礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20130721 
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わたしはあなたを遠く、異邦人に遣わす。
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28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<いのり>

皆さんハレルヤ
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、全世界の造り主、全世界の救い主、全ての人を愛しておられる方です。
この方を覚えて御言葉を開いてまいりましょう。

では、まず、いつものように東日本の為に祈りましょう。
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<災害にあった地域の為の祈りの課題>
1、原子炉が速やかに安全な状態になるように。作業者の身体と命が守られるように。日本中が放射能から守られるように。
2、余震その他の災害から守られるように。
3、被災者に慰めと励ましがあるように。心と霊のケアの為に。
4、被災者への救援活動が効率よく進められますように。ボランティアや作業者に助けと守りがあるように。
5、この国が霊的に目覚めて罪を悔い改めて神様に従う民となるように。
6、日本の教会、クリスチャンが用いられるように。
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では、聖書の通読箇所を見て見ましょう。
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7月21日(日)[ ]ヨブ1-3/[ ]使徒21:1-16
7月22日(月)[ ]ヨブ4-6/[ ]使徒21:17-40
7月23日(火)[ ]ヨブ7-9/[ ]使徒22
7月24日(水)[ ]ヨブ10-12/[ ]使徒23:1-11
7月25日(木)[ ]ヨブ13-15/[ ]使徒23:12-35
7月26日(金)[ ]ヨブ16-19/[ ]使徒24
7月27日(土)[ ]ヨブ20-22/[ ]使徒25
7月28日(日)[ ]ヨブ23-27/[ ]使徒26
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旧約聖書がヨブ記、新約聖書が使徒の働きです。
ヨブ記の中のこの御言葉は、非常に大切です。
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20 このとき、ヨブは立ち上がり、その上着を引き裂き、頭をそり、地にひれ伏して礼拝し、
21 そして言った。「私は裸で母の胎から出て来た。また、裸で私はかしこに帰ろう。主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。」
22 ヨブはこのようになっても罪を犯さず、神に愚痴をこぼさなかった。
ヨブ記1章20−22節
++++++++++
また、ヨブ記では、サタンがどのように働くのかも知ることが出来ます。
これらの所を是非お読み下さい。

使徒の働きは、お話しの中で見てまいりましょう。
では、今日は使徒の働き22章を開きましょう。
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【 聖書箇所 】使徒の働き22章6-21節
・新改訳Up251(贈呈p221、英対p418)
・新改訳Vp274、英対p306(贈呈p253)
・口語訳p220
・新共同訳p258 (贈呈p258、英対p395)
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朗読をお願いします。
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22:6 ところが、旅を続けて、真昼ごろダマスコに近づいたとき、突然、天からまばゆい光が私の回りを照らしたのです。
22:7 私は地に倒れ、『サウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのか。』という声を聞きました。
22:8 そこで私が答えて、『主よ。あなたはどなたですか。』と言うと、その方は、『わたしは、あなたが迫害しているナザレのイエスだ。』と言われました。
22:9 私といっしょにいた者たちは、その光は見たのですが、私に語っている方の声は聞き分けられませんでした。
22:10 私が、『主よ。私はどうしたらよいのでしょうか。』と尋ねると、主は私に、『起きて、ダマスコに行きなさい。あなたがするように決められていることはみな、そこで告げられる。』と言われました。
22:11 ところが、その光の輝きのために、私の目は何も見えなかったので、いっしょにいた者たちに手を引かれてダマスコにはいりました。
22:12 すると、律法を重んじる敬虔な人で、そこに住むユダヤ人全体の間で評判の良いアナニヤという人が、
22:13 私のところに来て、そばに立ち、『兄弟サウロ。見えるようになりなさい。』と言いました。すると、そのとき、私はその人が見えるようになりました。
22:14 彼はこう言いました。『私たちの先祖の神は、あなたにみこころを知らせ、義なる方を見させ、その方の口から御声を聞かせようとお定めになったのです。
22:15 あなたはその方のために、すべての人に対して、あなたの見たこと、聞いたことの証人とされるのですから。
22:16 さあ、なぜためらっているのですか。立ちなさい。その御名を呼んでバプテスマを受け、自分の罪を洗い流しなさい。』
22:17 こうして私がエルサレムに帰り、宮で祈っていますと、夢ごこちになり、
22:18 主を見たのです。主は言われました。『急いで、早くエルサレムを離れなさい。人々がわたしについてのあなたのあかしを受け入れないからです。』
22:19 そこで私は答えました。『主よ。私がどの会堂ででも、あなたの信者を牢に入れたり、むち打ったりしていたことを、彼らはよく知っています。
22:20 また、あなたの証人ステパノの血が流されたとき、私もその場にいて、それに賛成し、彼を殺した者たちの着物の番をしていたのです。』
22:21 すると、主は私に、『行きなさい。わたしはあなたを遠く、異邦人に遣わす。』と言われました。」
使徒の働き22章6-21節
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では、主題聖句を言いましょう。
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【 主題聖句 】
行きなさい。わたしはあなたを遠く、異邦人に遣わす。
使徒の働き22章21節
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では、これらの所から、
「わたしはあなたを遠く、異邦人に遣わす。」
と題しまして、御言葉を共に開いてまいりたいと思います。

今回の箇所を読んでもらって、あれ?と思った方も多いと思います。
以前に、開いた箇所とほとんど同じだからです。
それは、この箇所がパウロが語るパウロの体験だからです。
そして、ここに同じことが書かれているように、パウロは何度も何度も同じことを語ったのだと思います。
それは、パウロ自身の主との出会いでした。
教会で交わりを持つとき、また、自分の周りの人に、同じことであっても、自分と主との出会いを語る。
それは、非常に大切な事だと教えられます。

さて、今回の箇所は、エルサレムでの出来事です。
何が起こったのか少し見てみましょう。

使徒の働き21章で、パウロは、旅を続け、エルサレムに到着します。
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17 エルサレムに着くと、兄弟たちは喜んで私たちを迎えてくれた。
18 次の日、パウロは私たちを連れて、ヤコブを訪問した。そこには長老たちがみな集まっていた。
19 彼らにあいさつしてから、パウロは彼の奉仕を通して神が異邦人の間でなさったことを、一つ一つ話しだした。
20 彼らはそれを聞いて神をほめたたえ、パウロにこう言った。「兄弟よ。ご承知のように、ユダヤ人の中で信仰にはいっている者は幾万となくありますが、みな律法に熱心な人たちです。
使徒の働き21章17−20節
++++++++++
そこで、パウロはヤコブに出会います。
このヤコブは、主の兄弟ヤコブです。
彼は、この時、エルサレムの教会のリーダーであったと考えられます。
エルサレムでパウロは、神が異邦人をも救われたことを語り、人々は主をほめたたえました。
ここで、パウロは、パウロが何をしたかではなく、神が異邦人の中で何をなさったかを語りました。
そのことは、人々の励ましとなり、共に主を称えたのです。
教会での交わりの中でも、時に自分がどんなことをしたかを語ってしまうことがあります。
どれだけ立派な行いをしたかを自慢し合うような事になってしまうのです。
しかし、私たちは神が何をなさったかを語らなければなりません。
その事を聖霊様が喜んで下さいます。

ところで、このエルサレム訪問は、最初から危険であることが知らされていました。
しかし、そのことをパウロは覚悟してエルサレムに向かっていたのです。
++++++++++
22 いま私は、心を縛られて、エルサレムに上る途中です。そこで私にどんなことが起こるのかわかりません。
23 ただわかっているのは、聖霊がどの町でも私にはっきりとあかしされて、なわめと苦しみが私を待っていると言われることです。
24 けれども、私が自分の走るべき行程を走り尽くし、主イエスから受けた、神の恵みの福音をあかしする任務を果たし終えることができるなら、私のいのちは少しも惜しいとは思いません。
使徒の働き20章22−24節
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エルサレムはパウロにとって危険なところでした。

そして、エルサレムで、パウロが宮にいるのを見たユダヤ人たちは、パウロが異邦人を宮に連れ込んだと勘違いしてパウロを捕らえるのです。
++++++++++
27 ところが、その七日がほとんど終わろうとしていたころ、アジヤから来たユダヤ人たちは、パウロが宮にいるのを見ると、全群衆をあおりたて、彼に手をかけて、
28 こう叫んだ。「イスラエルの人々。手を貸してください。この男は、この民と、律法と、この場所に逆らうことを、至る所ですべての人に教えている者です。そのうえ、ギリシヤ人を宮の中に連れ込んで、この神聖な
場所をけがしています。」
29 彼らは前にエペソ人トロピモが町でパウロといっしょにいるのを見かけたので、パウロが彼を宮に連れ込んだのだと思ったのである。
使徒の働き21章27−29節
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それは誤解でしたが、エルサレム中が大騒ぎになり、パウロは捕らえられ宮から引きずりだされました。

パウロが人々から打ち殺そうとされているとき、そこにローマの千人隊長がやってきました。
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33 千人隊長は近づいてパウロを捕え、二つの鎖につなぐように命じたうえ、パウロが何者なのか、何をしたのか、と尋ねた。
34 しかし、群衆がめいめい勝手なことを叫び続けたので、その騒がしさのために確かなことがわからなかった。そこで千人隊長は、パウロを兵営に連れて行くように命令した。
使徒の働き21章33−34節
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しかし、さわがしさの為に何がなんだか分りません。

そのような中、パウロは千人隊長の許しを得て話し始めたのです。
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37 兵営の中に連れ込まれようとしたとき、パウロが千人隊長に、「一言お話ししてもよいでしょうか。」と尋ねると、千人隊長は、「あなたはギリシヤ語を知っているのか。
38 するとあなたは、以前暴動を起こして、四千人の刺客を荒野に引き連れて逃げた、あのエジプト人ではないのか。」と言った。
39 パウロは答えた。「私はキリキヤのタルソ出身のユダヤ人で、れっきとした町の市民です。お願いです。この人々に話をさせてください。」
40 千人隊長がそれを許したので、パウロは階段の上に立ち、民衆に向かって手を振った。そして、すっかり静かになったとき、彼はヘブル語で次のように話した。
使徒の働き21章37−40節
++++++++++
その一部が、先ほどお読みいただいたところです。

そこには、パウロの自身の事と、パウロと主との出会い、主への信仰が書かれています。
パウロは、人々にヘブル語で話しかけました。
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1 「兄弟たち、父たちよ。いま私が皆さんにしようとする弁明を聞いてください。」
2 パウロがヘブル語で語りかけるのを聞いて、人々はますます静粛になった。そこでパウロは話し続けた。
使徒の働き22章1−2節
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この弁明から私たちは、証について学ぶことが出来ます。

パウロはまず、自分自身について話します。
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3 「私はキリキヤのタルソで生まれたユダヤ人ですが、この町で育てられ、ガマリエルのもとで私たちの先祖の律法について厳格な教育を受け、今日の皆さんと同じように、神に対して熱心な者でした。
4 私はこの道を迫害し、男も女も縛って牢に投じ、死にまでも至らせたのです。
5 このことは、大祭司も、長老たちの全議会も証言してくれます。この人たちから、私は兄弟たちへあてた手紙までも受け取り、ダマスコへ向かって出発しました。そこにいる者たちを縛り上げ、エルサレムに連れて
来て処罰するためでした。
使徒の働き22章3−5節
++++++++++

そして、続いてキリストとの出会いです。
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6 ところが、旅を続けて、真昼ごろダマスコに近づいたとき、突然、天からまばゆい光が私の回りを照らしたのです。
7 私は地に倒れ、『サウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのか。』という声を聞きました。
8 そこで私が答えて、『主よ。あなたはどなたですか。』と言うと、その方は、『わたしは、あなたが迫害しているナザレのイエスだ。』と言われました。
9 私といっしょにいた者たちは、その光は見たのですが、私に語っている方の声は聞き分けられませんでした。
使徒の働き22章6−9節
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パウロはその後どうするかを主に尋ねます。
++++++++++
10 私が、『主よ。私はどうしたらよいのでしょうか。』と尋ねると、主は私に、『起きて、ダマスコに行きなさい。あなたがするように決められていることはみな、そこで告げられる。』と言われました。
11 ところが、その光の輝きのために、私の目は何も見えなかったので、いっしょにいた者たちに手を引かれてダマスコにはいりました。
使徒の働き22章10−11節
++++++++++
目の見えなくなっていたパウロは人に連れられてダマスコに入ったのです。
信者を迫害するために向かったダマスコに到着したときパウロは目が見えなくなっていたのです。

しかし、主の言われた通り、アナニヤによって目が癒されました。
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12 すると、律法を重んじる敬虔な人で、そこに住むユダヤ人全体の間で評判の良いアナニヤという人が、
13 私のところに来て、そばに立ち、『兄弟サウロ。見えるようになりなさい。』と言いました。すると、そのとき、私はその人が見えるようになりました。
使徒の働き22章12−13節
++++++++++
そして、アナニヤの言葉を聞き、イエス様を信じて洗礼を受けるのです。
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14 彼はこう言いました。『私たちの先祖の神は、あなたにみこころを知らせ、義なる方を見させ、その方の口から御声を聞かせようとお定めになったのです。
15 あなたはその方のために、すべての人に対して、あなたの見たこと、聞いたことの証人とされるのですから。
16 さあ、なぜためらっているのですか。立ちなさい。その御名を呼んでバプテスマを受け、自分の罪を洗い流しなさい。』
使徒の働き22章14−16節
++++++++++
ここまでが、ダマスコでの出来事です。

そしてパウロがエルサレムに帰ると、パウロは、主にお会いしました。パウロははっきりと主を見たのです。
++++++++++
17 こうして私がエルサレムに帰り、宮で祈っていますと、夢ごこちになり、
18 主を見たのです。主は言われました。『急いで、早くエルサレムを離れなさい。人々がわたしについてのあなたのあかしを受け入れないからです。』
19 そこで私は答えました。『主よ。私がどの会堂ででも、あなたの信者を牢に入れたり、むち打ったりしていたことを、彼らはよく知っています。
20 また、あなたの証人ステパノの血が流されたとき、私もその場にいて、それに賛成し、彼を殺した者たちの着物の番をしていたのです。』
使徒の働き22章17−20節
++++++++++
そして、主ははっきりと、パウロに異邦人に遣わすといわれたのです。
++++++++++
すると、主は私に、『行きなさい。わたしはあなたを遠く、異邦人に遣わす。』と言われました。」
使徒の働き22章21節
++++++++++
こうしてパウロは使徒としての任命を受けたのです。

さて、ここで、わたしたちが証をする場合のポイントがあります。
まず、話をする自分のこと、そして、自分とキリストとの出会いです。
また、ここで、パウロはヘブル語で話しかけました。
当時ユダヤではギリシャ語も使われていました。そこにいたのはローマの隊長ですが、パウロはヘブル語を話したのです。
伝わりやすい言葉を使うということが大切です。
それには言葉遣いも含まれると思います。

パウロはいいます。
++++++++++
19 私はだれに対しても自由ですが、より多くの人を獲得するために、すべての人の奴隷となりました。
20 ユダヤ人にはユダヤ人のようになりました。それはユダヤ人を獲得するためです。律法の下にある人々には、私自身は律法の下にはいませんが、律法の下にある者のようになりました。それは律法の下にある
人々を獲得するためです。
21 律法を持たない人々に対しては、――私は神の律法の外にある者ではなく、キリストの律法を守る者ですが、――律法を持たない者のようになりました。それは律法を持たない人々を獲得するためです。
22 弱い人々には、弱い者になりました。弱い人々を獲得するためです。すべての人に、すべてのものとなりました。それは、何とかして、幾人かでも救うためです。
23 私はすべてのことを、福音のためにしています。それは、私も福音の恵みをともに受ける者となるためなのです。
コリント人への手紙第一9章19−23節
++++++++++
ユダヤ人には、ユダヤ人のようになった。
律法を持たない人々には律法を持たない人のようになった。
これは、その人のようになるということです。
ことばだけの問題ではありません。

弱い人には弱い者になった。と書いてあります。
弱い人にとって少しでも言葉が強いと、押し付けになってしまいます。
しかし、福音は押し付けで信じさせるものではありません。
心から、信じなければならないのです。

そのためにはその人のようにならなければなりません。
その弱さを本当に知り、受け入れて語るのです。

また、これらの事は自分が強制されてする事ではありません。
なぜなら、誰に対しても自由だとパウロはいっているからです。
自由の上で、愛の為に仕えるものとなるのです。
++++++++++
兄弟たち。あなたがたは、自由を与えられるために召されたのです。ただ、その自由を肉の働く機会としないで、愛をもって互いに仕えなさい。
ガラテヤ人への手紙5章13節
++++++++++
この自由は仕え合うためのものです。

そしてこれはキリストの中にみられるものです。
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5 あなたがたの間では、そのような心構えでいなさい。それはキリスト・イエスのうちにも見られるものです。
6 キリストは、神の御姿であられる方なのに、神のあり方を捨てることができないとは考えないで、
7 ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人間と同じようになられたのです。
8 キリストは人としての性質をもって現われ、自分を卑しくし、死にまで従い、実に十字架の死にまでも従われたのです。
9 それゆえ、神は、キリストを高く上げて、すべての名にまさる名をお与えになりました。
ピリピ人への手紙2章5−9節
++++++++++
キリストこそ、神であられたのに、人となられた方、神であられたのに、人として生まれ、人として死なれた方です。
キリストこそ、その愛のゆえに、すべての人にすべてのものとなられた方なのです。

パウロは、このキリストの愛と死、すなわち福音をつたえる為に行動しました。
++++++++++
23 私はすべてのことを、福音のためにしています。それは、私も福音の恵みをともに受ける者となるためなのです。
コリント人への手紙第一9章23節
++++++++++
それは、福音の恵みをともに受けるものとなる為だと言っています。

福音を伝えていくとき、自分自身も福音の中に歩むからです。
さらに、神様の恵みは豊かに注がれるのです。

パウロの話にもどします。
パウロはエルサレムで主にお会いしました。パウロははっきりと主を見たのです。
++++++++++
17 こうして私がエルサレムに帰り、宮で祈っていますと、夢ごこちになり、
18 主を見たのです。主は言われました。『急いで、早くエルサレムを離れなさい。人々がわたしについてのあなたのあかしを受け入れないからです。』
19 そこで私は答えました。『主よ。私がどの会堂ででも、あなたの信者を牢に入れたり、むち打ったりしていたことを、彼らはよく知っています。
20 また、あなたの証人ステパノの血が流されたとき、私もその場にいて、それに賛成し、彼を殺した者たちの着物の番をしていたのです。』
使徒の働き22章17−20節
++++++++++
そして、主ははっきりと、パウロに異邦人に遣わすといわれたのです。
++++++++++
すると、主は私に、『行きなさい。わたしはあなたを遠く、異邦人に遣わす。』と言われました。」
使徒の働き22章21節
++++++++++
こうしてパウロは使徒としての任命を受けたのです。

ルカの福音書を見ると、イエス様が使徒を任命されたことが書かれています。
++++++++++
12 このころ、イエスは祈るために山に行き、神に祈りながら夜を明かされた。
13 夜明けになって、弟子たちを呼び寄せ、その中から十二人を選び、彼らに使徒という名をつけられた。
14 すなわち、ペテロという名をいただいたシモンとその兄弟アンデレ、ヤコブとヨハネ、ピリポとバルトロマイ、
15 マタイとトマス、アルパヨの子ヤコブと熱心党員と呼ばれるシモン、
16 ヤコブの子ユダとイエスを裏切ったイスカリオテ・ユダである。
ルカの福音書6章12−16節
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そして、マタイの福音書では、彼らは、悪霊を追い出す権威を与えられました。
++++++++++
イエスは十二弟子を呼び寄せて、汚れた霊どもを制する権威をお授けになった。霊どもを追い出し、あらゆる病気、あらゆるわずらいを直すためであった。
マタイの福音書10章1節
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そして、このようにイエス様に遣わされたのです。
++++++++++
5 イエスは、この十二人を遣わし、そのとき彼らにこう命じられた。「異邦人の道に行ってはいけません。サマリヤ人の町にはいってはいけません。
6 イスラエルの家の滅びた羊のところに行きなさい。
7 行って、『天の御国が近づいた。』と宣べ伝えなさい。
8 病人を直し、死人を生き返らせ、らい病人をきよめ、悪霊を追い出しなさい。あなたがたは、ただで受けたのだから、ただで与えなさい。
マタイの福音書10章5−8節
++++++++++
使徒は権威を帯びたイエス様の使いです。

信仰によって病をいやし、悪霊を追い出す権威は、のちに信じる全ての者に与えられました。
しかし、それでもこの使徒としての権威は特別でした。

コリント人への手紙第一を見ると、教会の中で主が人々を任命されると書いてあります。
++++++++++
そして、神は教会の中で人々を次のように任命されました。すなわち、第一に使徒、次に預言者、次に教師、それから奇蹟を行なう者、それからいやしの賜物を持つ者、助ける者、治める者、異言を語る者などで
す。
コリント人への手紙第一12章28節
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使徒はその筆頭であり、非常に重要な位置をしめていました。

パウロは、主と出会い、使徒としての任命を受けたのです。
++++++++++
すると、主は私に、『行きなさい。わたしはあなたを遠く、異邦人に遣わす。』と言われました。」
使徒の働き22章21節
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そして、使徒としての働きをしました。
++++++++++
私は愚か者になりました。あなたがたが無理に私をそうしたのです。私は当然あなたがたの推薦を受けてよかったはずです。たとい私は取るに足りない者であっても、私はあの大使徒たちにどのような点でも劣ると
ころはありませんでした。
コリント人への手紙第二12章11節
++++++++++
その使徒職については何度か弁明をしています。
それは重要な事だったのです。

世の終わりには、偽使徒が現れるとも書かれています。
今の時代、私たちはそのような事にも注意しなければなりません。

パウロはイエス様から使命を受け、彼は遠く異邦人につかわされました。
自分の暮らしていたところをはるか離れて福音を伝えるものとなったのです。
パウロは、律法の中に暮らしていました。
律法を守る者たちの中で暮らしていました。
ところが、律法と関係の無い異邦人の中に出て行くように言われたのです。

イエス様はペテロに言われました。
++++++++++
話が終わると、シモンに、「深みに漕ぎ出して、網をおろして魚をとりなさい。」と言われた。
ルカの福音書5章4節
++++++++++
深みに漕ぎ出して網をおろして魚をとりなさい。
このとき、実際沢山の魚がとれました。

しかし、このことは別な意味も持っています。
聖書の中では海は罪の世界を象徴します。
そこでは悪魔を象徴するレビヤタンも泳いでいると書かれています。
イエス様は湖の上を歩かれました。
罪の世界に出て、罪に沈まずに歩かれたのです。

わたしたちは、人々を救いに導くために世に出ていかなければなりません。
また、教会にやってきた人を受け入れていかなければなりません。

もし、聖書の御言葉を盾に人々を裁くならはじめて教会に来る人は入ることが出来ないでしょう。

パウロは言っています。
++++++++++
19 私はだれに対しても自由ですが、より多くの人を獲得するために、すべての人の奴隷となりました。
20 ユダヤ人にはユダヤ人のようになりました。それはユダヤ人を獲得するためです。律法の下にある人々には、私自身は律法の下にはいませんが、律法の下にある者のようになりました。それは律法の下にある
人々を獲得するためです。
21 律法を持たない人々に対しては、――私は神の律法の外にある者ではなく、キリストの律法を守る者ですが、――律法を持たない者のようになりました。それは律法を持たない人々を獲得するためです。
22 弱い人々には、弱い者になりました。弱い人々を獲得するためです。すべての人に、すべてのものとなりました。それは、何とかして、幾人かでも救うためです。
23 私はすべてのことを、福音のためにしています。それは、私も福音の恵みをともに受ける者となるためなのです。
コリント人への手紙第一9章19−23節
++++++++++
すべての人に、すべてのものとなる。
そのように人々を赦し、受け入れていくのです。

++++++++++
すると、主は私に、『行きなさい。わたしはあなたを遠く、異邦人に遣わす。』と言われました。」
使徒の働き22章21節
++++++++++
このように主から言われたパウロは福音を携えて出て行き、今、この福音は地の果ての私たちにまで届きました。
私たちも、この福音を携えてこの世に出て行くものとさせて頂きましょう。
お祈りしましょう。

<祈り>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答 ・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。教会の問題で傷ついた人々の為。・濱本先生の癒しの為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りとテロリスト達の悔い改めの為に)
・日本の政治、大阪府の府政、枚方市の市政が正しく行われるように。リーダー達が主に謙る様に。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。新型のインフルエンザ等からの守りがあるように。備えが出来る様に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。
・JMC、KFSM、NRAの為に。 ・EMPOWERD21の為に。

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シティーチャーチメッセージ20130721 わたしはあなたを遠く、異邦人に遣わす。
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