございます
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、愛をもって私達を導き、本当の悔い改めへと導いて下さる方です。
この方を覚えつつ、御言葉を聞いて参りましょう。

では、聖書箇所をお読みいただきましょう。
今日の聖書箇所は、

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聖書箇所:マルコの福音書14章66-72節
・新改訳Up91・新改訳Vp99
・口語訳p78・新共同訳p94・現代訳p94
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です。

では、司会者お願いします。

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聖書箇所のテキスト
14:66ペテロが下の庭にいると、大祭司の女中のひとりが来て、
14:67ペテロが火にあたっているのを見かけ、彼をじっと見つめて、言った。「あなたも、あのナザレ人、あのイエスといっしょにいましたね。」
14:68しかし、ペテロはそれを打ち消して、「何を言っているのか、わからない。見当もつかない。」と言って、出口のほうへと出て行った。
14:69すると女中は、ペテロを見て、そばに立っていた人たちに、また、「この人はあの仲間です。」と言いだした。
14:70しかし、ペテロは再び打ち消した。しばらくすると、そばに立っていたその人たちが、またペテロに言った。「確かに、あなたはあの仲間だ。ガリラヤ人なのだから。」
14:71しかし、彼はのろいをかけて誓い始め、「私は、あなたがたの話しているその人を知りません。」と言った。
14:72するとすぐに、鶏が、二度目に鳴いた。そこでペテロは、「鶏が二度鳴く前に、あなたは、わたしを知らないと三度言います。」というイエスのおことばを思い出した。それに思い当たったとき、彼は泣き出した。
マルコの福音書14章66-72節
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では、続けて主題聖句の暗唱をお願いします。

<あんしょう>

では、皆さんでいいましょう。

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主題聖句:
しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。
ルカの福音書22章32節
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はい、ありがとうございます。

今週は、旧約聖書の通読は、申命記です。新約聖書は、マルコからルカに入ります。
マルコの福音書では、イエス様の十字架の場面です。
イースターも近づいてきましたので、ぜひ、じっくりとお読み下さい。

先週のバイブルQは、週報に書いたようになります。

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<先週のクイズの答え・聖書箇所>
旧約:民数記31章で、ミデヤンとの戦いの為に武装されたのは何人でしたか?
新約:イエス様は何に乗ってエルサレムに入られましたか?
<クイズの答え・聖書箇所>
旧約:一万二千人(民数記31章5節)
新約:ろばの子(マルコ11章7節)
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もしかしたら、以前に同じようなクイズを出したかもしれません。
民数記は1万二千人の者が、ミデヤンとの戦いの為に武装されました。
また、新約聖書のエルサレム入城ですが、これは、ロバの子ということです。
何度もお話しますが、イエスさまは、馬ではなく、ロバに乗っていかれました。
これが、王としての主のへりくだった姿です。

さて、このマルコ14章は、非常に長い章です。

72節もありますので、大変かもしれませんが、是非、お読み下さい。
この箇所は、
女がイエス様の頭に香油を注ぐところからはじまり、
過ぎ越しの食事やユダの裏切り、
ゲッセマネの祈り、
弟子たちの逃亡
宗教裁判
と続き、
最後にペテロのことが出てきます。

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マルコの福音書14章
イエス様に香油が注がれる・過ぎ越しの食事・ユダの裏切り・ゲッセマネの祈り
イエス様つかまる・弟子たちの逃亡・宗教裁判・主を知らないと言ったペテロ
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これが、全て、同じ章に書かれています。
ここには、イエスさまが十字架に架かられる前夜のいきさつの全てが書かれているそういう章です。
是非皆さん読んでください。

この箇所の最後が、今回のペテロのことです。

見てみましょう。
先ほどもお読み戴きましたが、ペテロは、イエス様の遠くからこわごわついていって、大祭司の家の庭に来ました。

そこで、他の群集に紛れ、火にあたっていたのです。

ところが、そこで、女中の一人が言うわけです。

「あなたも、あのナザレ人、あのイエスといっしょにいましたね。」

ペテロは、命からがら逃げ出していたのです。
こわくてこわくて、だから、この女はなんて事をいうんだとおもったでしょう。
そして、彼はいうのです。
何を言っているのかわからない。
そして、その様なことが、もう一度あり、そこでも否定し、
最後、3度目には、こういいました。

「私は、あなたがたの話しているその人を知りません。」

このことは、あなたならどう思いますか?
まず、これは、どんな罪でしょう。

イエス様は言われました。

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しかし、人の前でわたしを知らないと言うような者なら、わたしも天におられるわたしの父の前で、そんな者は知らないと言います。
マタイの福音書10章33節
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ペテロは思っていました。
私はそんな事をするはずがないじゃないですか?

私は、皆がそんな事いっても絶対にいいません。

これは、前にお話したと同じ場面ですが、ペテロはとにかく、絶対にそんな事しませんというわけです。
今回のマルコの福音書14章でも、始めのほうに書かれています。

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すると、ペテロがイエスに言った。「たとい全部の者がつまずいても、私はつまずきません。」
マルコの福音書14章29節
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この背景を逆にたどると、このことは、イエス様の語られたこの御言葉によります。

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イエスは、弟子たちに言われた。「あなたがたはみな、つまずきます。『わたしが羊飼いを打つ。すると、羊は散り散りになる。』と書いてありますから。
マルコの福音書14章27節
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これは、ゼカリヤ書にある預言です。
こう書いてあります。

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剣よ。目をさましてわたしの牧者を攻め、わたしの仲間の者を攻めよ。――万軍の主の御告げ。――牧者を打ち殺せ。そうすれば、羊は散って行き、わたしは、この手を子どもたちに向ける。
ゼカリヤ書13章7節
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ここで、この御言葉から、分かることはなんでしょう?
私の仲間の者を攻めよそして、打ち殺せと主、父なる神様は言われるのです。
そして、そのことで、羊はちり、主の手が子ども達に羊に向けられるのです。
父なる神様の仲間であり、父なる神様が立てられた牧者とは誰ですか?
それはイエス様です。

これが、十字架のイエスさまが死んでくださったことによる贖いです。

イエスさまは、はっきりと何が起こるかをご存知でした。
それで、あなた方は、みんな逃げるのだといわれたのです。
そして、それは、預言されていることだと教えられたのです。

しかし、かれら弟子たちは、そうは思いませんでした。
そして、ペテロはいうのです。

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すると、ペテロがイエスに言った。「たとい全部の者がつまずいても、私はつまずきません。」
マルコの福音書14章29節
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ところが、ここでイエスさまが言われたのが、これです。

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イエスは彼に言われた。「まことに、あなたに告げます。あなたは、きょう、今夜、鶏が二度鳴く前に、わたしを知らないと三度言います。」
マルコの福音書14章30節
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このことは、ペテロにとって、心外で、

「たとい、ごいっしょに死ななければならないとしても、私は、あなたを知らないなどとは決して申しません。」

こうペテロは言うのです。
ところが、これこそが、高慢なのです。

主が言われたことは、自分にとって不利益であっても、また、心外であっても、そうですと受け止める心、それがへりくだりです。

ペテロは考えたのではないでしょうか?

「主を知らないというなど、そんなことあるはずがない、だいたい、イエス様は、

『しかし、人の前でわたしを知らないと言うような者なら、わたしも天におられるわたしの父の前で、そんな者は知らないと言います。』

と、言われたではないか、そんなこと私はしない。するわけがない。」

これは、ペテロが立てようとした義でした。
しかし、イエスさまは、それさえも、人は出来ないのだという事を教えて下さったのです。
まさに、

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すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、
ローマ人への手紙3章23節
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こう書かれているとおりです。

そして、ペテロは、その事をはっきりと自覚します。

それが、この最後のところです。

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するとすぐに、鶏が、二度目に鳴いた。そこでペテロは、「鶏が二度鳴く前に、あなたは、わたしを知らないと三度言います。」というイエスのおことばを思い出した。それに思い当たったとき、彼は泣き出した。
マルコの福音書14章72節
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主は、彼がこの失敗をする前に、いや、弟子たちが、この失敗をする前に、そのことが預言されている事を教え、また、とりなし祈った事を教えてくださいました。

これは、なんというなぐさめでしょう。
もし、このことを聞かずに、この失敗をしていたら、弟子たちは、自分たちはもう終わりだと思ったかもしれません。
なぜなら、主をしらないというものは、父なる神様の前で知らないといわれるのですから。

しかし、その事を主が教えてくださった、人の弱さを主が教えてくださった。
そして、祈ってくださる主がおられることを知っていた。
だから、かれらは、主の下へ帰ることが出来たのです。

ヘブル人への手紙にはこうかてあります。

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私たちの大祭司は、私たちの弱さに同情できない方ではありません。罪は犯されませんでしたが、すべての点で、私たちと同じように、試みに会われたのです。
ヘブル人への手紙4章15節
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主は私達に同情されないかたではありません。

あなたの弱さに同情し、赦してくださることの出来る方です。
だからこそ、十字架で死んでくださったのです。

だから、いま、この主の前にへりくだりましょう。

そして、主が、私たちの人生を導いてくださるように。
お祈りしましょう。


[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。

シティーチャーチメッセージ20060312へりくだりと悔い改め



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