礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ2014/06/22  
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人に従うより、神に従うべきです。  
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28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
++++++++++

<いのり>

皆さんハレルヤ
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、全能なる主です。
主は、力ある主です。
主は、全てに勝る方です。
主は癒し主です。
主は、王の王、主の主です。
この方を覚えて聖書の御言葉に触れて参りましょう。

さて、皆さん。お祈りありがとうございます。
父と母がイエス様を信じることが出来た事。
これは、本当に感謝で素晴らしいことです。
私の今の気持を表す御言葉があります。
++++++++++
1 主がシオンの捕われ人を帰されたとき、私たちは夢を見ている者のようであった。
2 そのとき、私たちの口は笑いで満たされ、私たちの舌は喜びの叫びで満たされた。そのとき、国々の間で、人々は言った。「主は彼らのために大いなることをなされた。」
3 主は私たちのために大いなることをなされ、私たちは喜んだ。
詩篇126篇1−3節
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夢を見ているよう。
神様がどんどん進めていかれる事にまるで現実と思えない程の事。

神様のなさる事は私たちの考えをはるかに越えています。
++++++++++
神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠への思いを与えられた。しかし、人は、神が行なわれるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。
伝道者の書3章11節
++++++++++
そして、それは、美しいのです。

皆さん。私たちはこの神様を知り、この神様の中に生かされ、この神様に祈ります。

いつものように、災害にあった地域の為に祈ります。
この力ある神様を覚えて祈りましょう。
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<災害にあった地域の為の祈りの課題>
1、原子炉が速やかに安全な状態になるように。作業者の身体と命が守られるように。放射能から守られるように。
2、余震がおさまるように。 3、被災者に慰めと励ましがあるように。心と霊のケアの為に。
4、被災者への救援活動が効率よく進められますように。ボランティアや作業者に助けと守りがあるように。
5、この国が霊的に目覚めて罪を悔い改めて神様に従う民となるように。
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では、聖書の通読箇所を見ておきましょう。
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6月22日(日)[ ]T歴26-27/[ ]使4:23-37
6月23日(月)[ ]T歴28-29/[ ]使5:1-16
6月24日(火)[ ]U歴1-4/[ ]使5:17-42
6月25日(水)[ ]U歴5-6/[ ]使6
6月26日(木)[ ]U歴7-9/[ ]使7:1-18
6月27日(金)[ ]U歴10-12/[ ]使7:19-44
6月28日(土)[ ]U歴13-15/[ ]使7:45-60
6月29日(日)[ ]U歴16-18/[ ]使8:1-24
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旧約聖書が歴代誌第一から第二。
新約聖書が使徒の働きです。
歴代誌第一は、ダビデの幕屋での礼拝に関する組み分けと、エルサレム神殿の建設に関する準備で終わります。
その中には、ダビデがエルサレム神殿の正確な仕様書を作成し、その子ソロモンに渡したことも書いてあります。
そして、歴代誌第二は、いよいよ、そのエルサレム神殿がソロモンによって建設されるのです。

神と人との関係の回復は聖書の中の最重要事項です。
ですから、この神殿の建設もまた、非常に重要な事柄なのです。
このことに向けて、イスラエルは繁栄し、神との関係を忘れたとき、イスラエルは衰退していくのです。
これらの所も是非お読みください。これは、私たちにとっても大切なことです。
わたしたちもまた、神様にいつも目を向けて参りたいと思います。

新約聖書は、使徒の働きです。
こちらは、お話の中で見て参りましょう。
では、今日は、使徒の働き5章を開いて参りましょう。
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【 聖書箇所 】 使徒の働き5章19−33節
・新改訳Up216(贈呈p192、英対p355)
・新改訳Vp236、英対p264(贈呈p219)
・口語訳p188
・新共同訳p222(贈呈p222、英対p338)
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では、朗読を御願いします。
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【 聖書箇所のテキスト 】
使徒の働き5章19−33節
5:19 ところが、夜、主の使いが牢の戸を開き、彼らを連れ出し、
5:20 「行って宮の中に立ち、人々にこのいのちのことばを、ことごとく語りなさい。」と言った。
5:21 彼らはこれを聞くと、夜明けごろ宮にはいって教え始めた。一方、大祭司とその仲間たちは集まって来て、議会とイスラエル人のすべての長老を召集し、使徒たちを引き出して来させるために、人を獄舎にや
った。
5:22 ところが役人たちが行ってみると、牢の中には彼らがいなかったので、引き返してこう報告した。
5:23 「獄舎は完全にしまっており、番人たちが戸口に立っていましたが、あけてみると、中にはだれもおりませんでした。」
5:24 宮の守衛長や祭司長たちは、このことばを聞いて、いったいこれはどうなって行くのかと、使徒たちのことで当惑した。
5:25 そこへ、ある人がやって来て、「大変です。あなたがたが牢に入れた人たちが、宮の中に立って、人々を教えています。」と告げた。
5:26 そこで、宮の守衛長は役人たちといっしょに出て行き、使徒たちを連れて来た。しかし、手荒なことはしなかった。人々に石で打ち殺されるのを恐れたからである。
5:27 彼らが使徒たちを連れて来て議会の中に立たせると、大祭司は使徒たちを問いただして、
5:28 言った。「あの名によって教えてはならないときびしく命じておいたのに、何ということだ。エルサレム中にあなたがたの教えを広めてしまい、そのうえ、あの人の血の責任をわれわれに負わせようとしているで
はないか。」
5:29 ペテロをはじめ使徒たちは答えて言った。「人に従うより、神に従うべきです。
5:30 私たちの先祖の神は、あなたがたが十字架にかけて殺したイエスを、よみがえらせたのです。
5:31 そして神は、イスラエルに悔い改めと罪の赦しを与えるために、このイエスを君とし、救い主として、ご自分の右に上げられました。
5:32 私たちはそのことの証人です。神がご自分に従う者たちにお与えになった聖霊もそのことの証人です。」
5:33 彼らはこれを聞いて怒り狂い、使徒たちを殺そうと計った。
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主題聖句を言いましょう。
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【 主題聖句 】
人に従うより、神に従うべきです。
使徒の働き5章29節
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では、これらの所から、
「人に従うより、神に従うべきです。」
と、題しまして、御言葉を開いて参りましょう。

さて、今週の通読箇所である使徒の働きの4章から8章は、おもに、ペテロを通して働かれた聖霊様の働きです。
そして、イエス様のそばにいた時とは大きく変わった、聖霊様によるペテロの言葉が並びます。

ペンテコステの日、聖霊様が注がれた日、ペテロは語りました。
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31 それで後のことを予見して、キリストの復活について、『彼はハデスに捨てて置かれず、その肉体は朽ち果てない。』と語ったのです。
32 神はこのイエスをよみがえらせました。私たちはみな、そのことの証人です。
33 ですから、神の右に上げられたイエスが、御父から約束された聖霊を受けて、今あなたがたが見聞きしているこの聖霊をお注ぎになったのです。
使徒の働き2章31−33節
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それは、イエス様の死と復活でした。
皆さん。このイエス様の死と復活によって聖霊様が与えられています。

彼は、信じたものが洗礼を受けるように薦めました。
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38 そこでペテロは彼らに答えた。「悔い改めなさい。そして、それぞれ罪を赦していただくために、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けるでしょう。
39 なぜなら、この約束は、あなたがたと、その子どもたち、ならびにすべての遠くにいる人々、すなわち、私たちの神である主がお召しになる人々に与えられているからです。」
使徒の働き2章38−39節
++++++++++

すると、信じたものは洗礼を受け、三千人もの人が弟子に加えられたのです。
++++++++++
そこで、彼のことばを受け入れた者は、バプテスマを受けた。その日、三千人ほどが弟子に加えられた。
使徒の働き2章41節
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もし、明日、教会に3000人の方がこられたらどうしますか。
この時、それが起こりました。そのとき、私たちは、主にしっかりと目を向けていかなければなりません。

ここまでは、前回のお話と同じです。
こうして、彼らは、心を一つにして祈っていたのです。
++++++++++
44 信者となった者たちはみないっしょにいて、いっさいの物を共有にしていた。
45 そして、資産や持ち物を売っては、それぞれの必要に応じて、みなに分配していた。
46 そして毎日、心を一つにして宮に集まり、家でパンを裂き、喜びと真心をもって食事をともにし、
47 神を賛美し、すべての民に好意を持たれた。主も毎日救われる人々を仲間に加えてくださった。
使徒の働き2章44節
++++++++++
ところで、ここに持物を共有していたと書いてあります。
信徒は何人いたのですか。三千人です。
ですから、これは奇跡です。
人間的にそんなことをしようものなら争いが起こってしまいます。
みんな考えが違います。無理に一つにまとめることなど出来ません。
誰かの意見にまとめるなら反対者を殺さなければならなくなります。
それをやったのが共産主義国家です。
多くの血が流されました。悲惨な結果となりました。
理想の国のはずが、最悪の国となりました。
ロシアも、共産主義を捨てました。中国も、自由化に進んでいます。
共産主義は、人類の最悪の実験だと言われます。
教会でも、わたしたちは、人間的にこのような事をすることは出来ません。

これは、聖霊様が働かれて、ひとつとして下さった結果なのです。
聖霊様の訪れの時を前にして、何にせよ、形だけ聖書的なものを作り上げようとうすることの無いように気をつけなければなりません。
しかし、どんな事が起こっても柔らかな心で聖霊様に従いましょう。

三千人から始まり、教会はどんどん大きくなっていきました。
ここに全てを共有していたということも書かれています。

主がそれほどに彼らを一つにされたことは素晴らしいと思います。
十人や二十人ではありません。
三千人がそのようであったのです。
それは人間の考えを越えています。
しかし、そのことを聖霊様が導かれたのです。

そして、日々、彼らは祈っていました。
ある日、ペテロとヨハネは、宮に祈りに行きました。
++++++++++
ペテロとヨハネは午後三時の祈りの時間に宮に上って行った。
使徒の働き3章1節
++++++++++
これは、彼ら自身も祈る為でしょうけれど、また、そこに多くの人が集まったからでもあるでしょう。

ところが、そこに生まれつき、足のきかない男性がいたのです。
その人は、そこで何をしていたのでしょう。
彼は宮に上る人から施しを求めていたのです。
彼は、ペテロの事をも見ました。何か貰えるかと思ったのです。
すると、ペテロはいいました。
++++++++++
6 すると、ペテロは、「金銀は私にはない。しかし、私にあるものを上げよう。ナザレのイエス・キリストの名によって、歩きなさい。」と言って、
7 彼の右手を取って立たせた。するとたちまち、彼の足とくるぶしが強くなり、
8 おどり上がってまっすぐに立ち、歩きだした。そして歩いたり、はねたりしながら、神を賛美しつつ、ふたりといっしょに宮にはいって行った。
使徒の働き3章6−8節
++++++++++
ペテロはお金を持っていませんでした。しかし、それに勝るものを持っていました。
それは、イエス様のお名前でした。
イエス様のお名前。これは、天の父なる神様からなんでも引き出せる名前です。
銀行に例えるなら、それは、印鑑だったりサインだったり、暗証番号だったりします。
ですから、これは大切です。
イエス様は、イエス様の名前でなんでも求めなさいと言われました。
神様を信じる信仰とイエス様のお名前によって、私たちはなんでも引き出す事が出来るのです。

このとき、その御名によってペテロが宣言すると、歩いたことの無かったその人は、歩き出し、踊りだしたのです。
皆さん。イエス様のお名前にには力があります。

そして、多くの人が集まりました。
彼らは、何年もそこにいた歩いた事のない人を知っていました。
その人がとんだりはねたりしているのです。
それは、大変な驚きでした。
だから、彼らは、驚いて集まったのです。
そこで、ペテロは福音を語りました。
++++++++++
13 アブラハム、イサク、ヤコブの神、すなわち、私たちの先祖の神は、そのしもべイエスに栄光をお与えになりました。あなたがたは、この方を引き渡し、ピラトが釈放すると決めたのに、その面前でこの方を拒みま
した。
14 そのうえ、このきよい、正しい方を拒んで、人殺しの男を赦免するように要求し、
15 いのちの君を殺しました。しかし、神はこのイエスを死者の中からよみがえらせました。私たちはそのことの証人です。
16 そして、このイエスの御名が、その御名を信じる信仰のゆえに、あなたがたがいま見ており知っているこの人を強くしたのです。イエスによって与えられる信仰が、この人を皆さんの目の前で完全なからだにした
のです。
使徒の働き3章13−16節
++++++++++
皆さん。福音とは何ですか。
よい行いをすると幸せになりますとか、世界の平和のためとか、そんなものではありません。
福音とは、イエス様が私たちの罪の身代わりに死んで蘇られたということです。
その結果罪が赦されました。また、イエス様の御名によって祈ると神様は祈りを聞いて下さるのです。
この時、イエス様の十字架からおそらく半年もたっていません。
そこにいた群衆は、イエス様が十字架に架かられたこともよく知っていました。もしかしたら、十字架につけろと叫んだものもいたかもしれません。
そのイエス様の死と復活、そして、その御名の救いと力をペテロは証言したのです。

すると、迫害がおこりました。彼らは捕らえられてしまったのです。
++++++++++
1 彼らが民に話していると、祭司たち、宮の守衛長、またサドカイ人たちがやって来たが、
2 この人たちは、ペテロとヨハネが民を教え、イエスのことを例にあげて死者の復活を宣べ伝えているのに、困り果て、
3 彼らに手をかけて捕えた。そして翌日まで留置することにした。すでに夕方だったからである。
4 しかし、みことばを聞いた人々が大ぜい信じ、男の数が五千人ほどになった。
使徒の働き4章1−4節
++++++++++
そして、ついに男の数が五千人。
おそらく、男女、子どもいれると一万人を越える人数、いや、もっといたかもしれません。
そのように、数日の間に教会は成長したのです。

このとき、使徒たちはどんな気持だったと思いますか。
++++++++++
1 主がシオンの捕われ人を帰されたとき、私たちは夢を見ている者のようであった。
2 そのとき、私たちの口は笑いで満たされ、私たちの舌は喜びの叫びで満たされた。そのとき、国々の間で、人々は言った。「主は彼らのために大いなることをなされた。」
3 主は私たちのために大いなることをなされ、私たちは喜んだ。
詩篇126篇1−3節
++++++++++
こうだったと思います。

彼らは、大祭司たちの前に連れて行かれました。
++++++++++
6 大祭司アンナス、カヤパ、ヨハネ、アレキサンデル、そのほか大祭司の一族もみな出席した。
7 彼らは使徒たちを真中に立たせて、「あなたがたは何の権威によって、また、だれの名によってこんなことをしたのか。」と尋問しだした。
使徒の働き4章6−7節
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彼ら、大祭司の一族とは、アロンの家系につながるものです。
神様が祭司として彼らを選ばれたのです。
そのような彼らの前で、聖霊様は、使徒たちを通して語られました。
++++++++++
8 そのとき、ペテロは聖霊に満たされて、彼らに言った。「民の指導者たち、ならびに長老の方々。
9 私たちがきょう取り調べられているのが、病人に行なった良いわざについてであり、その人が何によっていやされたか、ということのためであるなら、
10 皆さんも、またイスラエルのすべての人々も、よく知ってください。この人が直って、あなたがたの前に立っているのは、あなたがたが十字架につけ、神が死者の中からよみがえらせたナザレ人イエス・キリストの
御名によるのです。
11 『あなたがた家を建てる者たちに捨てられた石が、礎の石となった。』というのはこの方のことです。
12 この方以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです。」
使徒の働き4章8−12節
++++++++++
これが、祭司達の前で語られたのは重要です。
彼らこそ、このことを受け入れなければならない人たちでした。
しかし、彼らは受け入れませんでした。この言葉の通り、彼らはイエス様を捨てたのです。

彼らは、イエス様について語らないよう命じました。しかし、弟子達は答えました。
++++++++++
19 ペテロとヨハネは彼らに答えて言った。「神に聞き従うより、あなたがたに聞き従うほうが、神の前に正しいかどうか、判断してください。
20 私たちは、自分の見たこと、また聞いたことを、話さないわけにはいきません。」
使徒の働き4章19−20節
++++++++++
どこまでも、ただ、神様に従うという事を彼らは選んだのです。

そして彼らは、祈りました。
++++++++++
27 事実、ヘロデとポンテオ・ピラトは、異邦人やイスラエルの民といっしょに、あなたが油を注がれた、あなたの聖なるしもべイエスに逆らってこの都に集まり、
28 あなたの御手とみこころによって、あらかじめお定めになったことを行ないました。
29 主よ。いま彼らの脅かしをご覧になり、あなたのしもべたちにみことばを大胆に語らせてください。
30 御手を伸ばしていやしを行なわせ、あなたの聖なるしもべイエスの御名によって、しるしと不思議なわざを行なわせてください。」
31 彼らがこう祈ると、その集まっていた場所が震い動き、一同は聖霊に満たされ、神のことばを大胆に語りだした。
使徒の働き4章27−31節
++++++++++
すると、聖霊様が働かれ、その建物が揺れ、そして、彼らはさらに聖霊様に満たされました。
そうして、さらに力強く、宣教は進んだのです。

そんな中で、問題も起こりました。
アナニヤという人が自分の妻サッピラと共に、自分の畑を全部売った代金ですといって、その半分を献金したのです。
それは、神様を騙そうとする罪でした。
そのころ、多くの人が、自分のものを売って、神様に捧げていました。
しかし全部を捧げなければならないわけではありませんでした。
何も強制されるものはありませんでした。

ただ、彼は、全部だといって自分の信仰深さ、立派さを現したかったのです。
自分で偽りを持って自分の信仰深さを作り上げようとする。
これは、神様に対する罪であり、聖霊様を冒涜することでした。
そのため、彼は、その場で誰かが何かするのでなく死にました。
++++++++++
3 そこで、ペテロがこう言った。「アナニヤ。どうしてあなたはサタンに心を奪われ、聖霊を欺いて、地所の代金の一部を自分のために残しておいたのか。
4 それはもともとあなたのものであり、売ってからもあなたの自由になったのではないか。なぜこのようなことをたくらんだのか。あなたは人を欺いたのではなく、神を欺いたのだ。」
9 そこで、ペテロは彼女に言った。「どうしてあなたがたは心を合わせて、主の御霊を試みたのですか。見なさい、あなたの夫を葬った者たちが、戸口に来ていて、あなたをも運び出します。」
使徒の働き5章3−4節、9節
++++++++++
その後にやってきた妻も死にました。

旧約聖書の中で、ウザという人が、倒れそうになった神の箱をささえようと手を触れただけで死んだことが書かれています。
神様の臨在の前にいい加減に出ることは恐ろしい事です。

神様は厳しすぎますという人もいるでしょうか。
そうではありません。自分の義で神様の前に出るなら、人間は、神様の聖さに耐えられないのです。
だから、わたしたちは、神様の前には正直にへりくだりをもって、イエス様の血潮に覆われて出なければなりません。
イエスキリストを着なさいとも書いてあります。

神様の前に、イエス様の覆い無しに出ることは出来ないのです。

水中に潜る人を考えて下さい。
アクアラングをつけて潜っていきますが、それをはずして、息をしようとしたら死んでしまいます。
人間は水の中で息をすることは出来ないのです。
そんな心の狭いと、水に向かって怒る人はいません。

宇宙もそうです。
宇宙服を着ます。もし、少しくらいいだろうと穴をあけたら次の瞬間に命がなくなるでしょう。

罪ある人間は、イエス様の覆い無しに神様の前には出れないのです。

今、私たちは、使徒の働きに書かれたような事が起こるときに生きていると信じます。
それを前にして、この神様の臨在に出るものとしてこのような事を良く知っておくことは大切です。

さて、このような圧倒的な臨在の中、使徒たちを通して、印と不思議が行われました。
++++++++++
12 また、使徒たちの手によって、多くのしるしと不思議なわざが人々の間で行なわれた。みなは一つ心になってソロモンの廊にいた。
13 ほかの人々は、ひとりもこの交わりに加わろうとしなかったが、その人々は彼らを尊敬していた。
14 そればかりか、主を信じる者は男も女もますますふえていった。
15 ついに、人々は病人を大通りへ運び出し、寝台や寝床の上に寝かせ、ペテロが通りかかるときには、せめてその影でも、だれかにかかるようにするほどになった。
16 また、エルサレムの付近の町から、大ぜいの人が、病人や、汚れた霊に苦しめられている人などを連れて集まって来たが、その全部がいやされた。
使徒の働き5章12−16節
++++++++++
不思議な事が書いてあります。
だれも、他の人は入ってこようとしないのに増えていったのです。
これは、多くの人がいるのを見て入る人はいなかったが、信徒は交わりによって、人と人のつながりによって増えていったという事です。

そして、多くの癒しがあり、奇跡があり、多くの人が救われました。
その後、また、ペテロたちは捕らえられました。
++++++++++
18 使徒たちを捕え、留置場に入れた。
19 ところが、夜、主の使いが牢の戸を開き、彼らを連れ出し、
20 「行って宮の中に立ち、人々にこのいのちのことばを、ことごとく語りなさい。」と言った。
21 彼らはこれを聞くと、夜明けごろ宮にはいって教え始めた。一方、大祭司とその仲間たちは集まって来て、議会とイスラエル人のすべての長老を召集し、使徒たちを引き出して来させるために、人を獄舎にやっ
た。
使徒の働き5章18−21節
++++++++++
しかし、天使が来て彼らは解放されたのです。
天使は福音を語りません。
イエス様の死と復活を伝えるのは、信徒に任されているのです。
それで、そのために天使は信徒を助けるのです。
++++++++++
22 ところが役人たちが行ってみると、牢の中には彼らがいなかったので、引き返してこう報告した。
23 「獄舎は完全にしまっており、番人たちが戸口に立っていましたが、あけてみると、中にはだれもおりませんでした。」
24 宮の守衛長や祭司長たちは、このことばを聞いて、いったいこれはどうなって行くのかと、使徒たちのことで当惑した。
25 そこへ、ある人がやって来て、「大変です。あなたがたが牢に入れた人たちが、宮の中に立って、人々を教えています。」と告げた。
使徒の働き5章22−25節
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そして彼らはまた、議会に立たされました。
++++++++++
26 そこで、宮の守衛長は役人たちといっしょに出て行き、使徒たちを連れて来た。しかし、手荒なことはしなかった。人々に石で打ち殺されるのを恐れたからである。
27 彼らが使徒たちを連れて来て議会の中に立たせると、大祭司は使徒たちを問いただして、
28 言った。「あの名によって教えてはならないときびしく命じておいたのに、何ということだ。エルサレム中にあなたがたの教えを広めてしまい、そのうえ、あの人の血の責任をわれわれに負わせようとしているではな
いか。」
使徒の働き5章26−28節
++++++++++

すると、ペテロたちは言いました。
++++++++++
29 ペテロをはじめ使徒たちは答えて言った。「人に従うより、神に従うべきです。
30 私たちの先祖の神は、あなたがたが十字架にかけて殺したイエスを、よみがえらせたのです。
31 そして神は、イスラエルに悔い改めと罪の赦しを与えるために、このイエスを君とし、救い主として、ご自分の右に上げられました。
32 私たちはそのことの証人です。神がご自分に従う者たちにお与えになった聖霊もそのことの証人です。」
使徒の働き5章29−32節
++++++++++
こんどは、はっきりと、「人に従うより、神に従うべきです。」

そうペテロはいい、そしてまた、福音を語りました。
彼の語るのはこの一点です。それだけが重要なのです。

彼らは鞭打たれました。
++++++++++
40 使徒たちを呼んで、彼らをむちで打ち、イエスの名によって語ってはならないと言い渡したうえで釈放した。
41 そこで、使徒たちは、御名のためにはずかしめられるに値する者とされたことを喜びながら、議会から出て行った。
42 そして、毎日、宮や家々で教え、イエスがキリストであることを宣べ伝え続けた。
使徒の働き5章40−42節
++++++++++
しかし、かえって、彼らは迫害されるものとなったと喜び、福音を述べ伝えたのです。

この後、ステパノが殉教します。
そして、激しい迫害の中、彼らは散らされ、そのことによって福音が広がるのです。
++++++++++
1 サウロは、ステパノを殺すことに賛成していた。その日、エルサレムの教会に対する激しい迫害が起こり、使徒たち以外の者はみな、ユダヤとサマリヤの諸地方に散らされた。
5 ピリポはサマリヤの町に下って行き、人々にキリストを宣べ伝えた。
使徒の働き8章1、5節
++++++++++
このサマリヤにはペテロたちも行き、聖霊様が下られました。
++++++++++
14 さて、エルサレムにいる使徒たちは、サマリヤの人々が神のことばを受け入れたと聞いて、ペテロとヨハネを彼らのところへ遣わした。
15 ふたりは下って行って、人々が聖霊を受けるように祈った。
使徒の働き8章14−15節
++++++++++
この期間がどれくらいかは分かりません。
しかし、これを読むと、そう長い間では無いことがわかります。
短い間に、サマリヤまで届いたのです。

ところで、10章になると、「どの国の人であっても」とペテロは言います。
++++++++++
34 そこでペテロは、口を開いてこういった。「これで私は、はっきりわかりました。神はかたよったことをなさらず、
35 どの国の人であっても、神を恐れかしこみ、正義を行なう人なら、神に受け入れられるのです。
36 神はイエス・キリストによって、平和を宣べ伝え、イスラエルの子孫にみことばをお送りになりました。このイエス・キリストはすべての人の主です。
使徒の働き10章34−36節
++++++++++
この方はすべての人の主です。

こうして、福音は世界に広がりました。
いま、日本にも神様は、聖霊様は働いておられます。
そして、日本にも、そのような神様の訪れがはじまります。
いや、もうはじまっています。
だからこそ、さらに聖霊様を求めて祈りましょう。
お祈りしましょう。

<祈り>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答 ・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。教会の問題で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りとテロリスト達の悔い改めの為に)
・日本の政治、大阪府の府政、枚方市の市政が正しく行われるように。リーダー達が主に謙る様に。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。新型のインフルエンザ等からの守りがあるように。備えが出来る様に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。
・JMC、KFSM、NRAの為に。 ・EMPOWERD21の為に。

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シティーチャーチメッセージ2014/06/22  人に従うより、神に従うべきです。 
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