礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20060115
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神の国の力
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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---祈り---

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。

私たちの主、イエス様は、この地上に天国を、神の御国をもたらされました。
そして、その神の国の到来は、神の国の力の到来でもありました。
いま、私たちは、神の国の中で生かされています。
この事を覚えて、主の御言葉を聞いて参りましょう。

では、本日の聖書箇所をお読み頂きたいと思います。
司会者お願いします。

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聖書箇所:マタイの福音書12章15-28節
・新改訳Up20・新改訳Vp22
・口語訳p18・新共同訳p22・現代訳p23
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聖書箇所のテキスト
12:15イエスはそれを知って、そこを立ち去られた。すると多くの人がついて来たので、彼らをみないやし、
12:16そして、ご自分のことを人々に知らせないようにと、彼らを戒められた。
12:17これは、預言者イザヤを通して言われた事が成就するためであった。
12:18「これぞ、わたしの選んだわたしのしもべ、わたしの心の喜ぶわたしの愛する者。わたしは彼の上にわたしの霊を置き、彼は異邦人に公義を宣べる。
12:19争うこともなく、叫ぶこともせず、大路でその声を聞く者もない。
12:20彼はいたんだ葦を折ることもなく、くすぶる燈心を消すこともない、公義を勝利に導くまでは。
12:21異邦人は彼の名に望みをかける。」
12:22そのとき、悪霊につかれた、目も見えず、口もきけない人が連れて来られた。イエスが彼をいやされたので、そのおしはものを言い、目も見えるようになった。
12:23群衆はみな驚いて言った。「この人は、ダビデの子なのだろうか。」
12:24これを聞いたパリサイ人は言った。「この人は、ただ悪霊どものかしらベルゼブルの力で、悪霊どもを追い出しているだけだ。」
12:25イエスは彼らの思いを知ってこう言われた。「どんな国でも、内輪もめして争えば荒れすたれ、どんな町でも家でも、内輪もめして争えば立ち行きません。
12:26もし、サタンがサタンを追い出していて仲間割れしたのだったら、どうしてその国は立ち行くでしょう。
12:27また、もしわたしがベルゼブルによって悪霊どもを追い出しているのなら、あなたがたの子らはだれによって追い出すのですか。だから、あなたがたの子らが、あなたがたをさばく人となるのです。
12:28しかし、わたしが神の御霊によって悪霊どもを追い出しているのなら、もう神の国はあなたがたのところに来ているのです。
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では、続きまして、教会学校の皆さんで主題聖句の暗唱をお願いします。

<あんしょう>

では、みなさんで言いましょう。

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主題聖句:
しかし、わたしが神の御霊によって悪霊どもを追い出しているのなら、もう神の国はあなたがたのところに来ているのです。
マタイの福音書12章28節
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では、このところから、今日は、

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神の国の力
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と題しまして、御言葉を見てまいりたいと思います。

さて、先週の日曜日は、夕礼拝をお休みさせて戴きまして、九州にいってきました。
大牟田でのトータル・クリスチャン・チャーチの正月聖会に参加するためでした。
そこで、按手礼を受け、牧師として任命して戴きました。

皆さんお祈りくださりありがとうございました。
これからも、共に、主の為に歩んで参りましょう。

さて、聖書通読は、前回同様、新約は、マタイの福音書、旧約聖書は、創世記が続きます。
創世記は、ヨセフの物語などのところです。
聖書の中でも特に美しい物語です。是非、お読み下さい。
また、マタイの福音書も、続けて読みましょう。

前回のバイブルQは、

旧約:ヤコブは何と引き換えに長子の権利を得ましたか?
新約:わたしはイスラエルのうちのだれにも、このような信仰を見たことがありません。と、イエス様から褒められた人の職業は?

でした。

答えは、週報に書いていますが、

旧約:パンとレンズ豆の煮物(創世記25章33-34)
新約:百人隊長(マタイの福音書8章5-9節)

ということです。
このレンズ豆の煮物は赤く、それで、エソウはアカを意味するエドムとも呼ばれるようになり、
エソウの子孫をエドム人と呼ぶようになります。また、これが、ギリシャ語になると、イドマヤ人とも言われるようです。
ここで、エソウが、自分の長子の権利と引き換えに、空腹の為に食物を求めたことが、彼の人生決定しました。

私たちは、一つ一つの選択を、主にあって、見えないものに目を留めて、信仰によってなしていく必要があります。
また、その同じ信仰によって、目に見えるイエスさまが来られることでなく、目に見えないイエス様の言葉を頂こうとした百人隊長を、イエス様は大変ほめられたのです。

前回の復習のようなお話になりました。

では、御言葉に戻りましょう。

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神の国の力
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とのタイトルですが、前回お話した、神の国の到来によって、何が起こるのか何が起こったのかをお話したいと思います。

最初に、先ほどお読みいただいた中の、最後の所をもう一度見てみたいと思います。

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12:28しかし、わたしが神の御霊によって悪霊どもを追い出しているのなら、もう神の国はあなたがたの所に来ているのです。
マタイの福音書
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イエス様は、前のところで、神の国が近づいていると言われましたが、ここでは、神の国は来ていると語っておられます。
神の国は来ている、そのことは、何によって、分かるのか、それは、イエスさまが、神の御霊によって、悪霊を追い出しておられたことによって、分かるということです。


キリスト教において、しるしと不思議は不可欠です。
イエスさまが宣教していかれたその姿をみても、使徒の時代の弟子たちの働きをみても、様々な、しるしと不思議が行われています。
イエス様のなされた宣教は、しるしと不思議を伴った、力強い宣教です。

今回の聖書箇所の少し前にこう書いてあります。

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5イエスは、この十二人を遣わし、そのとき彼らにこう命じられた。「異邦人の道に行ってはいけません。サマリヤ人の町にはいってはいけません。
6イスラエルの家の滅びた羊のところに行きなさい。
7行って、『天の御国が近づいた。』と宣べ伝えなさい。
8病人を直し、死人を生き返らせ、らい病人をきよめ、悪霊を追い出しなさい。あなたがたは、ただで受けたのだから、ただで与えなさい。
9胴巻に金貨や銀貨や銅貨を入れてはいけません。
10旅行用の袋も、二枚目の下着も、くつも、杖も持たずに行きなさい。働く者が食べ物を与えられるのは当然だからです。
11どんな町や村にはいっても、そこでだれが適当な人かを調べて、そこを立ち去るまで、その人のところにとどまりなさい。
12その家にはいるときには、平安を祈るあいさつをしなさい。
13その家がそれにふさわしい家なら、その平安はきっとその家に来るし、もし、ふさわしい家でないなら、その平安はあなたがたのところに返って来ます。
14もしだれも、あなたがたを受け入れず、あなたがたのことばに耳を傾けないなら、その家またはその町を出て行くときに、あなたがたの足のちりを払い落としなさい。
マタイの福音書10章5-14節
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ここで、イエスさまが12弟子に命じられたのは

・『天の御国が近づいた。』と宣べ伝えなさい。
・病人を直し、死人を生き返らせ、らい病人をきよめ、悪霊を追い出しなさい
・その家にはいるときには、平安を祈るあいさつをしなさい。

と、言うようなことです。
また、マルコの福音書のなかでは、

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15それから、イエスは彼らにこう言われた。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。
16信じてバプテスマを受ける者は、救われます。しかし、信じない者は罪に定められます。
17信じる人々には次のようなしるしが伴います。すなわち、わたしの名によって悪霊を追い出し、新しいことばを語り、
18蛇をもつかみ、たとい毒を飲んでも決して害を受けず、また、病人に手を置けば病人はいやされます。」
マルコの福音書・16章15-18節
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この、イエス様の命令の中に、福音とセットで、悪霊の追い出し、新しいことば、害を受けない、いやし

と、言うことが書かれています。

これがイエス様の立てられた、私たちの基準です。

私たちは、顕著に悪霊が出て行くのを見ていないかも知れません。また、顕著に病の癒しを見ていないかもしれません。
しかし、私たちは、この事を忘れてはならないのです。


最近「悪霊の追い出し方ABC」という本が出ました。
また、以前から奥山実先生は、「悪霊を追い出せ」という本を書いておられました。

それらは、実際的な悪霊の働きと、その追い出しについて説明しているのですが、
その様なことが、2000年前の御伽噺ではないという事を、しっかりと知っておく必要があります。

悪霊を追い出し、病のものを癒す。
これは、私たちが宣教をしていく上での基本なのです。

勿論私たちが祈るとき、全て完全に癒されるとは、言えないと思います。
しかし、それでも、私たちが、覚えておくべきことは、あきらめずに祈り続けるということです。

祈って起こらないのは、なぜか、
このことについて、ヤコブの手紙はこういいます。

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2あなたがたは、ほしがっても自分のものにならないと、人殺しをするのです。うらやんでも手に入れることができないと、争ったり、戦ったりするのです。あなたがたのものにならないのは、あなたがたが願わないからです。
3願っても受けられないのは、自分の快楽のために使おうとして、悪い動機で願うからです。
ヤコブの手紙4章
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私たちの動機が非常に重要であるということですが、この悪い動機というのを考えるに、聖書は、信仰を基準とします。
つまり、神様の御心を信じ、信仰によって祈っているかどうかが重要なのです。


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あなたがたが神のみこころを行なって、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です。
ヘブル人への手紙10章36節
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また、私たちの忍耐が重要であることがわかります。

天国に行くと、私たちが祈ったことで、神様が用意された祈りの答えが、祈り続けない為に倉庫にたくさんつんであるというお話もありますが、
笑い事ではありません。
私たちは、主が用意してくださったものを手に入れるまで祈りましょう。

そうして、こうも書かれています。

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17:19そのとき、弟子たちはそっとイエスのもとに来て、言った。「なぜ、私たちには悪霊を追い出せなかったのですか。」
17:20イエスは言われた。「あなたがたの信仰が薄いからです。まことに、あなたがたに告げます。もし、からし種ほどの信仰があったら、この山に、『ここからあそこに移れ。』と言えば移るのです。どんなことでも、あなたがたにできないことはありません。
17:21〔ただし、この種のものは、祈りと断食によらなければ出て行きません。〕」
マタイの福音書17章19-21節
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弟子たちが悪霊を追い出せなかった時に、イエス様は、それは、信仰が薄いからだといわれました。
そして、追加の文として、この種のものは、祈りと断食によらなければ出て行きません。

私たちは、この霊の戦いと、病の癒しの為に、整えられなければなりません。
そのためには、祈る必要があります。また、断食も必要でしょう。
しかし、その前に、私たちは、しっかりと御言葉を読み、神様につながっておかなければなりません。

断食と祈りは何のためでしょう。
一般に宗教は、修行として様々な事を行います。しかし、キリスト教における断食は、修行ではありません。
私たちが修行して立派になることでなく、逆に弱くなることが目的ともいえます。
なぜなら、私たちが弱い時、主の強さが私達を通して現れるからです。

祈りもそうです。
私たちが主の前に謙ることが祈りです。
私たちが強くなることではありません。
たくさん祈って立派になるとかではなく、主にしっかりと結びつくことです。

その為に、まず、御言葉です。
御言葉を読まずに、自分勝手に祈ることは、時には非常に危険です。
御言葉を読み、祈って、主にしっかり結びついて行きましょう。

次に、今回の箇所で、こうも書かれています。
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12:18「これぞ、わたしの選んだわたしのしもべ、わたしの心の喜ぶわたしの愛する者。わたしは彼の上にわたしの霊を置き、彼は異邦人に公義を宣べる。
12:19争うこともなく、叫ぶこともせず、大路でその声を聞く者もない。
12:20彼はいたんだ葦を折ることもなく、くすぶる燈心を消すこともない、公義を勝利に導くまでは。
12:21異邦人は彼の名に望みをかける。」
マタイの福音書
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これは、イザや書の預言だとこうかいてあります。
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1見よ。わたしのささえるわたしのしもべ、わたしの心の喜ぶわたしが選んだ者。わたしは彼の上にわたしの霊を授け、彼は国々に公義をもたらす。
2彼は叫ばず、声をあげず、ちまたにその声を聞かせない。
3彼はいたんだ葦を折ることもなく、くすぶる燈心を消すこともなく、まことをもって公義をもたらす。
4彼は衰えず、くじけない。ついには、地に公義を打ち立てる。島々も、そのおしえを待ち望む。
イザや書42章
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ここで、異邦人はと書かれていたところが、島々もとなっています。

いま、私たちは、この日本にすんでいます。
この日本は、島国です。
そして、島々の集まりです。
聖書はいいます。
島々も、その教えを待ち望む。

この日本は、今、本当に、神様の言葉を必要としています。
この日本になんとかして、福音を、神の言葉を伝える為に、主は、私達をこの日本においておられます。

神の国は、この日本にも訪れようとしています。
いや、今もう来ています。
もちろん、顕著な印と不思議をまだ見ていないかも知れません。

しかし、それを、この日本であらわしていくのは誰ですか?
それは、キリストの体としてこの日本におかれている私たちです。

主によって、整えられましょう。
その為に、私たちは、御言葉を読み、祈りましょう。

そして、御霊により、病をいやし、悪霊を追い出しましょう。
このようにいいながら、実際に、病の為に祈ると、全然癒しの御業が現れないかもしれません。

でも、弟子たちも出来ないことがあった。
そして、それをおそらく、祈りと断食によって、行うと、実際に悪霊を追い出すことが出来たのでしょう。
彼らはその様に、主の命令を実行していきました。

私たちも同じです。私達を用いて、主が素晴らしい事をしてくださると信じて、忍耐をもって祈りつづけましょう。

この日本に、神様の国の栄光がわらわれるように、そして、この日本の人々が、主のおしえを聞くことが出来るように。
お祈りしましょう。


[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。



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