礼拝でのお話
テキスト版
画像がある場合は
クリックすると
表示されます
※携帯で表示できない
物もありますので
ご了承下さい
※今回画像ありません



−−−−−−−−−−
シティーチャーチ
メッセージ20050410
−−−−−−−−−−
聖霊の導きによって歩む
−−−−−−−−−−

++++++++++
23:1主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。
23:2主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。
23:3主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます。
23:4たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めで
す。
23:5私の敵の前で、あなたは私のために食事をととのえ、私の頭に油をそそいでくださいます。私の杯は、あふれています。
23:6まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追って来るでしょう。私は、いつまでも、主の家に住まいましょう。
詩篇23篇
++++++++++

---祈り---

皆さんおはようございます

聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は御霊によって、今日も語って下さる方。
そして、いま、ここにおられる方です。
この方を覚えつつ主のみことばを聴いてまいりましょう。

さて先日、6日7日と中学のPTA会長として、小学校、中学校の入学式に出席させていただきました。
幼稚園から、小学校へ、また、小学校から中学校へと、大きな節目にある子どもたちは、それぞれに、凛々しく見えました。

子どもたちの進学、進級を祝って、祈りの時を持ちたいと思います。

---祝福式---


今月出しました祈りのカードに、本来この事を書いているべきなのですが、書くのを忘れていました。
皆さん、お祈りに覚えていただければと思います。

さて、では、御言葉に戻りましょう。
本日の聖書箇所は、ルカの福音書12章1-12節です。
新改Up126新改Vp138口語p109新共p131
では、司会者御読み下さい。

++++++++++
12:1そうこうしている間に、おびただしい数の群衆が集まって来て、互いに足を踏み合うほどになった。イエスはまず弟子たちに対して、話しだされた。「パリサ
イ人のパン種に気をつけなさい。それは彼らの偽善のことです。
12:2おおいかぶされているもので、現わされないものはなく、隠されているもので、知られずに済むものはありません。
12:3ですから、あなたがたが暗やみで言ったことが、明るみで聞かれ、家の中でささやいたことが、屋上で言い広められます。
12:4そこで、わたしの友であるあなたがたに言います。からだを殺しても、あとはそれ以上何もできない人間たちを恐れてはいけません。
12:5恐れなければならない方を、あなたがたに教えてあげましょう。殺したあとで、ゲヘナに投げ込む権威を持っておられる方を恐れなさい。そうです。あなたが
たに言います。この方を恐れなさい。
12:6五羽の雀は二アサリオンで売っているでしょう。そんな雀の一羽でも、神の御前には忘れられてはいません。
12:7それどころか、あなたがたの頭の毛さえも、みな数えられています。恐れることはありません。あなたがたは、たくさんの雀よりもすぐれた者です。
12:8そこで、あなたがたに言います。だれでも、わたしを人の前で認める者は、人の子もまた、その人を神の御使いたちの前で認めます。
12:9しかし、わたしを人の前で知らないと言う者は、神の御使いたちの前で知らないと言われます。
12:10たとい、人の子をそしることばを使う者があっても、赦されます。しかし、聖霊をけがす者は赦されません。
12:11また、人々があなたがたを、会堂や役人や権力者などのところに連れて行ったとき、何をどう弁明しようか、何を言おうかと心配するには及びません。
12:12言うべきことは、そのときに聖霊が教えてくださるからです。」
ルカの福音書12章1-12節
++++++++++

はいありがとうございます。
では、続けて、主題聖句の暗唱を教会学校の皆さんお願いします。

あんしょう

ではみなさんでいいましょう。
++++++++++
主題聖句:
言うべきことは、そのときに聖霊が教えてくださるからです。
ルカの福音書12章12節
++++++++++
今日は、このところから、「聖霊の導きによって歩む」と題しまして、御言葉を聞いてまいりたいと思います。

さて、先週は、二人のパウロさんが、新聞をにぎわしました。
一人は、ヨハネ・パウロ二世といいます。
皆さん知っておられるでしょう。
カトリックの、法皇ですね。
日本時間で3日午前4時37分
現地の時間ですと、2日午後9時37分だったそうですが、天に召されました。
平和の為に尽力された法皇だったと思います。
学ばされるところの多い方でした。
すばらしく神様に用いられたかただと思います。

そして、もう一人は、パウロ永田という。八幡の一号線と木津川の交差するところにある、聖神中央教会の牧師ですね。
社会的にも大きな問題を起こして、彼は逮捕されてしまいました。
ワイドショーなどの取り上げ方は、ローマ法皇のことよりも、こちらのほうが大きかったかもしれません。
その教会は、カルトだとか、新興宗教だとか、いろいろな意見がありますが、ずっと以前に聞いたお話などからは普通に聖書のお話をしておられると感じましたが、
そのことからは、想像の出来ない出来事であり、
自分自身、襟を正していかなければならないと感じさせられ、また、信徒の方々はどうしておられるのだろうかと、そのことにも祈らされました。
裁きは神の宮から始まるといわれますが、この時代、神様が、教会を聖め、そして、この世をきよめようとしておられるのだと感じます。
この地域の教会の為に祈っていますが、牧師先生方の為にもお祈りしましょう。そして、私の為にもお祈り下さい。

これらのことで、先週は、いろいろな質問を受けました。
その中で多かったのは、カトリックは、キリスト教ですか?とか、カトリックとあなたのところはどう違うのですか?
問題を起こした教会は、あなたのところとどう違うのですか?
あれはキリスト教ですか?
といったものでした。

非常に、デリケートな質問でもあるのですが、しかし、カトリックはキリスト教ですか?の質問には、そうです。私たちと同じキリスト教です。とお話しました。
また、問題を起こした教会は、キリスト教会ですか?との質問には、以前にお話された内容などからは、同じ、キリスト教と考えられますが、しかし、最近語られ
た事などを聞いていますと、随分違うものになっていたように思います。
と答えました。

しかし、これらの事をお話していく上で、私たちにとって重要なことは何か。それは、聖書をどうとらえるかなのだと思わされました。
私たちが、本当に、聖書に聞き、聖書にしたがっていく時、私たちは、道を間違いそうになっても、その道は正されます。
そういう意味で、私たちの信仰の原点は聖書にあります。なにか他のもの。たとえば、夢や幻、そういうものに、自分の信仰の土台を築くことは出来ません。まし
てや、心理学的な教えや、オカルトの教え、最近はやりのダビンチコード、そんなものに土台をおくなら、大変なことになってしまうでしょう。
とくに、ダビンチコードなどは、実は、キリスト教のお話だといいながら、聖書があやまりのない神の言葉であるという、キリスト教信仰の根幹を否定するもので、
完全な異端の考えです。
初期のキリスト教の異端で、グノーシス主義という、異端がありました。これは、ギリシャ的な二元論の哲学と、キリスト教信仰をむりやりくっつけたもので、キ
リストの神聖を否定する教えですが、ちょっと難しい話ですね。
ようするに、聖書に従わない間違った教えだということですが、ダビンチコードなどは、実はその考え方に基づく内容のものです。ものみの塔や統一教会と同じく
らい、はっきりとキリスト教の異端なのだと知っておいて下さい。
お話がそれましたが、聖書にしたがっていく。そのとき、私たちの道は正されます。
今の時代、様々な間違った教えも出てきます。しかし、それらを判断するのは、聖書の言葉しかありません。
ですから、聖書通読キャンペーンです。聖書を読みましょう。

いまから、始めると、3ヶ月無料です。いや、いつでも聖書は無料で読めますね。御得です。
変な冗談で済みません。

今から始めると、士師記ですから、サムソンの話とか出てきて面白いですし、その後、ルツ、サムエルと旧約聖書は、非常にドラマチックな面白いところになりま
す。
是非お読み下さい。

どんどん脱線して、テーマに行きませんが、今回のテーマは、「聖霊の導きによって歩む」です。

学びの本として、お勧めしている「人生の疑問」という本があります。

ニッキーガンベルという方が書いた本で、アルファーコースという聖書の学びのテキストでもあります。

この本の中に、「神の導きとは」というセクションがあり、どのように神の導きを知るかということで、5つのことが書かれています。

それは、

1.聖書の命令
まずは、神様は聖書の言葉を通して語られます。
導きを求める時に、たとえば、殺してはならないと、聖書は明確に書いてありますね。
そのことに従う。そういうことです。

2.聖霊の強い促し
また、聖霊様の強い促し。
私たちは、その事を感じることがあります。

3.一般常識
また、一般的な常識。それは、聖書と違うと言われるかもしれませんが、王たち、リーダーたちを立てられたのが、神様である事をみとめ、聖書に反しない限り、
常識的な判断を考慮することが必要です。

4.クリスチャンの助言
また、クリスチャンの助言ということがあります。神様に忠実な方の助言は大切です。また、親や指導的な立場にある方々の助言があります。

5.状況
また、状況も考慮しなければなりません。
イエス様も塔を建てるとき、持っているお金で出来るかどうか考えないでしょうかというような事を言われました。

このような5つなのですが、この中の2番目に、聖霊の強いうながしとあります。
先ほど、幻や、預言に、自分の土台をおくなら大変だとのお話をしましたが、私たちが祈る時、聖霊様は確かに答えてくださいます。
あるときは、私たちの祈りに答えて、声が聞こえてくるとか、幻をみるとかそういうことがあります。
私も、なんどか、忘れられない語りかけがあります。
その一つは、イエス様を信じたときです。
21の時でした。就職して一年、何か面白くなくて、酒とタバコで気を紛らわしているような状況の時、肝臓をこわし、2ヶ月入院しました。
もう、お酒をやめないと、死にますよとドクターにいわれても、やめれません。そんなとき、人に誘われて、トータルの夏聖会に参加しました。
その集会の中で、主は私に「もういいよ」と語られました。それが、私には、タバコや酒を飲まなくていいといういみだと感じられました。
そして、次の日から、本当に、おさけとタバコがいらなくなったのです。
わたしは、イエス様を信じて、教会に行くようになりました。

主は、不思議な語りかけをしてくださるかたです。
しかし、私たちは、その語りかけを、本当に聖霊様によるものかどうか、吟味する必要があります。

イエス様は、聖霊様について、こうかたります。


++++++++++
その方は、真理の御霊です。世はその方を受け入れることができません。世はその方を見もせず、知りもしないからです。しかし、あなたがたはその方を知ってい
ます。その方はあなたがたとともに住み、あなたがたのうちにおられるからです。
ヨハネの福音書14章17節
++++++++++

++++++++++
しかし、その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導き入れます。御霊は自分から語るのではなく、聞くままを話し、また、やがて起こ
ろうとしていることをあなたがたに示すからです。
ヨハネの福音書16章13節
++++++++++

聖霊様は真理を語られます。
では、真理とはなんでしょう。
聖書の中で、真理とは、イエス様ですね。

++++++++++
イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。
ヨハネ14章6節
++++++++++

ですから、イエス様はこうも言われます。

++++++++++
わたしが父のもとから遣わす助け主、すなわち父から出る真理の御霊が来るとき、その御霊がわたしについてあかしします。
ヨハネの福音書15章26節
++++++++++

聖霊様は、確かに、イエス様を証するために働かれます。

しかし、聖霊様が語られるとき、わたしは、聖霊様が、わたしの中にある、聖書の言葉を用いて語られる場合が多いことを知りました。
私たちが、聖書の言葉を蓄えれば蓄えるほど、聖霊様は、より明確に聖書の言葉をもって語られます。

ですから、私たちは、聖書の言葉を蓄えるのです。
意味がわからないという方もあるかもしれません。
でも、意味がわからなくても、あなたが、御言葉を蓄えている時、必要なところで、聖霊様は、その御言葉について語り、また、その御言葉を用いて語らせてくだ
さいます。

ベニーヒンの証のなかで、一つ印象的だったのは、彼が、幼い頃、たくさんの聖書の言葉を、彼の学んだミッションスクールで覚えさせられていたことでした。
その多くは、覚えた時の彼にとっては、意味不明で、面白くないことだったようです。
しかし、彼が、聖霊様に満たされた時、聖霊様は、その彼の中に在った御言葉を用いて語り、またその御言葉について、教えてくださったそうです。
ですから、意味がわからないからと思うのでなく、聖書を読みましょう。
聖書の言葉は、あなたの霊、魂、心の食物です。
食事のとき、体調が悪いと、味がわから無い時があります。
しかし、味がわからなくても、あなたが食べるなら、その食物は、あなたの体の力となります。
ですから、意味がわからなくて味わえなくても、御言葉を読むとき、それは、あなたの霊、魂、心の力となるのです。
そして、それは、あなたの、霊魂心の調子をととのえ、御言葉を味わうことが出来るようにします。

また、聖霊様は、あなたに働いて、イエス様が言われたように、

++++++++++
言うべきことは、そのときに聖霊が教えてくださるからです。」
ルカの福音書12章12節
++++++++++

言うべき事を教えてくださいます。

不思議なのですが、聖書のことについて、誰かに質問を受ける時、時として、自分の今まで疑問に思っていたことに、ついて、質問を受け、その方に答える為に、
その場で、神まさに聞くと、今まで知らなかったことについて、語られることがあります。
聖霊様は、教えてくださる方です。

また、先ほどいいました、5つの方法そのすべてが、結局のところ、聖霊様による導きです。
そして、その根底、その土台は、神様の言葉です。
なぜなら、聖霊様は、真理であり、神の言葉であるイエス様をあかしする方だからです。

御霊に導かれて、とか、霊的にとかいうとき、オカルト的な事を考えてはなりません。
不思議や印が霊的だと考えることは危険なことです。
なによりも、まず、御言葉に導かれること、これが、霊的な事柄であると、私たちは覚えましょう。
聖書を読むこと。そして、その言葉を覚えることこそ、最高に霊的なことです。
主の御言葉をよみ、御霊に従って歩めるように、いま、共に祈りましょう。
また、祈りの課題も共に祈りましょう。


<祈りの課題>・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(台風、地震、津波で被災された方々のため)
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。




////////////////////////////////////////////////////////////////


INDEX
TOP