礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20050821
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平和の神
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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---祈り---

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は聖なる方、全能なる方、平和の君です。
この方を覚えて、御言葉を聞いてまいりましょう。

では、早速ですが、聖書箇所をお読み頂きたいと思います。

聖書箇所は、
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聖書箇所:ローマ人への手紙16章17-20節
新改Up289新改Vp315口語p254新共p298
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です。

では、司会者お願いします。

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16:17兄弟たち。私はあなたがたに願います。あなたがたの学んだ教えにそむいて、分裂とつまずきを引き起こす人たちを警戒してください。彼らから遠ざかりなさい。
16:18そういう人たちは、私たちの主キリストに仕えないで、自分の欲に仕えているのです。彼らは、なめらかなことば、へつらいのことばをもって純朴な人たちの心をだましているのです。
16:19あなたがたの従順はすべての人に知られているので、私はあなたがたのことを喜んでいます。しかし、私は、あなたがたが善にはさとく、悪にはうとくあってほしい、と望んでいます。
16:20平和の神は、すみやかに、あなたがたの足でサタンを踏み砕いてくださいます。どうか、私たちの主イエスの恵みが、あなたがたとともにありますように。
ローマ人への手紙16章17-20節
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では、続きまして、主題聖句の暗唱をお願いします。

<あんしょう>

では、皆さんで言いましょう。


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主題聖句:
平和の神は、すみやかに、あなたがたの足でサタンを踏み砕いてくださいます。
ローマ人への手紙16章20節
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では、このところから、平和の神と題しまして、聖書の言葉を共に見て行きたいと思います。

さて、先週は、家内の実家のある鹿児島に向けて、15日の夜に出発しました。
20日にこちらに到着するまでの全てを、主が守ってくださいました。
皆さんお祈りありがとうございます。

途中、久留米にいる、家内の妹の家に行き、そのとき、久留米の教会も見せて戴きました。
田中先生は、いつも、私たちの教会の為に祈って下さっておられます。
私たちも、この久留米シャロームチャーチの為にお祈りしましょう。

久留米シャローム・チャーチ
http://www.cityc.net/image/photo20050821001.jpg


そして、鹿児島、最後は、フェリーで帰って来ました。

いつも、鹿児島に行く時、一つ楽しみなのは、桜島を見ることです。
桜島
http://www.cityc.net/image/photo20050821002.jpg



わが胸のもゆる思ひにくらぶれば煙はうすしさくらじま山

という詩がありまして、私は、長いこと間違えていたのですが、
鹿児島に行くと、西郷隆盛のえと、桜島の絵といっしょにこの言葉が書いてありまして、
それで、西郷隆盛の詩だと思っていたのです。

随分恥ずかしいのですが、この詩は、平野国臣と言う方の詩です。

この方は、1828年に福岡の藩士の次男として生まれ、1864年に36歳でなくなっておられる方で、尊皇攘夷の草分け的な存在です。

西郷隆盛が、京都清水寺成就院の住職を勤めていた月照をかくまって最後、入水自殺を図った際もそこに居合わせたといわれる人物です。
そのとき、薩摩までこの住職を案内したのが平野国臣で、彼らの入水に気付いた平野らは、助けようとするのですが、西郷は生き残り、月照は死んでしまいます。
わたしは、この方よりすでに、長生きしてしまったのですが、この方の読んだ、詩を思いながら、桜島を見て、自分の思いはどれほどだろうかといつも思わされます。

もちろん、私の思いなど、そのような先人たちに及ばないかも知れないけれども、私たちのうちには、それ以上の思いでこの日本を愛しておられるキリストが生きておられます。
私たちの愛は小さくても、キリストは、それ以上のはるかに大きな愛を私達にそそぎ、そして、この地を愛しておられます。

今回の御言葉は、平和ということがテーマですが、この平和も、究極的には愛がなければ、成り立ちません。

平和、それは、英語でピース
ラテン語でパックス
ギリシャ語でエイレーネ
ヘブル語でシャローム
といわれます。
この中で、知っているのがありますか?

シャロームは、平和とも平安ともいわれる言葉で、ユダヤでは、これは、挨拶の言葉でもあります。
癒しの祈りのときに、エイレーネと祈ることがあります。
平安があるようにと言うことです。

パックスは聞いたことがありますか?

歴史の中で、パックスロマーナという言葉が使われます。
これは、ローマの支配による平和ということですが、ローマの強大な軍事力により、支配された平和を意味します。
それは、平安とは遠いものかも知れません。

最近では、パックスアメリカーナとも言われます。
これは、ローマをアメリカに置き換えたものです。
つまり、アメリカの軍事力を背景とした平和。
それも、平安とは程遠いかも知れません。

しかし、聖書の教える平和ヘブル語でシャロームと言われる平和は、平和であり、平安である平和です。
それは、いったいどのような平和でしょうか?

この平和は、まず、神との平和から始まる平和です。

パックスアメリカーナの話が出ましたが、結局のところ、人と人とが争うのは、神様との関係に問題があるからです。

ヤコブの手紙の4章1節にこう書いてあります。

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1何が原因で、あなたがたの間に戦いや争いがあるのでしょう。あなたがたのからだの中で戦う欲望が原因ではありませんか。
2あなたがたは、ほしがっても自分のものにならないと、人殺しをするのです。うらやんでも手に入れることができないと、争ったり、戦ったりするのです。あなたがたのものにならないのは、あなたがたが願わないからです。
3願っても受けられないのは、自分の快楽のために使おうとして、悪い動機で願うからです。
4貞操のない人たち。世を愛することは神に敵することであることがわからないのですか。世の友となりたいと思ったら、その人は自分を神の敵としているのです。
ヤコブの手紙4章1-4節
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私たちは、欲しがっても手に入らないと争うのだと書いてあります。
しかし、手に入らないのはなぜか、それは、神様に求めないから、求めても得ないのは悪い動機で求めるからと書いてあります。

厳しいことが書かれているようかも知れませんが、しかし、ここに私たちと神様との関係を調べる一つの秤があります。

私たちは、十戒の最後で、人のものを欲しがるなと言われています。

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すべてあなたの隣人のものを、欲しがってはならない。」
出エジプト20章17節
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この様なことは、自分だけの問題として考えるなら、我慢するとかそういうことしかない事柄です。

でも、これを、本当の意味で実現するのはなんでしょうか?

それは、レビ記の御言葉

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あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい。
レビ記19章18節
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です。

わたし達が、愛によって、歩むなら、律法は全うされるのです。

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愛は隣人に対して害を与えません。それゆえ、愛は律法を全うします。
ローマ人への手紙13章10節
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ここまで来て、平和について振り返ってみましょう。
今回の御言葉は、こうです。

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平和の神は、すみやかに、あなたがたの足でサタンを踏み砕いてくださいます。
ローマ人への手紙16章20節
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平和の神は、わたしたちの足でサタンを踏み砕かれる。

これは、霊的な戦いをも意味しているといえます。

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ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。
ヤコブの手紙4章7節
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しかし、サタンとの戦いにおける究極の武器、それは、悪魔よ出て行けと命じることではありません。
平和の神はすみやかに、私たちの足でサタンを踏み砕かれます。
ここで、私たちは知らなければなりません。
私たちの主は、平和の神です。
そして、私たちと平和の神の間に平和があるなら、私たちは、この足で速やかにサタンを踏み砕くのです。

では、その平和はどうしたら、得られますか?それは、神との信頼関係、愛の関係です。

それを私たちが築くには、聖書を読み、祈るのです。

サタンの目的はなんですか?それは、私たちを、神様と争わせ、周りの人たちと争わせて滅ぼすことです。

イエス様は、平和をつくる者について、こういわれました。

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平和をつくる者は幸いです。その人は神の子どもと呼ばれるからです。
マタイの福音書5章9節
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サタンを砕く、それは、そのところに平和を作ることです。
そして、平和を作るために必要なもの、それは、神を愛し隣人を愛する愛です。

私たちは、この愛によって、平和をつくりだし、悪魔の働きを打ち砕いていくのです。

イエス様はこうも言われました。

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もしあなたがたの互いの間に愛があるなら、それによって、あなたがたがわたしの弟子であることを、すべての人が認めるのです。」
ヨハネの福音書13章35節
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兄弟げんか、親子喧嘩、夫婦喧嘩、民族の争い、そして国の戦争

全て、それは、サタンの働きから始まります。
しかし、それを打ち砕くのは、神を愛し隣人を愛する愛です。

この、神様の愛が、私たちを通して表され、そして、私たちが、平和を作るものとなるように、お祈りしましょう。





[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(多発するテロからの守りがあるように。)
・列車事故の犠牲になった方々その関係者の為に。原因究明と再発の防止の為に。
(台風、地震、津波で被災された方々のため)
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。
・夏のキャンプの為に。子どもたちが主を知るものとされるように。全てが守られるように。




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