礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ2014/01/26  
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七度を七十倍するまで
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28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<いのり>

皆さんハレルヤ
聖なる聖なる聖なる主をたたえます。
主は憐れみ深い大祭司、私たちを赦し、愛して下さる方です。
この方を覚えて御言葉を開いて参りましょう。

まず、いつものように災害にあった地域の為に祈りましょう。
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<災害にあった地域の為の祈りの課題>
1、原子炉が速やかに安全な状態になるように。作業者の身体と命が守られるように。放射能から守られるように。
2、余震がおさまるように。 3、被災者に慰めと励ましがあるように。心と霊のケアの為に。
4、被災者への救援活動が効率よく進められますように。ボランティアや作業者に助けと守りがあるように。
5、この国が霊的に目覚めて罪を悔い改めて神様に従う民となるように。
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では、聖書の通読箇所を見てまいりましょう。
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1月26日(日)[ ]出エ9-10/[ ]マタ17
1月27日(月)[ ]出エ11-12/[ ]マタ18:1-20
1月28日(火)[ ]出エ13-14/[ ]マタ18:21-35
1月29日(水)[ ]出エ15-16/[ ]マタ19
1月30日(木)[ ]出エ17-19/[ ]マタ20:1-16
1月31日(金)[ ]出エ20-21/[ ]マタ20:17-34
2月1日(土)[ ]出エ22-24/[ ]マタ21:1-22
2月2日(日)[ ]出エ25-27/[ ]マタ21:23-46
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旧約聖書は出エジプト記、新約聖書はマタイの福音書です。

出エジプト記は、エジプトで奴隷となったイスラエル民族がモーセに率いられてエジプトを脱出する出来事です。
この20章に律法の基本であるモーセの十戒が書かれています。

マタイの福音書は、お話の中で見てまいりましょう。
では、今日は、このマタイの福音書から18章を開きましょう。
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【 聖書箇所 】マタイの福音書18章21−35節
・新改訳Up33(贈呈p31、英対p55)
・新改訳Vp37、英対p42(贈呈p35)
・口語訳p29
・新共同訳p35(贈呈p35、英対p53)
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朗読を御願いします。
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【 聖書箇所のテキスト 】
マタイの福音書18章21−35節
18:21 そのとき、ペテロがみもとに来て言った。「主よ。兄弟が私に対して罪を犯したばあい、何度まで赦すべきでしょうか。七度まででしょうか。」
18:22 イエスは言われた。「七度まで、などとはわたしは言いません。七度を七十倍するまでと言います。
18:23 このことから、天の御国は、地上の王にたとえることができます。王はそのしもべたちと清算をしたいと思った。
18:24 清算が始まると、まず一万タラントの借りのあるしもべが、王のところに連れて来られた。
18:25 しかし、彼は返済することができなかったので、その主人は彼に、自分も妻子も持ち物全部も売って返済するように命じた。
18:26 それで、このしもべは、主人の前にひれ伏して、『どうかご猶予ください。そうすれば全部お払いいたします。』と言った。
18:27 しもべの主人は、かわいそうに思って、彼を赦し、借金を免除してやった。
18:28 ところが、そのしもべは、出て行くと、同じしもべ仲間で、彼から百デナリの借りのある者に出会った。彼はその人をつかまえ、首を絞めて、『借金を返せ。』と言った。
18:29 彼の仲間は、ひれ伏して、『もう少し待ってくれ。そうしたら返すから。』と言って頼んだ。
18:30 しかし彼は承知せず、連れて行って、借金を返すまで牢に投げ入れた。
18:31 彼の仲間たちは事の成り行きを見て、非常に悲しみ、行って、その一部始終を主人に話した。
18:32 そこで、主人は彼を呼びつけて言った。『悪いやつだ。おまえがあんなに頼んだからこそ借金全部を赦してやったのだ。
18:33 私がおまえをあわれんでやったように、おまえも仲間をあわれんでやるべきではないか。』
18:34 こうして、主人は怒って、借金を全部返すまで、彼を獄吏に引き渡した。
18:35 あなたがたもそれぞれ、心から兄弟を赦さないなら、天のわたしの父も、あなたがたに、このようになさるのです。」
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では、主題聖句を言いましょう。
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【 主題聖句 】
七度まで、などとはわたしは言いません。七度を七十倍するまでと言います。
マタイの福音書18章22節
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では、これらのところから、
「七度を七十倍するまで」
と題しまして、御言葉を開いて参りましょう。

さて、今年に入りまして、もう、一月最後の日曜日となりました。
早いものだと思います。

最初の週は、祈りについてのお話でした。
そして、その次の週は、イエス様の御名の権威と聖霊様についてお話ししました。
そして、先週は、イエス様が憐れみ深く恵み深い方であるとお話ししました。

今回は、そのように、イエス様に祈り、イエス様の御名と聖霊様によって歩み、イエス様の恵みの中にあるものにとって、非常に大切なお話です。
それは、互いに赦しあうという事です。


今回の箇所で、まず、ペテロが聞きます。
ペテロは普段聞いていたと思います。
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さばいてはいけません。そうすれば、自分もさばかれません。人を罪に定めてはいけません。そうすれば、自分も罪に定められません。赦しなさい。そうすれば、自分も赦されます。
ルカの福音書6章37節

気をつけていなさい。もし兄弟が罪を犯したなら、彼を戒めなさい。そして悔い改めれば、赦しなさい。
ルカの福音書17章3節
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それで、何回赦したらいいですかというのがペテロの質問です。
ここで、7回というペテロの出した数字は、その後のイエス様の出された7を70倍にかすんでしまうので、少なく感じるのですが、どうでしょう。

日本では、仏の顔も3度までなどといいますが、誰かがあなたに嫌なことをするとします。
1回ならはじめてでしょう。
でも、二回あると、どうでしょう。
いつも、という言葉は、2回目を越ええると出てきてしまわないでしょうか。
何十回もそれがおこらなくても、続けて二回嫌なことが起こると、わたしたちは、それだけでいつも、嫌なことが起こると言ってしまいます。
また、いつも、嫌なことをされるとも言ってしまいます。

これと似たことが、みんなという言葉にもあるなあと思います。
誰から何かを聞いたとき、同じ事を二人の人から聞くと、それだけで、皆が言ってる。
と、ならないでしょうか。

人の悪口なども、皆が言ってる。
あまり、そういう時誰がとか詮索したくはないのですが、後から分かったとき、結局、一人の人と仲の良いもう一人の人が言っていただけだったということもあります。
ですから、私たちは人の言葉に振り回されないようにしなければなりません。

お話を戻しますが、あなたのところに誰かが来て、あなたをいきなり殴ったとします。
イライラしていたからつい殴ってしまったとかいって、簡単に謝ります。
一回目ならまあ赦してあげるでしょうか。最初から赦せないでしょうか。

また、やってきて、またあなたを殴ります。
想像できますか。
それは、大変嫌なことではないでしょうか。
そんなことが、3回もあったら、もう赦せないと思いませんか。

そうです。それが普通です。
いやいや、三回くらいなら平気ですと言う方。
試させて下さい。
などと、人を試すようなことは出来ませんが、普通に考えると7回でも随分大変なことなのです。

それで、ペテロは、7回なら自分が出来ていると思ったのではないと思います。
きっと、出来ないけれども努力目標として7回と言ったのではないでしょうか。

それにも関わらず、イエス様のお答えは、7を70倍でした。
掛け算すると、490回ですね。
それで、罪は490回まで赦されるんだと考える方もおられるようです。
また、罪の赦しには限界があるんだとも考える人がいるようです。

しかし、7には特別な意味があります。
創世記を見て見ましょう。
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1 こうして、天と地とそのすべての万象が完成された。
2 それで神は、第七日目に、なさっていたわざの完成を告げられた。すなわち、第七日目に、なさっていたすべてのわざを休まれた。
3 神はその第七日目を祝福し、この日を聖であるとされた。それは、その日に、神がなさっていたすべての創造のわざを休まれたからである。
創世記2章1-3節
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ここで、神様が全ての創造の業を為し終えられた事が書かれています。

全ての創造の業が成し遂げられました。
全てが完成し、それは完全に良かったのです。

その創造は、6日間で、神様は7日目に完成を告げられました。
ですから、7は完成、完全を表す数字です。

神様の創造は完全でした。
それは、素晴らしい世界でした。

箴言には、イエス様が、神の知恵として現れておられます。
そこに、こんな事が書いてあります。
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30 わたしは神のかたわらで、これを組み立てる者であった。わたしは毎日喜び、いつも御前で楽しみ、
31 神の地、この世界で楽しみ、人の子らを喜んだ。
箴言8章30−31節
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ここで、その世界の創造に当たられたイエス様は、神様の傍らでそれを組み立て、そして、その完成した世界で楽しみ、人間たちを喜ばれたのです。
その時はまだ、アダムとエバしかいませんでしたが、素晴らしい世界だったのです。
そこは喜びにあふれていました。

その7日目は、世界の完成の記念パーティーのようなものです。
宇宙全体が喜びにあふれていたでしょう。
七は、そのような喜びの数字、祝福の数字です。そして、完全をあらわす数字なのです。

ペテロの出した7は、一回、二回、三回、もう少しと考えての7ですが、それに対して、イエス様が70と言われたのは、それが、完全であることをあらわしています。

律法には、ヨベルの年というものがあります。
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あなたがたは第五十年目を聖別し、国中のすべての住民に解放を宣言する。これはあなたがたのヨベルの年である。あなたがたはそれぞれ自分の所有地に帰り、それぞれ自分の家族のもとに帰らなければならな
い。
レビ記25章10節
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これは、50年目なのですが、その年になると、全ての奴隷が解放されます。
全ての負債が赦されます。
土地も休ませなければならないそうです。
それは、7を7倍した49の次に来る年なのです。

イエス様の出された7を70倍はこれを越えた数字です。
それは、完全な赦し、完全な開放を表しています。

完全な解放とはどんなものでしょう。
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38 ですから、兄弟たち。あなたがたに罪の赦しが宣べられているのはこの方によるということを、よく知っておいてください。
39 モーセの律法によっては解放されることのできなかったすべての点について、信じる者はみな、この方によって、解放されるのです。
使徒の働き13章38-39節
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イエス様は、モーセの律法でなされなかった解放を与えて下さいました。

ところで、この解放は、新共同訳では、
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信じる者は皆、この方によって義とされるのです。
使徒の働き13章39節(新共同訳)
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と書かれています。

義とされること、とは、罪から解放されることです。

その完全な義、完全な赦し、完全な解放をイエス様は与えてくださったのです。
あなたの過去、現在、未来の全ての罪が、イエス様の十字架によって赦されているのです。

皆さん。
ところで、憎しみは、憎んでいる自分自身を苦しめます。

また、それは、肉の行いとされています。
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19 肉の行ないは明白であって、次のようなものです。不品行、汚れ、好色、
20 偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、憤り、党派心、分裂、分派、
21 ねたみ、酩酊、遊興、そういった類のものです。前にもあらかじめ言ったように、私は今もあなたがたにあらかじめ言っておきます。こんなことをしている者たちが神の国を相続することはありません。
ガラテヤ人への手紙5章
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責めるために言うのではありません。
わたしたちにとって大切なのは自分の罪を認めることだからです。

自分に罪を犯す人と、自分との問題よりも、自分自身の持つ、憤りと言う罪の性質そのものが自分を苦しめているのです。
神様は、その罪に目を向けておられます。その罪が、神様とあなたの間を隔てるからです。

しかし、人は簡単に赦すことは出来ません。
詩篇にはこういう詩もあります。
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神よ。彼らを罪に定めてください。彼らがおのれのはかりごとで倒れますように。彼らのはなはだしいそむきのゆえに彼らを追い散らしてください。彼らはあなたに逆らうからです。
詩篇5章10節
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聖書は奇麗事の書ではありません。
人間の正直な姿が書かれているのです。
ここでも、正直に神様に自分の心の中を打ち明けているのです。

神様の前で、自分を隠す必要はありません。いや、隠しても無駄ですし、どんなに隠しても神様は全てご存知です。
ですから、神様の前に正直な気持を出すのです。そのとき、神様の光を受けて、それはきよめられていくのです。

また、それは、人間には出来ません。
それは、聖霊の実だからです。
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5:22 しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、
5:23 柔和、自制です。このようなものを禁ずる律法はありません。
ガラテヤ人への手紙
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赦しは、愛、寛容、柔和、自制ですが、それは、結局御霊の実なのです。

ですから、それは、聖霊様によらなければならないのです。
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なぜなら、キリスト・イエスにある、いのちの御霊の原理が、罪と死の原理から、あなたを解放したからです。
ローマ人への手紙8章2節

しかし今は、罪から解放されて神の奴隷となり、聖潔に至る実を得たのです。その行き着く所は永遠のいのちです。
ローマ人への手紙6章22節
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そして、その結果、さらに深い神様との関係を得るのです。
そして、行き着くところは永遠の命です。
この永遠の命とは、命の根源である神様との完全なつながりです。

人は自分の権利が奪われると思って人を赦せなくなります。
しかし、聖書はなんといっていますか。
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神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。
ローマ人への手紙8章28節
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あなたに起こった最悪の事を考えてみて下さい。
しかし、それさえも、益にされるのです。
そうであるなら、どんな問題にも怒る必要がないのではないでしょうか。
私たちは大きな恵みの中に生かされているのです。

さて、今回の箇所は、まず、ペテロの質問からはじまりました。
そして、イエス様は完全な赦しについて語られました。

そして、そのあと、たとえに入ります。
このたとえに出てくる僕は、1万タラントの負債を王から赦されました。
1タラントが6000デナリですから、一日の賃金とされる1デナリを一万円と考えると、6000万デナリで6000億円ということになります。
これは、とても返せない負債です。しかし、それが帳消しにされたのです。
ところが、この僕は自分にもっと小さな負債のあるものに厳しく取り立てたのです。
すると、この僕は、捕らえられてしまいました。

この莫大な負債を赦されたのは誰でしょう。
それは、私たちです。それは、罪と言う、命でしかつぐなえない負債です。
その負債を帳消しにするためにイエス様はご自身の命を十字架で支払われたのです。

ですから聖書は言います。
++++++++++
お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい。
エペソ人への手紙4章32節

互いに忍び合い、だれかがほかの人に不満を抱くことがあっても、互いに赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたもそうしなさい。
コロサイ人への手紙3章13節
++++++++++

私たちが赦しあうのには、3つの理由があります。
一つは私たちが完全に赦されているということです。
そして、
神様がどんな攻撃も、あなたの益にされるということです。
最後に、
聖霊様の助けです。

皆さん。この聖霊様の助けの中、主の前にへりくだり、互いに赦しあって参りましょう。
お祈りしましょう。

<祈り>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答 ・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。教会の問題で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りとテロリスト達の悔い改めの為に)
・日本の政治、大阪府の府政、枚方市の市政が正しく行われるように。リーダー達が主に謙る様に。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。新型のインフルエンザ等からの守りがあるように。備えが出来る様に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。
・JMC、KFSM、NRAの為に。 ・EMPOWERD21の為に。

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シティーチャーチメッセージ2014/01/26 七度を七十倍するまで 
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