ゆめとまぼろし

伝道師の
ビジョンと雑感




<ゆめとまぼろし>伝道師のビジョンと雑感(修正版)
26日土曜日の夜十時から、夜回り先生といわれる、水谷修さんのドキュメンタリーがNHKの教育テレビでありました。一時間半の番組でしたが、講演会の時の感
動が伝わってきました。子供たちへの愛と、それが故の突出した働きは、涙なしでは見ることが出来ませんでした。(もし、見たい方は録画してあります。)1月に、
先生が枚方に来られた時に、引きこもりの増加と共に、異常凶悪犯罪が増えてきていると言われたのを聞いて、日本の子供たちを守って下さいと、切実に祈るよう
になりました。しかし、先月の14日、お隣の寝屋川で、大変痛ましい事件が起こりました。学校の先生が、安全の為に様々な対策が検討されているその学校で、
刺殺されたのです。しかも、その事件を起こしたのは、17歳の少年で、その学校の卒業生でした。亡くなられた鴨崎先生も、子供たちを愛し、そして、子供たちに
慕われた先生だったようです。それは、児童、保護者を含む1600人の人々が、20日に開かれた鴨崎先生との「お別れ会」に参加された事でも分かります。
私は、子供たちと、教育の現場におられる方々に主の守りがあるようにと祈るようになりました。教育の現場もゆれています。ゆとり教育が失敗だったかどうか、
その議論は他の方にお任せするとして、生きる力を付ける為のゆとり教育のはずが、ただ、やる事が減っただけのゆとり、そのゆとりで出来た時間を子供たちは、
テレビゲームなどでただ浪費しているのではないでしょうか?ある面、社会は、子供たちをそういう所に追いやったと言えるかも知れません。先の夜回り先生は、
「子供たちはみんな、綺麗な花を咲かせる種を持っている。でも、それを咲かせる為には、闇の中に行ってはいけない。光の中にいないと、綺麗な花は育たない。
でも、大人が子供たちを闇に追いやってる。だから、子どもが悪くなるのは大人のせい。大人である自分のせい。」と言うような事を言われます。お話を聞いている
と、上智大学を出ておられ、一時期神父を志して居られたこの先生の背景には、キリスト教的な考えがあるんだと思わされます。でも、この方の献身的な働きは、
クリスチャンの中にも見ない程です。イエス様は、私たちに世の光だと言われました。私たちは、この世に光を輝かせる、そして、祈る責任を持っています。そう
であるなら、この世界に起こる様々な事は、ある面、クリスチャンのせいかも知れません。「この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。光はやみの中
に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。」ヨハネの福音書1章4、5節私たちは、この光を持っているのです。この暗闇の世界で、本当にキリストにつなが
って、そして、祈り、神様の光を輝かせましょう。そのために、私たちは救われたのです。今は、私たちは、小さな群れかも知れません。でも、この私たちは、イ
エス様の光を持っているのです。私たちが、イエス様の光を輝かせることが出来るように。そして、子供たちに、また、教育の現場におられる方々に神様の守りと
導きがあるように、お祈りしましょう。


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