礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20050807
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恵みの中の人生
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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---祈り---

聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、恵みによって私たちを召し、また、恵みによっていまもここにいてくださる方です。
この恵みの中で、御言葉を聞いてまいりましょう。

さて、パウロ書簡の最初の、ローマ人への手紙を先週から見ていますが、このローマ人への手紙は、キリスト教における、根幹となる大変重要な事柄が書かれているところです。
是非、皆さん読んでくださって、イエス様のなして下さった御業がどれほど偉大で素晴らしいかを、共に分かち合いたいと思います。

通読箇所は、新約聖書は、このローマ人への手紙。そして、旧約聖書は詩篇です。
どちらも、本当に大切なところですので、じっくりと味わっていただければと思います。

クイズは、簡単にしてありますが、答えを探してみてください。

皆さん聖書を読みましょう。

では、今週の聖書箇所に戻りたいと思います。
今週の聖書箇所は、ローマ人への手紙6章4-14節
新改Up272新改Vp297口語p240新共p281

司会者お願いします。

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6:4私たちは、キリストの死にあずかるバプテスマによって、キリストとともに葬られたのです。それは、キリストが御父の栄光によって死者の中からよみがえられたように、私たちも、いのちにあって新しい歩みをするためです。
273
6:5もし私たちが、キリストにつぎ合わされて、キリストの死と同じようになっているのなら、必ずキリストの復活とも同じようになるからです。
6:6私たちの古い人がキリストとともに十字架につけられたのは、罪のからだが滅びて、私たちがもはやこれからは罪の奴隷でなくなるためであることを、私たちは知っています。
6:7死んでしまった者は、罪から解放されているのです。
6:8もし私たちがキリストとともに死んだのであれば、キリストとともに生きることにもなる、と信じます。
6:9キリストは死者の中からよみがえって、もはや死ぬことはなく、死はもはやキリストを支配しないことを、私たちは知っています。
6:10なぜなら、キリストが死なれたのは、ただ一度罪に対して死なれたのであり、キリストが生きておられるのは、神に対して生きておられるのだからです。
6:11このように、あなたがたも、自分は罪に対しては死んだ者であり、神に対してはキリスト・イエスにあって生きた者だと、思いなさい。
6:12ですから、あなたがたの死ぬべきからだを罪の支配にゆだねて、その情欲に従ってはいけません。
6:13また、あなたがたの手足を不義の器として罪にささげてはいけません。むしろ、死者の中から生かされた者として、あなたがた自身とその手足を義の器として神にささげなさい。
6:14というのは、罪はあなたがたを支配することがないからです。なぜなら、あなたがたは律法の下にはなく、恵みの下にあるからです。
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はいありがとうございます。
では、続きまして、主題聖句の暗唱を、教会学校の皆さんでお願いします。

<あんしょう>

では、皆さんでいいましょう。

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主題聖句:
というのは、罪はあなたがたを支配することがないからです。なぜなら、あなたがたは律法の下にはなく、恵みの下にあるからです。
ローマ人への手紙6章14節
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では、このところから、
恵みの中の人生
と題しまして、共に、御言葉を開いていきたいと思います。

さて、金曜日は、カリスチャペルの方と一緒に関西空港までハワイからのチームを迎えに行きました。
ご存知の方もおられると思いますが、ショーンやブランドンに会うことが出来ました。
いよいよ明日から始まるJstyleの為の来日です。今年は、初日しか参加できませんが、素晴らしいキャンプになるようお祈りしています。
また、明後日からは、CSKキャンプが始まります。こちらも素晴らしいキャンプになるようにお祈りしています。
どうぞ、この両方のキャンプの為にお祈り下さい。

ところで、先週は、お休みが多かったので、今週、もう一度、私たちの教会のサマーキャンプの写真を出します。
キャンプの写真集を受付においていますので、お持ち帰り下さい。
また、キャンプの写真の一覧に名前を書いてくだされば、その分をもう少し大きく印刷します。

このキャンプも、皆さんのお祈りとご協力の中、本当に素晴らしいキャンプとなりました。
地域の子ども達の為のこの働きを続けていくことが出来るよう。その為にもお祈り下さい。

では、御言葉に戻りたいと思います。

恵みの中の人生とタイトルをつけましたが、恵みとは何かそして、私たちが恵みの中を生きるとはどういうことか、共に御言葉から聞いて行きたいと思います。

今回の主題聖句は、次の事を教えています。

罪が私たちを支配しない。
私たちが律法の下にはいない
私たちは恵みの下にいる

これは、イエス様の十字架の結果、私たちがどうなったかと言うことを教えています。

まず、罪が私たちを支配しなくなりました。

ところで、罪とは何でしょうか?
それは、律法に違反することでしょうか?
たしかに御言葉はこう言います

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罪を犯している者はみな、不法を行なっているのです。罪とは律法に逆らうことなのです。
ヨハネの手紙第一3章4節
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律法は確かに私たちを罪に定めます。
しかし、律法が無いところや、無かったときには罪は無かったのでしょうか?

ローマ人への手紙5章13節にこう書いてあります。

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というのは、律法が与えられるまでの時期にも罪は世にあったからです。しかし罪は、何かの律法がなければ、認められないものです。
ローマ人への手紙5章13節
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ここで、律法の与えられる前から罪のあったことが分かります。
それは、当然のことです。なぜなら、人類最初の罪は、アダムとエバにさかのぼるからです。

皆さんがご存知のように、創世記の3章にアダムとエバが、蛇に騙されるところが書かれています。
その前に、神様がお与えになった戒めを見て見ましょう。

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16神である主は、人に命じて仰せられた。「あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。
17しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるその時、あなたは必ず死ぬ。」
創世記2章16-17節
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ここで、神様がお与えになった戒めは、善悪の知識の木からは取って食べるなというものでした。
ところが、ヘビの姿で現れたサタンに騙された二人は、最初にエバ、そしてアダムと、順に、この実を取って食べたのです。

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そこで女が見ると、その木は、まことに食べるのに良く、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかった。それで女はその実を取って食べ、いっしょにいた夫にも与えたので、夫も食べた。
創世記3章6節
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そして、それ以降、人類は次々と罪を犯します。
この事件の直ぐ後に書かれているのが、カインによる、アベルの殺害という事件です。
それは、ひどい罪だと人々は言うかも知れません。しかし、その罪の始まりは、その前の、アダムとエバが神様の戒めを破ったことに始まるのです。
人は、そのとき、神様からの独立を宣言したのです。
そして、自分の自我によって、生きる道を選んだのです。
いや、そこまで人は考えていなかったかも知れません。しかし、現に人は、死と罪の支配する世界に入ってしまったのです。

独立という言葉は、素晴らしく聞こえるかもしれません。
独立と言う言葉は、小さくは、親離れと言う事をも意味します。
親から独立する。それは、一個の人格として大切なことでしょう。
しかし、それが、親との関係を断ち切る為であるなら、神様の本来の目的からはずれます。

なぜでしょう。それは、私たち人は、互いに愛し合うために作られたからです。
これが、人類の創造の目的です。
私たちは、神を愛し、互いに愛し合うために造られたのです。

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わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。
ヨハネの福音書15章12節
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勿論、親と子の関係も様々で、続ける事の出来ない関係もあるかも知れません。
しかし、ただ、自分の好き放題したいがために、親から離れることは、真の独立ではありません。

その例をイエス様はたとえで語られました。それが、放蕩息子の例えと言われるお話です。

ルカの福音書の15章に書かれています。

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11またこう話された。「ある人に息子がふたりあった。
12弟が父に、『おとうさん。私に財産の分け前を下さい。』と言った。それで父は、身代をふたりに分けてやった。
13それから、幾日もたたぬうちに、弟は、何もかもまとめて遠い国に旅立った。そして、そこで放蕩して湯水のように財産を使ってしまった。
ルカの福音書15章11-13節
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ここで、弟は、出て行って好きなことして、持っていたものを使い果たし、どうにもならなくなり、戻ってくるのですが、こんなことが独立なのではありません。
これは、ただのわがままです。そして、本当におろかなことです。

今の若い世代を見ていると、かれらの言う、自由が、そういうものであるように思えて仕方がありません。
今の世の中、将来への夢や希望を持ちにくい世界かもしれません。
しかし、そうだから、好きなようにして良いわけではありません。

アダムとエバは、神様からの独立を考えました。しかし、それは、この放蕩息子と同じ、ただのおろかでわがままな行いだったのです。
そして、そのようにして、神様との関係を切り離すこと。これこそが罪でした。
そこから、全ての罪がスタートします。

お話をもどしますが、律法の定められる前から、罪はありました。
そして、律法を持たない人も、罪はあったのです。

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律法なしに罪を犯した者はすべて、律法なしに滅び、律法の下にあって罪を犯した者はすべて、律法によってさばかれます。
ローマ人への手紙2章12節
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しかし、律法は、罪を明確にするために与えられました。

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というのは、律法が与えられるまでの時期にも罪は世にあったからです。しかし罪は、何かの律法がなければ、認められないものです。
ローマ人への手紙5章13節

なぜなら、律法を行なうことによっては、だれひとり神の前に義と認められないからです。律法によっては、かえって罪の意識が生じるのです。
ローマ人への手紙3章20節
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ここで、律法は、罪を明確にするものです。

そして、その律法の前で、私たちが正しくあろうとするなら、律法の全てを守り行わなければなりません。
しかし、そのことが不可能である事を、御言葉はかたり、また、旧約聖書にある、イスラエルの歴史が証明しています。

聖書は、律法を守るなら祝福すると言う、神様の約束を記しています。

しかし、私たちが、神様から独立したうえで、自分の権利を主張する為に、律法を守ろうとするなら、それは、本当におろかなことです。

私たちは、神様と取引をすることは出来ません。なぜなら、初めから、私たちの存在そのものが、自分自身ではなく、神様によるのだからです。

神様は、私たちを造り、私たちを愛し、罪の中にいた私たちのために、イエス様を与えてくださいました。
これが福音です。
イエス様のなして下さった十字架での身代わりの死それは、一方的に与えられた恵みです。
そしてまた、それを信じるとき、私たちの全ての罪は赦され、律法とは別に、恵みによって義とされるのです。

それは、神様との関係によることです。
神様は、私たちのためにこのことをしてくださいました。

そして、いま、私たちは、恵みの中にいかされているのです。

律法によって、生きることと恵みによって生きることの違いを良く考えてください。
私たちは、神様から離れた時から、何とかして自分の力で生きていこうとしてきました。

しかし、神様は、私のところにきなさいと呼びかけておられます。

この神様の元に戻る時、私たちは、神様の愛をしり、恵みの中に生きるという事を知るのです。


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空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。
マタイの福音書6章26節
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この御言葉を聞いて、どう感じますか?

もし、あなたが、そんなこと言ってもといわれるなら、神様はあなたにもっと、恵みを知って欲しいと思っておられます。

聖書を読み、祈りましょう。
神様の愛を知るために、聖書を読み祈りましょう。

この御言葉にアーメンと答え、本当に、あなたを養い導かれる神様と共に歩ませて戴きましょう。
私たちは、恵みの下にいるのです。

では、お祈りしましょう。

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(多発するテロからの守りがあるように。)
・列車事故の犠牲になった方々その関係者の為に。原因究明と再発の防止の為に。
(台風、地震、津波で被災された方々のため)
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。
・夏のキャンプの為に。子どもたちが主を知るものとされるように。全てが守られるように。




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