礼拝でのお話
テキスト版
画像がある場合は
クリックすると
表示されます
※携帯で表示できない
物もありますので
ご了承下さい
トップページへ



−−−−−−−−−−
シティーチャーチ
メッセージ20051009
−−−−−−−−−−
悪魔の策略に立ち向かう
−−−−−−−−−−

++++++++++
11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
++++++++++

---祈り---

みなさんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。

主は、悪魔を打ち破り、死から蘇られたかた。
そして、悪魔に対抗する力を私達に与えてくださった方です。
この方を覚えつつ、御言葉を共に聞いてまいりましょう。

++++++++++
聖書箇所のテキスト
6:1子どもたちよ。主にあって両親に従いなさい。これは正しいことだからです。
348
6:2「あなたの父と母を敬え。」これは第一の戒めであり、約束を伴ったものです。すなわち、
6:3「そうしたら、あなたはしあわせになり、地上で長生きする。」という約束です。
6:4父たちよ。あなたがたも、子どもをおこらせてはいけません。かえって、主の教育と訓戒によって育てなさい。
6:5奴隷たちよ。あなたがたは、キリストに従うように、恐れおののいて真心から地上の主人に従いなさい。
6:6人のごきげんとりのような、うわべだけの仕え方でなく、キリストのしもべとして、心から神のみこころを行ない、
6:7人にではなく、主に仕えるように、善意をもって仕えなさい。
6:8良いことを行なえば、奴隷であっても自由人であっても、それぞれその報いを主から受けることをあなたがたは知っています。
6:9主人たちよ。あなたがたも、奴隷に対して同じようにふるまいなさい。おどすことはやめなさい。あなたがたは、彼らとあなたがたとの主が天におられ、主は人を差別されることがないことを知っているのですから。
6:10終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。
6:11悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。
6:12私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。
聖書箇所:エペソ人への手紙6章1-12節
++++++++++

では、いつものように、主題聖句の暗唱を、教会学校の皆さんお願いします。

<あんしょう>

はい、ありがとうございます。
では、皆さんで言いましょう。

++++++++++
終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。
エペソ人への手紙6章10節
++++++++++

では、今日はこのところから、「悪魔の策略に立ち向かう」と題しまして、御言葉を共に見てまいりたいと思います。
今週の通読箇所は、新約聖書は、エペソ人への手紙からピリピ人への手紙へ、、
また、旧約聖書は、イザヤ書が続いています。
皆さん聖書を読みましょう。

さて、エペソ人への手紙に出てくるエペソはどこにあるのか、前にも地図をお見せしたことがありますが、これは、今のトルコにあり、ギリシャに面した西岸に位置しています。

このエペソは、黙示録の教会の一つで、その筆頭に上がってくる教会でもあります。

++++++++++
1:11その声はこう言った。「あなたの見ることを巻き物にしるして、七つの教会、すなわち、エペソ、スミルナ、ペルガモ、テアテラ、サルデス、フィラデルフィヤ、ラオデキヤに送りなさい。」
黙示録1章11節
++++++++++

このエペソについては、使徒の働きの中に何度も登場します。
パウロは、このところを、伝道の拠点としていた頃があるようです。
しかし、その中で、大変な事件の起ったことがあります。

++++++++++
19:23そのころ、この道のことから、ただならぬ騒動が持ち上がった。
19:24それというのは、デメテリオという銀細工人がいて、銀でアルテミス神殿の模型を作り、職人たちにかなりの収入を得させていたが、
19:25彼が、その職人たちや、同業の者たちをも集めて、こう言ったからである。「皆さん。ご承知のように、私たちが繁盛しているのは、この仕事のおかげです。
19:26ところが、皆さんが見てもいるし聞いてもいるように、あのパウロが、手で作った物など神ではないと言って、エペソばかりか、ほとんどアジヤ全体にわたって、大ぜいの人々を説き伏せ、迷わせているのです。
19:27これでは、私たちのこの仕事も信用を失う危険があるばかりか、大女神アルテミスの神殿も顧みられなくなり、全アジヤ、全世界の拝むこの大女神のご威光も地に落ちてしまいそうです。」
19:28そう聞いて、彼らは大いに怒り、「偉大なのはエペソ人のアルテミスだ。」と叫び始めた。
使徒の働き19章23−28節
++++++++++

ここで、エペソは、アルテミスの神殿のあるところでしたが、エペソにおいての伝道が素晴らしく進んだ為に、そのアルテミスを崇める者達が、大きな騒ぎを起こし、「偉大なのはエペソ人のアルテミスだ」と叫んだのです。

このことを、霊的な戦い、霊的な告白と見て、逆に、エペソで、「偉大なのは、イエスキリストだ」と叫ぶ集会がもたれたことがありますが、そこは、偶像崇拝が大きな力を持っている町でした。
以前にお話したガラテヤも、偶像崇拝のさかんなところでした。
パウロの行って活躍するところが、たまたま偶像に満ちたところなのか、それとも、異邦人伝道を旨とするパウロの行くところは、全て、どこにいっても、偶像の町で、偶像があるのが当たり前なのか分かりませんが、一つの事実として、そのような偶像に満ちたところで、パウロは福音をかたり、多くの方が信じた。
これが、私たちの知らなければならない事実です。

日本の宣教は難しいと聞くことがあります。そして、それは、日本が偶像崇拝の盛んなところだからと、まことしやかに言われます。
しかし、本当にそうでしょうか?
パウロの宣教地は、みんな偶像に満ちたところでした。
しかし、そこにおいて、パウロが福音を述べ伝えていくと、多くの人々がイエス様を信じたのです。
私たちは、この事実に目をむけ、この事を信じましょう。
そして、この日本でも同じことがおこると信じましょう。
なぜなら、イエス様は、昨日も今日も変わらない方だからです。

++++++++++
イエス・キリストは、きのうもきょうも、いつまでも、同じです。
ヘブル人への手紙13章8節
++++++++++

イエス様は、この日本でも素晴らしい事をしてくださる。
これが、本当のことです。ですから、この日本がああだからこうだから、とそのような事を信じるのをやめましょう。
それは、何の価値もありません。

そして、この日本で、大胆に、言いましょう。

イエスキリスト以外に救いの名はありません。

++++++++++
この方以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです。」
使徒の働き4章12節
++++++++++

さて、エペソ人への手紙にもどりますが、
今回は、「悪魔の策略に立ち向かう」と題しまして御言葉をみております。

まず、悪魔の策略とはなんでしょう。
悪魔は何をしようとするのでしょう。

その事を知る上で、やはり重要なのは、創世記の3章、アダムとエバを悪魔である蛇が誘惑するところです。
このところで、悪魔がしたことは何だったでしょう。

まず、あくまは、神様の事を疑わせ、神様に逆らわせ、そして、人間を神様から引きはなしてしまいました。
次に、そのことによって、人は、人同士で争うようになりました。

このことは、悪魔が常に目的としていることです。

悪魔は私たちを、滅ぼすためにやってきます。
しかし、私たちの何を滅ぼそうとしていますか?

ヨブ記の中で、悪魔の目的がなにだったか思い出して見ましょう。

++++++++++
10あなたは彼と、その家とそのすべての持ち物との回りに、垣を巡らしたではありませんか。あなたが彼の手のわざを祝福されたので、彼の家畜は地にふえ広がっています。
11しかし、あなたの手を伸べ、彼のすべての持ち物を打ってください。彼はきっと、あなたに向かってのろうに違いありません。」
ヨブ記1章
++++++++++

ここで、悪魔の目的は、ヨブに、神様をのろわせることだとわかります。
つまり、ヨブと神様の関係をこわそうとしているのです。

悪魔は、ヨブから家畜や、持ち物や、家族まで奪いました。
しかし、それが最終的には滅びではありませんでした。
ヨブと神様との関係こそが重要だったのです。

そして、悪魔による試みが終わった時、神様は、いままでの倍をヨブにお与えになりました。

いいですか?悪魔が一番奪いたいのはなにか、それは、あなたと神様の関係あなたの信仰です。
そして、それが破壊されると何が起るのか、人と人との関係も壊れてしまいます。

ですから、私たちは、祈り、聖書を読み、神様との関係を大切にしなければならないのです。

何かの集会にでて、ああ、神様がわかったなんていっていても、ちゃんと聖書を読んでないと、あっという間に忘れてしまって、悪魔がやってきたときに、信仰を奪われてしまいます。
毎日、祈り、聖書を読みましょう。それは、あなたと神さまとの関係をきずくため、そして、それこそが、最大の霊的な戦いなのです。
だから、聖書を読むことがしんどい、祈ることがしんどいという事があっても当たり前です。それは、戦いだからです。この戦いに主にあって勝利しましょう。

パウロはここで、神の武具について説明しています。

まず、真理の帯から始まります。
私達にとって真理とはなんですか?道であり真理であり、命であると言われたキリストですね。
真理とはイエス様ご自身です。
神の子であるイエス様と一つとなっていること、しっかりと一つとなっていることから、この全ては始まります。
パウロは、一番大切なこととして、コリント人への手紙でこうかいています。

++++++++++
私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、
コリント人への手紙第一15章3節
++++++++++

これが、もっとも大切なこと、私たちの救いの為にイエスさまが成し遂げて下さったこと、これらのことを成されたイエス様こそ、真理であり、神の言葉である方です。

真理の帯
正義の胸当て
平和の福音の備え
信仰の大盾
救いのかぶと
御霊の与える剣である、神のことば
すべての祈りと願い御霊によって祈る

真理の帯の次は正義の胸当てです。
これは、私たちの、心を守るものです。敵が私たちの罪を責める時、私たちの義はキリストであると宣言しましょう。

福音の備え、これは、私たちの歩みを守ります。
わたしたちが、福音をもって、歩む時、私たちと神様との関係は守られます。
また、福音をもって、行こうとする時、私たちの行いは正されます。

信仰の大楯、これは、私たちの信仰が、私たちを大きく守る事を教えています。
悪いものの攻撃から、私たちの信仰は私たちを守るのです。

救いのかぶと、これは、私たちの思いを守ります。
私たちが救われた神の子だというそのこと、それが、私たちのところにサタンのもたらす様々な誘惑から私たちを守るのです。

そして、御霊の剣、御言葉、最後は、様々ないのり、御霊によって、祈ること。

ここで、この武器が、真理であるイエス様から始まり、御言葉と祈りで終わっていることがわかります。

私たちは、霊の戦いの為に、悪魔の邪悪な攻撃に対抗する為に祈りましょう。

その悪魔の攻撃の目的は何ですか?
それは、私たちと神様との関係を破壊し、ひととひととの関係を破壊することです。

ですから、聖書の中で、最も大切な教えは、神を愛し隣人を愛することだとイエス様も言われたのです。
また、イエス様は、ヨハネの福音書の中で、何度も、新しい戒めとして、このことを言われました。

++++++++++
あなたがたに新しい戒めを与えましょう。あなたがたは互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、そのように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。
ヨハネの福音書13章34節
++++++++++

いいですか?
これが、新しい戒めです。
イエス様は、この小さいものにしたことは、私にしたのだといわれました。
つまり、互いに愛し合うことは、イエス様を愛することでもあるのです。

そして、これが、悪魔の働きを滅ぼすことになるのです。
悪魔は、このことをじゃましようとします。

しかし、その邪悪な悪魔の働きに対して、対抗するために、神の武具を身に着けましょう。
聖書を読み祈りましょう。

お祈りします。

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。



////////////////////////////////////////////////////////////////


INDEX
TOP