礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20050710
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御霊の導き
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23:1主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。
23:2主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。
23:3主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます。
23:4たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。
23:5私の敵の前で、あなたは私のために食事をととのえ、私の頭に油をそそいでくださいます。私の杯は、あふれています。
23:6まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追って来るでしょう。私は、いつまでも、主の家に住まいましょう。
詩篇23篇
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---祈り---

みなさんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、聖霊様によって、今もここに臨在され、
私達に触れ、慰め、励まし、癒し、解放し、そして、共にいて導いてくださる方です。
この方を崇めつつ、主の御言葉を聞いてまいりましょう。

ロンドンではアルカイダの犯行によるといわれるテロがあり、多くの方々が命を落とされました。
サミットの開催であり、警備が強化されていたはずのロンドンで起ったこの事件、被害を受けた方とその周りの方々の為に祈りたいと思います。
また、一方この日本では、さまざまな凶悪犯罪が続きます。この枚方におきましても、子どもたちに対する犯罪が続いています。
主の守りがあるようにお祈りください。
これらの事を、しばらく共に祈りましょう。

---祈り---

さて、そのような、何があってもおかしくない時代を私たちは生きています。
そのような時、私たちは、どのように歩んでいけばよいのでしょうか?
その一つの答えが、今回のお話にはあります。

ところで、今週の聖書箇所は、
旧約聖書がエズラからネヘミヤです。
ネヘミヤは最初どんな仕事をしていたでしょう。
と、週報に書いています。
実は、今回から、バイブルQと題しまして、聖書クイズを載せることにしました。
今の所、賞品があるとかそういうわけではありませんが、是非、答えを探して頂きたいと思います。
皆さん、聖書を読んで、クイズに答えましょう。

ネヘミヤは、神殿改修の為に、バビロンから派遣された総督として、この仕事を進めました。
そこにおいては様々な問題がありましたが、それらを、ひとつひとつ乗り越えて、エルサレムが整えられていくその様子が描かれています。

そして、新約聖書が使徒の働き15から18章のところになります。
パウロの世界宣教が、いよいよ、アテネへコリントへと拡大していく有様が描かれています。

皆さん聖書を読みましょう。

では、お話をもどします。
本日の聖書箇所は、使徒の働き16章6-18節のところです。
まず、司会者お読み下さい。

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聖書箇所のテキスト
16:6それから彼らは、アジヤでみことばを語ることを聖霊によって禁じられたので、フルギヤ・ガラテヤの地方を通った。
16:7こうしてムシヤに面した所に来たとき、ビテニヤのほうに行こうとしたが、イエスの御霊がそれをお許しにならなかった。
16:8それでムシヤを通って、トロアスに下った。
16:9ある夜、パウロは幻を見た。ひとりのマケドニヤ人が彼の前に立って、「マケドニヤに渡って来て、私たちを助けてください。」と懇願するのであった。
16:10パウロがこの幻を見たとき、私たちはただちにマケドニヤに出かけることにした。神が私たちを招いて、彼らに福音を宣べさせるのだ、と確信したからである。
16:11そこで、私たちはトロアスから船に乗り、サモトラケに直航して、翌日ネアポリスに着いた。
16:12それからピリピに行ったが、ここはマケドニヤのこの地方第一の町で、植民都市であった。私たちはこの町に幾日か滞在した。
16:13安息日に、私たちは町の門を出て、祈り場があると思われた川岸に行き、そこに腰をおろして、集まった女たちに話した。
16:14テアテラ市の紫布の商人で、神を敬う、ルデヤという女が聞いていたが、主は彼女の心を開いて、パウロの語る事に心を留めるようにされた。
16:15そして、彼女も、またその家族もバプテスマを受けたとき、彼女は、「私を主に忠実な者とお思いでしたら、どうか、私の家に来てお泊まりください。」と言って頼み、強いてそうさせた。
16:16私たちが祈り場に行く途中、占いの霊につかれた若い女奴隷に出会った。この女は占いをして、主人たちに多くの利益を得させている者であった。
16:17彼女はパウロと私たちのあとについて来て、「この人たちは、いと高き神のしもべたちで、救いの道をあなたがたに宣べ伝えている人たちです。」と叫び続けた。
16:18幾日もこんなことをするので、困り果てたパウロは、振り返ってその霊に、「イエス・キリストの御名によって命じる。この女から出て行け。」と言った。すると即座に、霊は出て行った。
使徒の働き16章6-18節
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ありがとうございます。
では、続いて、主題聖句の暗唱を、教会学校の皆さんでおねがいします。

<あんしょう>

では、皆さんで言いましょう。

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主題聖句:困り果てたパウロは、振り返ってその霊に、「イエス・キリストの御名によって命じる。この女から出て行け。」と言った。すると即座に、霊は出て行った。
使徒の働き16章18節
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では、このところから
御霊の導き
と題しまして、聖書を共に開いてまいりたいと思います。

このところは、パウロの宣教においての出来事です。
以前にも地図を見たことがありますが、
これが、パウロの宣教の地図です。
この地図のタイトルは、聖パウロの第一次、第二次伝道旅行という地図です。
<地図1>
http://www.cityc.net/image/map20050710.jpg


この赤い線が第一次伝道旅行
この黒い線が第二次伝道旅行
ということで、今の聖書の箇所は、トロアスとか出てきますので、第二次伝道旅行の出来事だとわかります。
さて、この地図を少したどってみましょう。
彼らは、御霊の導きの中、
アジヤでの働きをやめて、フルギヤ・ガラテヤ、ムシヤに面したところまでいき
そこで、ビテニヤに行く事をやめて、
ムシヤからトロアス、そこで、マケドニヤ人の幻を見て、
マケドニヤに向かう為、トロアスからサモトラケ、ネアポリスと進んでいきました。
そして、このことは、パウロの宣教がというより、キリスト教が、ヨーロッパに広がった最初であったのです。
ここから、キリスト教は、大きく世界に広がっていきます。
そのスタートにおいて、聖霊様は、アジヤでの働き、また、北のほうに向かおうとしたパウロたちの歩みをおゆるしにならず、マケドニアに向かわせられたのです。
このことにより、御言葉は、世界に広がり、そして、私たちにも伝わってきました。
第一次伝道旅行との違いが、この地図をみてもわかると思うのですが、大変な広がりです。
ところで、ここで、パウロが見た、マケドニア人の幻ですが、そのところを見てみましょう。

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ある夜、パウロは幻を見た。ひとりのマケドニヤ人が彼の前に立って、「マケドニヤに渡って来て、私たちを助けてください。」と懇願するのであった。
使徒の働き16章9節
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この幻の中のマケドニヤ人は、パウロに懇願しました、
「マケドニヤに渡って来て、私たちを助けてください。」
幻で見た人が、マケドニヤ人であったと分かったと言うことは、服装か何かに特徴があったのだなあと思うのですが、
とにかく、マケドニヤ人は、パウロに対して、懇願しました、私たちを助けてください。

パウロたちは何をしていましたか?
食糧援助でも、救急隊員でもありません。
それらは、大切な働きです。
しかし、ここでパウロがしていたのは、そういう働きではありません。

パウロたちは、イエス様がキリスト、すなわち救い主である事を述べ伝えていました。
そして、このイエス様を信じれば、救われる事を述べ伝えていました。
マケドニヤ人に必要だった助けとはなんでしょう。
それは、このパウロが述べ伝えていた、神様からの救いでした。

パウロは、神様からの救いを運んでいました。
それは、何からの助けですか?救いですか?
永遠の滅びからの救い、罪からの救いです。
人々を永遠の滅びから救う為の知らせをパウロは運んでいました。
日本語の聖書では、この知らせを福音といいますね。

パウロは、この知らせ、福音をマケドニヤに運ぼうとしました。

このマケドニヤ人の幻のところを読みながら、祈りました。
この日本を助けてください。
この日本の人々を助けてください。私たちの親族家族を助けてください。

そのなかで、誰か助けてくれる人を送ってくださいとの思いを持って祈りました。
そのとき、イエス様が、あなた方を置いているといわれました。
みなさん。皆さんは、何をもっていますか?

パウロの前にたった、幻の中のマケドニヤ人が、助けてくださいと懇願した。
それほど重要な救い、その救いとは、私たちの罪の為に十字架に死んで、蘇られたイエス様を信じるなら、罪赦されるという救いです。

クリスチャンと呼ばれる人は、この事を知っています。
そして、持っています。
この救いの言葉をもっています。

皆さん、この日本の人々が、地獄に行かないように、あなたの前に現れて懇願する。
私もそんな幻を見たことはありませんが、日本の99パーセントの人々はそのような状況にあります。
いいですか?99パーセントの日本人です。

日本の宣教はどこまで進んでいますか?
1パーセントです。
99パーセントはまだです。
と、聞くとどうですか?

あなたが本を読むとします。

どれくらい読みましたか?

いま、一パーセント読めました。
あと、99パーセントです。

と、聞いたら、まだまだこれからだと言うことではないですか?

アフリカに行った靴のセールスマンが、誰も靴をはかないところで、靴なんか売れないと考えるのでなく、誰も靴を履いていないのだから、いくらでも売れると考えたと言う、お話を聞いたことがありますが、今の日本は、1パーセントしか靴を履いていない状況ということでしょうか
だとすると、99パーセントの人々に、この靴を売ることができる。ま、乱暴なたとえですが、私たちは、まだ、始まったばかりの日本の宣教をしようとしているのです。

神様は、この日本の99パーセントの人々に、この良い知らせ、福音を知らせる為に、私たちを置かれました。
また、その働きの一役を担う為に、このシティーチャーチを立ててくださいました。

この事を、信じ、この御言葉を伝えるものとならせていただきましょう。

しかし、この福音を伝えるにあたって重要なことがあります。
このことは、単なる伝言ではありません。
これは、聖霊様の働きなのです。
ですから、聖霊様の助けなしにはできません。
これは、霊的な働きです。

なんどもいいますが、聖書で言う霊的とは、何かオカルト的なものではありません。

霊的とは何かが分かるために、御霊の賜物と御霊の実をみてみたいと思います。

まずは、御霊の実
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しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、
柔和、自制です。このようなものを禁ずる律法はありません。
ガラテヤ人への手紙5章22-23節
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そして、御霊の賜物です。
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8ある人には御霊によって知恵のことばが与えられ、ほかの人には同じ御霊にかなう知識のことばが与えられ、
9またある人には同じ御霊による信仰が与えられ、ある人には同一の御霊によって、いやしの賜物が与えられ、
10ある人には奇蹟を行なう力、ある人には預言、ある人には霊を見分ける力、ある人には異言、ある人には異言を解き明かす力が与えられています。
コリント人への手紙第一12章8-10節
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この御霊の賜物には、神様による、奇跡といえる事が書いてあります。
しかし、これらの奇跡以上に大切なのは、ご自身の御子おもお与えになった神の愛です。

この愛、この救いが、どんな奇跡にもまさる大変な出来事なのだと言う事を忘れないようにしましょう。

霊的な働きとは、神の愛に沿った働き、であり、神様の御心に沿った働きです。
しかし、その働きは、なにからはじまりますか?

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そのように、信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストについてのみことばによるのです。
ローマ人への手紙10章17節
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キリストについての神の御言葉によって、この信仰は始まります。
ですから、神の言葉を聴きましょう。そして、神の言葉を読みましょう。
聖書を読みましょう。
この聖書を読む時、あなたは、ほんとうに神様の御心をしり、神様の愛をしるものとされます。

でも、もし、あなたが、この事を信じておられないなら、大変なことです。
なぜなら、その行き着くところは、永遠の滅びだからです。
私たちは、この聖書が何を語っているのか、よく読み、そして、信じることが大切です。

さて、聖霊様はパウロたちを導いてヨーロッパにいかせました。
それによって、世界に福音は伝わりました。

さて、お話をもどしますが、主の導きによって、かれらは進み、そして、ピリピに行きました。そこで、彼らは、福音を伝えます。
ところが、一人の悪霊につかれた女が出てきます。彼女は、パウロたちに付きまとって、この人たちは

「この人たちは、いと高き神のしもべたちで、救いの道をあなたがたに宣べ伝えている人たちです。」

と、叫び続けます。
皆さん、ここで、2つ見ておきたいところがあります。
一つは、悪霊の働きはあるということです。
わたしたちは、神様がおられること、見えない世界がある事を、聖書から知っています。
しかし、同時に、悪霊の存在、悪魔の存在についても、はっきりと知っておかなければなりません。
そしてまた、私たちは、それが、正しいことに見えても、正しい言葉であっても、言っていいときと悪い時があるということです。
女の叫んだ言葉は、本当のことでした、しかし、それは、宣教の妨げだったのです。
女は、悪霊の働きでこの事をしていました。
しかし、全ての事を、私たちが、御霊の導きの中で行うなら、御霊は全てを益としてくださいます。

また、パウロたちは、このことのために、牢屋に入れられてしまいました。
ところが、彼らが祈り、賛美していると、地震がおこり、牢屋がひらいたのです。
この事件で、看守とその家族が信じました。

パウロたちにとってはどうでしょう。
この地に来て宣教をはじめ、その矢先、悪霊につかれた女が出てきて、自分たちのじゃまをした、挙句の果てに、牢屋にいれられて、もうここではだめだとおもうかもしれない。
でも、彼らは、賛美し祈りました。主は全てを益と替えてくださり、この牢屋の看守をも救われたのです。

あるときは聖霊様は自分の考えと違うこともされます。
しかし、そのことが聖霊様の導きであると、どうやってわかりますか?
不思議な導きもあります。
しかし、私たちにとって、その導きは、まず、聖書の御言葉です。
ですから、御言葉を読みましょう。
皆さん、聖書を読み、祈り、御霊によって、導かれ、この日本の救いの為に働かせて戴きましょう。
では、お祈りします。

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
・列車事故の犠牲になった方々その関係者の為に。原因究明と再発の防止の為に。
(台風、地震、津波で被災された方々のため)
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。
・夏のキャンプの為に。子どもたちが主を知るものとされるように。全てが守られるように。




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