礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20051204
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誘惑からの救いと裁き
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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---祈り---

みなさんおはようございます
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、恵みに満ち、哀れみに富んでおられるかたです。
そして、いつも、私たちの事を愛してくださいます。
この方を覚えつつ、主の御言葉を聞いてまいりましょう。

では、聖書箇所の朗読を司会者お願いします。

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聖書箇所:ペテロの手紙第二2章9-22節
・新改訳Up423・新改訳Vp462
・口語訳p373・新共同訳p438・現代訳p425
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聖書箇所のテキスト
2:9これらのことでわかるように、主は、敬虔な者たちを誘惑から救い出し、不義な者どもを、さばきの日まで、懲罰のもとに置くことを心得ておられるのです。
2:10汚れた情欲を燃やし、肉に従って歩み、権威を侮る者たちに対しては、特にそうなのです。彼らは、大胆不敵な、尊大な者たちで、栄誉ある人たちをそしっ
て、恐れるところがありません。
2:11それに比べると、御使いたちは、勢いにも力にもまさっているにもかかわらず、主の御前に彼らをそしって訴えることはしません。
2:12ところがこの者どもは、捕えられ殺されるために自然に生まれついた、理性のない動物と同じで、自分が知りもしないことをそしるのです。それで動物が滅
ぼされるように、彼らも滅ぼされてしまうのです。
2:13彼らは不義の報いとして損害を受けるのです。彼らは昼のうちから飲み騒ぐことを楽しみと考えています。彼らは、しみや傷のようなもので、あなたがたと
いっしょに宴席に連なるときに自分たちのだましごとを楽しんでいるのです。
2:14その目は淫行に満ちており、罪に関しては飽くことを知らず、心の定まらない者たちを誘惑し、その心は欲に目がありません。彼らはのろいの子です。
2:15彼らは正しい道を捨ててさまよっています。不義の報酬を愛したベオルの子バラムの道に従ったのです。
2:16しかし、バラムは自分の罪をとがめられました。ものを言うことのないろばが、人間の声でものを言い、この預言者の気違いざたをはばんだのです。
2:17この人たちは、水のない泉、突風に吹き払われる霧です。彼らに用意されているものは、まっ暗なやみです。
2:18彼らは、むなしい大言壮語を吐いており、誤った生き方をしていて、ようやくそれをのがれようとしている人々を肉欲と好色によって誘惑し、
2:19その人たちに自由を約束しながら、自分自身が滅びの奴隷なのです。人はだれかに征服されれば、その征服者の奴隷となったのです。
2:20主であり救い主であるイエス・キリストを知ることによって世の汚れからのがれ、その後再びそれに巻き込まれて征服されるなら、そのような人たちの終わ
りの状態は、初めの状態よりももっと悪いものとなります。
2:21義の道を知っていながら、自分に伝えられたその聖なる命令にそむくよりは、それを知らなかったほうが、彼らにとってよかったのです。
2:22彼らに起こったことは、「犬は自分の吐いた物に戻る。」とか、「豚は身を洗って、またどろの中にころがる。」とかいう、ことわざどおりです。
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はい、ありがとうございます。
では、主題聖句の暗唱を、教会学校の皆さんでお願いします。

<あんしょう>

では、皆さんでいいましょう。

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主題聖句:
主は、敬虔な者たちを誘惑から救い出し、不義な者どもを、さばきの日まで、懲罰のもとに置くことを心得ておられるのです。
ペテロの手紙第二2章9節
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はい、ありがとうございます。
では、今日は、「誘惑からの救いと裁き」と題しまして、御言葉を共に見て行きたいと思います。

聖書の通読箇所は、旧約は、ダニエル書からホセア書
新約は、ペテロの手紙第二からヨハネの手紙第一へと入ります。

私は聖書の中で、ホセア書が非常にすきなのですが、それは、罪あるものを、主があがなって下さることが書かれているからです。
私たちの主は、贖い主であり、あわれみに満ちた方です。

また、バイブルQは、

旧約
エゼキエル書47章で、エゼキエルが神殿の敷居を見るとどうなっていましたか?
新約
エリヤが何を祈るとどうなりましたか?

という問題でしたが、

旧約:水が流れ出ていた。(エゼキエル書47章1節)
新約:雨が降らないように祈ると、三年六か月の間、地に雨が降りませんでした。(ヤコブの手紙5章17節)

と言う回答を、週報に載せています。
皆さん聖書から確かめてください。

さて、御言葉に戻りたいと思います。
「誘惑からの救いと裁き」ということですけれども、

今回の聖書箇所は、非常に厳しい言葉が続きます。

しかし、その前に、ペテロがこの手紙の初めの方で、何を語っているかを見てみたいと思います。

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10ですから、兄弟たちよ。ますます熱心に、あなたがたの召されたことと選ばれたこととを確かなものとしなさい。これらのことを行なっていれば、つまずくこ
となど決してありません。
11このようにあなたがたは、私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの永遠の御国にはいる恵みを豊かに加えられるのです。
ペテロの手紙第二1章
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ここで、ペテロは、ある事を行なっていればつまづくことはないといいます。
では、それはなにか?
それは、ここに書かれています。

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4その栄光と徳によって、尊い、すばらしい約束が私たちに与えられました。それは、あなたがたが、その約束のゆえに、世にある欲のもたらす滅びを免れ、神の
ご性質にあずかる者となるためです。
5こういうわけですから、あなたがたは、あらゆる努力をして、信仰には徳を、徳には知識を、
6知識には自制を、自制には忍耐を、忍耐には敬虔を、
7敬虔には兄弟愛を、兄弟愛には愛を加えなさい。
ペテロの手紙第二1章
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ここで、ペテロは、まず、私たちがすばらしい約束の中にある事を教え、そして、神の約束とその事を信じる信仰、そこから、信仰、徳、知識、自制、忍耐、敬
虔、兄弟愛、そして、愛を加えるように教えています。
また、これらを、ペテロは、あらゆる努力をして、そのようにするように教えているのです。
私たちの目指すところは、愛です。
しかし、そこにいたるまでに、信仰、徳、知識、自制、忍耐、敬虔、兄弟愛
と言ったものがあることも、私たちは、忘れてはなりません。
私たちの信仰が、正しく整えられたものとなり、忍耐をもって互いに愛し合うことが出来るようにと主はここでかたられるのです。
そして、そのことは、まず、神の約束、つまり、聖書の言葉から始まります。
聖書を読みましょう。
そして、さらにペテロはいいます。

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12ですから、すでにこれらのことを知っており、現に持っている真理に堅く立っているあなたがたであるとはいえ、私はいつもこれらのことを、あなたがたに思
い起こさせようとするのです。
ペテロの手紙第二1章
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私が、毎回、聖書と祈りだというと、まただと思われる方もあるかもしれません。
しかし、ペテロの言うように、信仰を持ち、真理に立っておられる、また、聖書を読み、祈っておられるあなた方であるとはいえ、
私も、いつもこれらの事を、あなた方に思い起こさせようとするのだと思ってください。


さて、これらのことをペテロは、守るようにと語り、そして、偽者について、語ります。

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しかし、イスラエルの中には、にせ預言者も出ました。同じように、あなたがたの中にも、にせ教師が現われるようになります。彼らは、滅びをもたらす異端を
ひそかに持ち込み、自分たちを買い取ってくださった主を否定するようなことさえして、自分たちの身にすみやかな滅びを招いています。
ペテロの手紙第二2章1節
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ここで、自分を贖ってくださった主を否定することさえしてと書いてあります。
しかし、ここで、語られているのは、異端的な教えを語るものについてです。
では、異端で無いのは、どんなものでしょう。
それは、イエス様が、神の御子であること、そして、私たちの罪の身代わりに、十字架で死んでくださり、三日目に蘇られた事を信じるものです。

イエス様を否むと言うことだけ見ると、個人的な罪から、ああ、また、暴力を振るってしまった、とか、そういった自分の罪が、何か、イエス様を否んで、
さらには、「犬は自分の吐いた物に戻る。」とか、「豚は身を洗って、またどろの中にころがる。」とかの御言葉を思い起こし、

2:21義の道を知っていながら、自分に伝えられたその聖なる命令にそむくよりは、それを知らなかったほうが、彼らにとってよかったのです。
という、御言葉がとどめのように突き刺さって、ああ、私はだめだと感じたことのある方はいないでしょうか?

しかし、イエス様は、私たちの現在過去未来、全ての罪を贖ってくださったのです。
私達にとって、大切なのは、この信仰にとどまり続けることです。
そして、御言葉を読み、祈り、信仰から始まって、忍耐、そして、愛に至る道を共に歩みましょう。

ペテロは、こういいます。

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これらのことでわかるように、主は、敬虔な者たちを誘惑から救い出し、
ペテロの手紙第二2章9節
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ペテロ自身がどんな人だったか覚えていますか?
ペテロはキリストを否んだことのある人でした。
自分の弱さのゆえに、イエス様をのろい、三度知らないといったのです。

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14:66ペテロが下の庭にいると、大祭司の女中のひとりが来て、
14:67ペテロが火にあたっているのを見かけ、彼をじっと見つめて、言った。「あなたも、あのナザレ人、あのイエスといっしょにいましたね。」
14:68しかし、ペテロはそれを打ち消して、「何を言っているのか、わからない。見当もつかない。」と言って、出口のほうへと出て行った。
14:69すると女中は、ペテロを見て、そばに立っていた人たちに、また、「この人はあの仲間です。」と言いだした。
14:70しかし、ペテロは再び打ち消した。しばらくすると、そばに立っていたその人たちが、またペテロに言った。「確かに、あなたはあの仲間だ。ガリラヤ人な
のだから。」
14:71しかし、彼はのろいをかけて誓い始め、「私は、あなたがたの話しているその人を知りません。」と言った。
14:72するとすぐに、鶏が、二度目に鳴いた。そこでペテロは、「鶏が二度鳴く前に、あなたは、わたしを知らないと三度言います。」というイエスのおことばを思
い出した。それに思い当たったとき、彼は泣き出した。
マルコの手紙14章66-72
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それに対し、イエス様は、蘇ったのち、言われました。

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15彼らが食事を済ませたとき、イエスはシモン・ペテロに言われた。「ヨハネの子シモン。あなたは、この人たち以上に、わたしを愛しますか。」ペテロはイエス
に言った。「はい。主よ。私があなたを愛することは、あなたがご存じです。」イエスは彼に言われた。「わたしの小羊を飼いなさい。」
16イエスは再び彼に言われた。「ヨハネの子シモン。あなたはわたしを愛しますか。」ペテロはイエスに言った。「はい。主よ。私があなたを愛することは、あな
たがご存じです。」イエスは彼に言われた。「わたしの羊を牧しなさい。」
17イエスは三度ペテロに言われた。「ヨハネの子シモン。あなたはわたしを愛しますか。」ペテロは、イエスが三度「あなたはわたしを愛しますか。」と言われた
ので、心を痛めてイエスに言った。「主よ。あなたはいっさいのことをご存じです。あなたは、私があなたを愛することを知っておいでになります。」イエスは彼
に言われた。「わたしの羊を飼いなさい。
ヨハネの福音書21章15-17
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ペテロは、この主の哀れみを一番知っている人です。

ですから、ペテロは、この主の前に本当に謙る事を教えようとしています。
そして、高ぶったものにたいして、厳しい戒めの言葉を語るのです。


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私たちの大祭司は、私たちの弱さに同情できない方ではありません。罪は犯されませんでしたが、すべての点で、私たちと同じように、試みに会われたのです。
ヘブル人への手紙4章15節
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本日の主題聖句は、こうでした。

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主題聖句:
主は、敬虔な者たちを誘惑から救い出し、不義な者どもを、さばきの日まで、懲罰のもとに置くことを心得ておられるのです。
ペテロの手紙第二2章9節
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主は、敬虔なもの、主の前に謙るものを、誘惑から救い出して、守り、導いてくださいます。
この方を、覚えて祈りましょう。


[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。



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