礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20060205
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偽キリスト・偽預言者
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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---祈り---

みなさんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、天地を造られた神の言葉である方。
救い主、王の王であるかたです。
この方を覚えて、御言葉を聞いて参りましょう。

では、まず、聖書箇所をお読み戴きましょう。

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聖書箇所:マタイの福音書24章1-14節
・新改訳Up44・新改訳Vp49
・口語訳p39・新共同訳p47・現代訳p48
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司会者お願いします。

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聖書箇所のテキスト
24:1イエスが宮を出て行かれるとき、弟子たちが近寄って来て、イエスに宮の建物をさし示した。
24:2そこで、イエスは彼らに答えて言われた。「このすべての物に目をみはっているのでしょう。まことに、あなたがたに告げます。ここでは、石がくずされずに、積まれたまま残ることは決してありません。」
24:3イエスがオリーブ山ですわっておられると、弟子たちが、ひそかにみもとに来て言った。「お話しください。いつ、そのようなことが起こるのでしょう。あなたの来られる時や世の終わりには、どんな前兆があるのでしょう。」
24:4そこで、イエスは彼らに答えて言われた。「人に惑わされないように気をつけなさい。
24:5わたしの名を名のる者が大ぜい現われ、『私こそキリストだ。』と言って、多くの人を惑わすでしょう。
24:6また、戦争のことや、戦争のうわさを聞くでしょうが、気をつけて、あわてないようにしなさい。これらは必ず起こることです。しかし、終わりが来たのではありません。
24:7民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々にききんと地震が起こります。
24:8しかし、そのようなことはみな、産みの苦しみの初めなのです。
24:9そのとき、人々は、あなたがたを苦しいめに会わせ、殺します。また、わたしの名のために、あなたがたはすべての国の人々に憎まれます。
24:10また、そのときは、人々が大ぜいつまずき、互いに裏切り、憎み合います。
24:11また、にせ預言者が多く起こって、多くの人々を惑わします。
24:12不法がはびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなります。
24:13しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われます。
24:14この御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、それから、終わりの日が来ます。
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では、続きまして、主題聖句の暗唱をお願いします。

<あんしょう>

では、みなさんで言いましょう。

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主題聖句:
そこで、イエスは彼らに答えて言われた。「人に惑わされないように気をつけなさい。
マタイの福音書24章4節
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さて、では、このところから、偽キリスト・偽預言者と題しまして、御言葉を共に開きたいと思います。

さて、聖書通読は、旧約が出エジプトからレビ記に入ります。
また、新約は、マタイがいよいよ後半になります。
イエス様の十字架についても書かれているところです。
是非、お読み下さい。

先週のバイブルQは

旧約:6日間仕事をし、7日目にはどうしますか?
新約:ベテパゲという町はどこにありますか?

という質問でした。
答えは、

旧約:休む(出エジプト記23章12節)
新約:オリーブ山のふもと(マタイの福音書21章1節)

です。是非、聖書を開いてご確認下さい。

さて、火曜日から、金曜日まで、ペンテコステ親交会に行って参りました。
講師は、ウェンデル・スミスという先生で、アメリカのシアトルで大変大きな教会を牧会しておられる先生です。
今回、奥さん、お子さん、信徒の方々が一緒に来られ、お話も聞かせてくださいました。

大変恵まれた集会でした。
行き帰りも守られました。
お祈りありがとうございました。

CDや本、DVDも買ってきましたが、
一日目は、アブラハムの受けた祝福を、私たちは、信仰によって相続しているのだという事を語られました。
二日目の朝は、長男で、ユースの働きをしておられるユダ先生が、若者を見出していくという事の大切さを話されました。
その後の分散会は、音楽の働きをしておられる先生から、臨在を求めるということについて話して下さいました。

全体として、非常に信仰を励まされ、悔い改めさせられるメッセージが多く、励まされました。
私自身としては、もっと祈らなければと、一番に感じました。

さて、聖書箇所に戻りたいと思いますが、

イエスさまが、エルサレムの宮に入られて、そして、出てこられる時、弟子たちがイエス様に宮の建物を示しました。

そのときのエルサレムの神殿は、「ヘロデの神殿」と呼ばれていたのですが、
ヘロデ大王が紀元前20年に着工し、この時も工事は続いていたようです。

この神殿は、紀元70年に完全に破壊されてしまいましたので、どんな姿だったかも分からないのですが、大変美しかったようです。
しかし、聖書の中では、このようなやりとりも書かれています。

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19イエスは彼らに答えて言われた。「この神殿をこわしてみなさい。わたしは、三日でそれを建てよう。」
20そこで、ユダヤ人たちは言った。「この神殿は建てるのに四十六年かかりました。あなたはそれを、三日で建てるのですか。」
21しかし、イエスはご自分のからだの神殿のことを言われたのである。
ヨハネの福音書2章19-21節
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ここでは、46年と書かれていますが、まだ、細部は建設中だったともいわれます。

大理石や金箔を用いた壮麗な外観で、非常に美しいものでしたから、弟子たちが目を奪われるのも当然だったかもしれません。
しかし、イエス様は、これらに目を奪われている弟子たちにそれが崩壊する時が来ることを教えられました。

そして、イエス様の預言の通り、この神殿は、AD70年にローマによって、完全に破壊されます。
そのまえに、イエスさまが語っておられたことは、こうです。

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そこで、イエスは彼らに答えて言われた。「このすべての物に目をみはっているのでしょう。まことに、あなたがたに告げます。ここでは、石がくずされずに、積まれたまま残ることは決してありません。」
マタイの福音書24章2節
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ここで、イエス様は、石が崩されずにつまれたままでいることはないと言われました。

実際、このときに、この神殿は、ローマの兵士たちによって、そのように破壊されました。
なぜ、そこまで、兵士たちはしたのでしょうか?

実は、この神殿は金箔が大量に使用されていました。
ローマの兵が神殿に火をつけますと、金箔がとけて、石の下に入り込みます。
この金を、兵士たちは、略奪しようとしたのです。
そのけっか、彼らは丁寧に石をのけることになりました。

そこから、イエス様は、世の終わりに起こる事を話し始められました。

ここで、イエス様が語られたこととして、
偽キリストの事、戦争紛争、迫害と背教の事をなどがあります。
しかし、この中で、一番に話されたのは、偽キリストのことでした。

イエス様は、ここで、偽キリストが現れる事に注意するように言われました。

しかし、偽キリストとは、どんな人物でしょう。

それは、一見キリストのようなものであると言えるでしょう。
完全に間違ったように見えるものや、明らかに悪いものであるなら、偽キリストと言わなくても、それが、偽者、いや、キリストで無いことはあきらかです。
それは、キリストに似た、キリストと違うものです。

キリストは、父なる神様の愛を示されました。

ですから、偽キリストは、その愛に似せた偽りの愛をもって、やってきます。

聖書は悪魔について、こう書いています。

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しかし、驚くには及びません。サタンさえ光の御使いに変装するのです。
コリント人への手紙第二11章14節
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今、世界は、慈善や、愛という言葉があふれています。
しかし、それらは、本当でしょうか?
それらの言葉を語りながらやってくる人々は、本当に愛をもっているのでしょうか?

イエス様の示された愛は、ご自身の命を差し出して、私達を贖ってくださる愛でした。
その愛によって、わたしたちは救われ神の子とされました。

いまも、この愛は、聖霊様によって、私達に注がれています。
これが、イエス様の愛です。

この悪魔を見分ける為に、こういわれます。

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16あなたがたは、実によって彼らを見分けることができます。ぶどうは、いばらからは取れないし、いちじくは、あざみから取れるわけがないでしょう。
17同様に、良い木はみな良い実を結ぶが、悪い木は悪い実を結びます。
18良い木が悪い実をならせることはできないし、また、悪い木が良い実をならせることもできません。
19良い実を結ばない木は、みな切り倒されて、火に投げ込まれます。
20こういうわけで、あなたがたは、実によって彼らを見分けることができるのです。
マタイの福音書7章16-20節
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そして、その実とはこれです。

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5:22しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、
5:23柔和、自制です。このようなものを禁ずる律法はありません。
ガラテヤ人への手紙5書22-23節
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どんな素晴らしく見える働きも、偉大なしるしも、これらの実がないならば、偽りです。
ですから、私たちは、いま、この世の終わりの時代、本当に注意しなければなりません。

偽キリストは、光の御使いの様に、やってきます。
それは、素晴らしい、慈善事業家かもしれません。
奇跡を行う人かもしれません。

しかし、キリストの御名によらないなら、それは、偽り者です。
また、働きがどんなに大きくても、それを見分けるのは御霊の実です。

教会においても、キリストを否定し、聖書を否定するものが現れるかも知れません。
しかし、どんなに素晴らしい人物であったとしても、それは、危険な人物です。

私たちは、いま、世の終わりの時代に生きています。

反キリストも、おそらく、すでに世界のどこかで活動していることでしょう。

その様な中、私たちは、本当に主を見つめて歩みましょう。
その為に、私たちは、聖書を読み、そして、祈りましょう。

皆さんと主が一つとなって歩む時、このような、悪魔の働きを、しっかりと見分け、そして、
神様の栄光を表していくことが出来ますように。

お祈りしましょう。


[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。




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