ゆめとまぼろし

伝道師の
ビジョンと雑感



5月16日VIP関西の主催で「1%の壁を破る為にー開かれた教会を目指して」というタイトルのセミナーがあり、参加させていただきました。講師は、VIP京阪にも来られたことのある、三谷康人氏でした。いろいろな視点から行われた調査結果を元にされるお話は、大変説得力がありました。タイトルにもありますように、
「1パーセントの壁を破る為に」との事でしたが、この一パーセントの壁は、単に、日本のクリスチャン人口の増加の前の壁としてたちはだかっているだけでなく、
1パーセントである、教会に集う人々と、そうでない99パーセントの人々の間にあって、その交流を容易で無くしているという事が分かりました。
その中での方策と致しまして、人々との間に出来た断絶の壁を超えやすくする為に、人々の中に入っていく事や、時代と状況に即した新しい方法を行うことなどがありました。
二年前の9月から、日本のキリスト教会に起った新しい事として、365日の集会があります。勿論それぞれの教会で行っておられた所もあるかと思いますが、それが、世の終わりまで続ける事を考慮しての集会、そして、礼拝の為だけでなく、はっきりと伝道を目標になされたものは、大川先生の所と、JTJ宣教神学校で行われている伝道集会の二つだけかと思います。しかし、私たちの目指す、365日24時間礼拝などは正にそれです。
主は、私達に、今の時代の人々に福音を述べ伝える方法として、このことをビジョンとして、与えて下さいました。
しかし、主がどんなビジョンを与えて下さったとしても、その教会を支える一人一人が、今の時代の暗闇の中で、地の塩、世の光として、本当に、輝いていないなら、何の意味もありません。お話の中でも、信徒教育の大切さを語っておられ、牧師が神様と信徒の間に入るのでなく、神様と信徒の関係を牧師は支え助けるのだという様な事を言われました。お一人お一人との神様との関係が、より、しっかりとしたものになる為に、何よりも大切なことは、共に祈り聖書を読むことです。
今一度、周りの人々の救いの為に、原点に立ち返り、祈りと御言葉を大切にしてまいりましょう。


INDEX
TOP