礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20051218
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七つのラッパ
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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---祈り---

みなさんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主はアルファでありオメガ、初めであり終わりであるかた。
昔おられ、今もおられ、やがて来られる方。
この方がいま、ここにおられる事を覚えつつ、御言葉を聞いて参りましょう。

では、いつものように、聖書箇所をお読みいただきましょう。

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聖書箇所:ヨハネの黙示録8章1-5節
・新改訳Up445・新改訳Vp485
・口語訳p394・新共同訳p461・現代訳p447
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聖書箇所のテキスト
8:1小羊が第七の封印を解いたとき、天に半時間ばかり静けさがあった。
8:2それから私は、神の御前に立つ七人の御使いを見た。彼らに七つのラッパが与えられた。
8:3また、もうひとりの御使いが出て来て、金の香炉を持って祭壇のところに立った。彼にたくさんの香が与えられた。すべての聖徒の祈りとともに、御座の前にある金の祭壇の上にささげるためであった。
8:4香の煙は、聖徒たちの祈りとともに、御使いの手から神の御前に立ち上った。
8:5それから、御使いは、その香炉を取り、祭壇の火でそれを満たしてから、地に投げつけた。すると、雷鳴と声といなずまと地震が起こった。
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はい、ありがとうございます。

では、主題聖句の暗唱を、教会学校の皆さんでお願いします。

あんしょう

では、みなさんで言いましょう。

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主題聖句:
それから私は、神の御前に立つ七人の御使いを見た。彼らに七つのラッパが与えられた。
ヨハネの黙示録8章2節
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はい、ありがとうございます。
では、今日は、「七つのラッパ」と題しまして
御言葉から共に聞いて参りたいと思います。


聖書の通読箇所は、旧約は、ミカ、ナホム、ハバクク、ゼパニヤ、ハガイと続きます。
ところで、今日の聖書箇所でもあった、ヨナですが、このヨナ書を読んでいて、一つ感じるのは、これが、クリスチャンの悔い改めに関する書だということです。
最近どうも神様から離れてるなあとか、色々思うとき、このヨナの歩みをたどってみるのも良いのではないでしょうか?
たった、4章しか無くて、読みやすいので、いいのではないでしょうか?

さて、新約は、ヨハネの黙示録がつづきます。
世の終わりについての黙示録、この一年の終わりにその締めくくりとして、読んで行きたいと思います。
また、この黙示録は、御国への希望でもあります。
ですから、その希望をもって、また新しい一年を歩みだすことが出来るように、その為にもともに黙示録読んで参りましょう。

さて、バイブルQは、
先週のバイブルQ
旧約:アモスの職業は何でしたか?
新約:ヨハネは黙示が与えられた時、どこにいましたか?

という質問でした。
答えは、次のようになっています。

<クイズの答え・聖書箇所>
旧約:牧者(アモス書1章1節)新約:パトモス(黙示録1章9節)

アモスは羊飼いでしたが、そのアモスを主が選らばれ、神様の働きをするものとされました。
私たちも、私たちの置かれた場において、主にしたがって参りたいと思います。
また、ヨハネの黙示録をヨハネが主から教えられたのは、パトモスですね。
いまは、観光地にもなっているようですが、当時は、要するに島流しの場所だったようです。
そこにおいて、年老いたヨハネは、主から幻をみせられ、世の終わりについて書き記しました。
この黙示録、ともに読んで参りましょう。

ということで、黙示録、そして、今回は、7つのラッパですね。
このラッパは英語だとトランペットとなっています。
トランペットといえば、このあいだ、オーストラリアに帰られたデーブさんは、トランペットがお上手でした。

小学校でのクリスマス会でも演奏していただいて、そのとき、子どもたちに、小学校の時に、お母さんがクリスマスプレゼントにくれたのが、
最初のトランペットだったというお話をしてくださいました。そして、それから練習するようになったということで、いいお話だなあと思って聞きました。

さて、このトランペット、ラッパは、黙示録では、7つのラッパと書いてあります。
で、この7ですが、黙示録から7をひらうとたくさん出てきます。
新約聖書の中に、七は41の章で出てきます。
でも、そのうちの29は、黙示録です。
次のようなものです。

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七つの教会、七つの御霊、七つの金の燭台、七つの星、七つの教会の御使いたち
七つの封印、小羊の七つの角と七つの目、神の御前に立つ七人の御使い、七つのラッパ
七つの雷、(竜と獣の7つの頭、7人の王)
七つの災害、七つの災害を携えた七人の御使い、神の御怒りの満ちた七つの金の鉢
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これらは、一応出てくる順番に書いています。また、同じ事を意味するものもあります。

また、括弧で囲んだのは、黙示録に出てきますが、今回のテーマと少し違うからです。

聖書の中で、7は大切な意味を持ちますが、最初に出てくるのはどこですか?

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2:1こうして、天と地とそのすべての万象が完成された。
2:2それで神は、第七日目に、なさっていたわざの完成を告げられた。すなわち、第七日目に、なさっていたすべてのわざを休まれた。
2:3神はその第七日目を祝福し、この日を聖であるとされた。それは、その日に、神がなさっていたすべての創造のわざを休まれたからである。
創世記2章1-3節
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それは、これです。
ここで、天地創造の終わり、7日目に、神様は、そのわざの完成を告げられ、そして、安息されました。
ですから、この7は、聖書の中では、完全であり、また、完成であり、そして、安息です。

この事を、心に留めて、黙示録に戻りたいと思いますが、丁度、この創世記から始まり、新しい天と新しい地に至る。それが、聖書です。
そして、新しい天と新しい地は、新たな創造でもあります。
黙示録は、オカルト的な不思議な書物ではありません。
神様の再創造の完成を書いた本です。

ところで、いま、7を黙示録から引っ張り出しましたが、内容をたどるとこうなります。

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七つの金の燭台七つの教会
七つの教会への言葉
七つの封印>七つのラッパ>七つの災害
七つの災害を携えた七人の御使い、神の御怒りの満ちた七つの金の鉢
大バビロンの滅び、サタンの最後、第二の死
新しいエルサレム
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このなかで、7は、各々その完成をあらわしています。
また、小羊によってとかれた7つの封印は、それによって、七つのラッパ、七つの災害(鉢)へといたります。

そして、7つの災害ののち、大バビロンが滅び、そして、悪魔が滅びます。
こんかい選んだ7つのラッパは、それぞれが、災いの始まりを告げ知らせます。
しかし、その最後のラッパが吹き鳴らされる時、それは、神の支配の到来をつげ知らせています。

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11:15第七の御使いがラッパを吹き鳴らした。すると、天に大きな声々が起こって言った。「この世の国は私たちの主およびそのキリストのものとなった。主は永遠に支配される。」
11:16それから、神の御前で自分たちの座に着いている二十四人の長老たちも、地にひれ伏し、神を礼拝して、
11:17言った。「万物の支配者、常にいまし、昔います神である主。あなたが、その偉大な力を働かせて、王となられたことを感謝します。
黙示録11章15-17節
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イエスキリストの支配、天地を造られた神様が、世よこの地を治められるその事の完成が、
この第七のラッパです。

しかし、その始まり、第7の封印がとかれ、そして、一番目のラッパが吹き鳴らされる前に、何があるでしょうか?
それが今回の聖書箇所です。

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8:3また、もうひとりの御使いが出て来て、金の香炉を持って祭壇のところに立った。彼にたくさんの香が与えられた。すべての聖徒の祈りとともに、御座の前にある金の祭壇の上にささげるためであった。
8:4香の煙は、聖徒たちの祈りとともに、御使いの手から神の御前に立ち上った。
黙示録8章3-4節
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ここで、聖徒たちの祈りについて、書かれています。
この、黙示録の出来事は、神様の救いの御業の完成です。
そして、それは、神様が計画され、実現へと導いておられる事柄です。
しかし、ここで、聖徒たちのいのりについて、書かれているのです。

つまり、神様は、神様の御業の実現のために、私たちの祈りを用いられる。
ということです。

私たちは、このことを忘れないようにしましょう。
どのような神様の御心も、どのような神様のご計画も、その実現にあたって、私たちの祈りが大切だということです。
ですから、本当に祈りましょう。

あなたの周りの方々の救いもそうです。
神様は、あなたがあなたの周りの方々を愛しておられる以上にあなたの周りの方々を愛しておられます。
あなたの周りの方々が救われることは、神様の御心です。
しかし、御心だから、祈らなくても大丈夫なのではありません。
御心だからこそ、私たちは祈るのです。
そして、あなたが祈るとき、主は、その祈りによって、その事を実現へと導かれるのです。

ですから、あなたの家族、あなたの友人のために祈りましょう。
また、あなたの生活や、必要の為にも祈りましょう。

あなた自身の癒しのためにも祈りましょう。

ところで、7つのラッパをもう一度見てみたいと思います。

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1血の混じった雹と火地上、木、青草
2火の燃えている大きな山のようなもの海、海のいきもの、舟
3たいまつのように燃えている大きな星川々水源
4太陽、星光が弱くなる
5一つの星が天から地上に害を与える生き物
6人類の三分の一を殺す四人の御使い
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ここで、神様は、人々を悔い改めへと導く為に、災いを起こしていかれます。
5番目には、人々は死なないけれども、害を与える生き物が現れます。
そして、6番目に、現れるものは、実際に人類の三分の一を殺して回ります。

これらが、しかし、その中で、主が、主を信じるものを守っておられることが書かれています。

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そして彼らは、地の草やすべての青草や、すべての木には害を加えないで、ただ、額に神の印を押されていない人間にだけ害を加えるように言い渡された。
黙示録9章4節
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皆さん、考えて見てください。
ここに書かれていることは、本当に起こる事なのでしょうか?
これをうそだと思いますか?
私たちは、聖書が、すべて、真実であると信じています。
だとすれば、これらは、やがて必ず起こることです。
そして、そのなかで、主は主を信じるものを守られます。
しかし、あなたの周りの人たちはどうでしょうか?
あなたの愛する人たちはどうでしょうか?

世界は、この災害に向けて進んでいます。
世界は、世の終わりに向けて進んでいます。
それは、いつ来るかわかりません。
明日かもしれません。まだまだ先であるという保証はないのです。

わたしたちが、滅びないように神様が与えてくださった救いの道。
イエスキリストによる罪のあがない、つまり、福音を、のべ伝えましょう。

来週はクリスマスです。
このクリスマスは、楽しいパーティーの為のものではありません。

でもなぜ、パーティーをするのでしょう。お祝いするのでしょう。
それは、これが、大変な喜びのおとづれだからです。
でも、その喜びのおとづれとはなんですか?

イエスキリストが、私たちのためにこの世にお生まれ下さった。
神の子が、十字架にかかって死ぬというその目的のために、
この地上におうまれになったということです。

黙示録に書かれたことは全て真実です。
そして、聖書に書かれていることは真実です。
なんて恐ろしいことが書いてあるんだ。
そうです。恐ろしいことが書いてあるのです。
そして、そのことが真実であるからこそ、イエス様は、私達を救う為に来て下さった。

クリスマス。
その喜びのなかで、私たちは、このことがどんなに大切なことかを思いましょう。
そして、この喜びの本当の意味を人々に次げ知らせることが出来るように。
お祈りしましょう。

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。



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