礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20130630  
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聖霊に励まされて 
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28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
++++++++++

<いのり>

皆さんハレルヤ。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、私たちを聖霊様によって励まし、導いて下さる方です。
この方を覚えて御言葉を開いてまいりましょう。

まず、東日本の為に祈りましょう。
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<災害にあった地域の為の祈りの課題>
1、原子炉が速やかに安全な状態になるように。作業者の身体と命が守られるように。日本中が放射能から守られるように。
2、余震その他の災害から守られるように。
3、被災者に慰めと励ましがあるように。心と霊のケアの為に。
4、被災者への救援活動が効率よく進められますように。ボランティアや作業者に助けと守りがあるように。
5、この国が霊的に目覚めて罪を悔い改めて神様に従う民となるように。
6、日本の教会、クリスチャンが用いられるように。
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では、聖書の通読箇所を見て見ましょう。
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6月30日(日)[ ]U歴代19-20/[ ]使徒8:25-40
7月1日(月)[ ]U歴代21-23/[ ]使徒9:1-22
7月2日(火)[ ]U歴代24-25/[ ]使徒9:23-43
7月3日(水)[ ]U歴代26-28/[ ]使徒10:1-23
7月4日(木)[ ]U歴代29-30/[ ]使徒10:24-48
7月5日(金)[ ]U歴代31-32/[ ]使徒11
7月6日(土)[ ]U歴代33-34/[ ]使徒12
7月7日(日)[ ]U歴代35-36/[ ]使徒13:1-23
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旧約聖書が歴代誌第二。
新約聖書が使徒の働きです。
歴代誌第二も今回の通読箇所は、ヨシャパテ王からの時代です。
使徒の働きは、パウロの悔い改めと異邦人宣教の始まりです。
この時、異邦人への宣教の鍵を開いたのはペテロです。

聖霊様によってその働きが広がってゆく様子を是非お読みください。

では、使徒の働きから、9章を開きましょう。
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【 聖書箇所 】使徒の働き9章23-35節
・新改訳Up225(贈呈p166、英対p371)
・新改訳Vp245、英対p275(贈呈p227)
・口語訳p196
・新共同訳p231 (贈呈p231、英対p352)
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では、朗読をお願いします。
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【 聖書箇所のテキスト 】使徒の働き9章23-35節
9:23 多くの日数がたって後、ユダヤ人たちはサウロを殺す相談をしたが、
9:24 その陰謀はサウロに知られてしまった。彼らはサウロを殺してしまおうと、昼も夜も町の門を全部見張っていた。
9:25 そこで、彼の弟子たちは、夜中に彼をかごに乗せ、町の城壁伝いにつり降ろした。
9:26 サウロはエルサレムに着いて、弟子たちの仲間にはいろうと試みたが、みなは彼を弟子だとは信じないで、恐れていた。
9:27 ところが、バルナバは彼を引き受けて、使徒たちのところへ連れて行き、彼がダマスコに行く途中で主を見た様子や、主が彼に向かって語られたこと、また彼がダマスコでイエスの御名を大胆に宣べた様子な
どを彼らに説明した。
9:28 それからサウロは、エルサレムで弟子たちとともにいて自由に出はいりし、主の御名によって大胆に語った。
9:29 そして、ギリシヤ語を使うユダヤ人たちと語ったり、論じたりしていた。しかし、彼らはサウロを殺そうとねらっていた。
9:30 兄弟たちはそれと知って、彼をカイザリヤに連れて下り、タルソへ送り出した。
9:31 こうして教会は、ユダヤ、ガリラヤ、サマリヤの全地にわたり築き上げられて平安を保ち、主を恐れかしこみ、聖霊に励まされて前進し続けたので、信者の数がふえて行った。
9:32 さて、ペテロはあらゆる所を巡回したが、ルダに住む聖徒たちのところへも下って行った。
9:33 彼はそこで、八年の間も床に着いているアイネヤという人に出会った。彼は中風であった。
9:34 ペテロは彼にこう言った。「アイネヤ。イエス・キリストがあなたをいやしてくださるのです。立ち上がりなさい。そして自分で床を整えなさい。」すると彼はただちに立ち上がった。
9:35 ルダとサロンに住む人々はみな、アイネヤを見て、主に立ち返った。
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主題聖句を言いましょう。
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【 主題聖句 】
こうして教会は、ユダヤ、ガリラヤ、サマリヤの全地にわたり築き上げられて平安を保ち、主を恐れかしこみ、聖霊に励まされて前進し続けたので、信者の数がふえて行った。
使徒の働き9章31節
++++++++++
では、これらの所から、
「聖霊に励まされて」
と題しまして、御言葉を開いて参りましょう。

まず、今回の箇所の最初にサウロという名前が出てきます。
これは、パウロのことです。
++++++++++
しかし、サウロ、別名でパウロは、
使徒の働き13章9節
++++++++++
これ以降、使徒の働きにおいては、パウロが自分自身を振り返るところ以外、パウロの名で呼ばれています。
サウロというのは出生名でヘブル語の名前であり、サウロは生まれながらローマ人としての市民権も持っていました。彼のローマ人としての名前がパウロでした。
今回の箇所は、9章ですのでまだ、サウロの名で呼ばれていますが、13節以降、異邦人の中へ宣教を進めるにあたり、ユダヤ人としての名前よりむしろローマ人の名で呼ばれたということです。

このパウロは、前回お話ししたステパノと無関係ではありません。
このように書いてあります。
++++++++++
57 人々は大声で叫びながら、耳をおおい、いっせいにステパノに殺到した。
58 そして彼を町の外に追い出して、石で打ち殺した。証人たちは、自分たちの着物をサウロという青年の足もとに置いた。
59 こうして彼らがステパノに石を投げつけていると、ステパノは主を呼んで、こう言った。「主イエスよ。私の霊をお受けください。」
60 そして、ひざまずいて、大声でこう叫んだ。「主よ。この罪を彼らに負わせないでください。」こう言って、眠りについた。
使徒の働き7章57-60節
++++++++++
サウロは、この時、ステパノを殺す人たちの着物の番をしていたのです。

きっとステパノが死んでいく様子も見ていたでしょう。

そして、8章にはこう書いてあります。
++++++++++
1 サウロは、ステパノを殺すことに賛成していた。その日、エルサレムの教会に対する激しい迫害が起こり、使徒たち以外の者はみな、ユダヤとサマリヤの諸地方に散らされた。
2 敬虔な人たちはステパノを葬り、彼のために非常に悲しんだ。
3 サウロは教会を荒らし、家々にはいって、男も女も引きずり出し、次々に牢に入れた。
4 他方、散らされた人たちは、みことばを宣べながら、巡り歩いた。
使徒の働き8章1-4節
++++++++++
サウロはステパノを殺すことに賛成していたのです。
それだけでなく、サウロは教会を荒らし、イエス様を信じるものを次々と牢屋にいれたのです。

このステパノの殉教の場にサウロがいたと言う事は非常に大切な事だと思います。
そして、ステパノが「主よ。この罪を彼らに負わせないで下さい。」と祈ったとき、そのとりなしの祈りはサウロの為でもあったのです。

このことは、偶然ではありません。
いや、私たちの人生に偶然はありません。
なぜならイエス様がすべてを治めておられるからです。

わたしたちも、時折、知り合いの知り合いが直接知っている人だったりして、驚くことがあります。
そんなとき、つい、日本のクリスチャン人口が少ないからなどと言ってしまいます。
しかし、そうではありません。
キリスト教会がせまいのでなく、神様が全てを導いて引き合わせておられるのです。
この時、ステパノの殉教の場にサウロがいたのも偶然ではありません。
ステパノの受けた油注ぎと働きを継承するように、サウロは熱心な伝道者となりましたが、それはもう少し後の話です。

さて、この迫害により教会は悲しみ、そして散らされました。
しかし、その散らされた人々は、みことばを宣べ伝えました。その結果、福音が広がったのです。
どんな迫害も、イエス様の福音の広がりを止めることは出来ませんでした。

サウロの話に戻りましょう。
このサウロという名前は、実は旧約聖書の人物からとったものです。
++++++++++
それから彼らが王をほしがったので、神はベニヤミン族の人、キスの子サウロを四十年間お与えになりました。
使徒の働き13章21節
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ここで、パウロの言葉の中でキスの子サウロと書かれています。

これは、イスラエルの最初の王となったサウルです。
++++++++++
キシュにはひとりの息子がいて、その名をサウルと言った。彼は美しい若い男で、イスラエル人の中で彼より美しい者はいなかった。彼は民のだれよりも、肩から上だけ高かった。
サムエル記第一9章2節
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彼は、ベニヤミン族の者でした。

そして、サウロも、同じベニヤミン族でした。
++++++++++
5 私は八日目の割礼を受け、イスラエル民族に属し、ベニヤミンの分かれの者です。きっすいのヘブル人で、律法についてはパリサイ人、
6 その熱心は教会を迫害したほどで、律法による義についてならば非難されるところのない者です。
7 しかし、私にとって得であったこのようなものをみな、私はキリストのゆえに、損と思うようになりました。
ピリピ人への手紙3章5−7節
++++++++++
サウルは王様としてはいろいろ問題がありました。
しかし、ベニヤミン族の人々にとっては、自分達から出た王として、また、イスラエル最初の王として尊敬されていたことでしょう。
サウロはその王の名を与えられたのです。

彼は、サウル王の名を持つ生粋のユダヤ人、ベニヤミン族で、パリサイ人でした。
彼は自分で言うように、非常に熱心に教会を迫害しました。
++++++++++
3 「私はキリキヤのタルソで生まれたユダヤ人ですが、この町で育てられ、ガマリエルのもとで私たちの先祖の律法について厳格な教育を受け、今日の皆さんと同じように、神に対して熱心な者でした。
4 私はこの道を迫害し、男も女も縛って牢に投じ、死にまでも至らせたのです。
使徒の働き22章3-4節
++++++++++
彼が律法に熱心であり、ガマリエルのもとで律法の教育を受けました。
ガマリエルは非常に尊敬される当時一番の律法学者だったのです。
一番の学者のいるところというとどこでしょう。
東大でしょうか、京大でしょうか。彼は、そのような所で教育を受けた人物だったのです。
ところが、そのように律法に熱心な余り、このイエス様の教えが律法をないがしろにすると判断し、教会を迫害したのです。
しかし、イエス様こそ律法の完成者です。十字架の死で律法を完成され、信じるものを救いに入れて下さるのです。

彼の師であるガマリエルはどうしたでしょう。このガマリエルは、使徒の働きに出てきます。
使徒達が捕らえられたとき、ガマリエルはその扱いについて議員達に忠言をしたのです。
++++++++++
34 ところが、すべての人に尊敬されている律法学者で、ガマリエルというパリサイ人が議会の中に立ち、使徒たちをしばらく外に出させるように命じた。
35 それから、議員たちに向かってこう言った。「イスラエルの皆さん。この人々をどう扱うか、よく気をつけてください。
使徒の働き5章34-35節
++++++++++
ガマリエルは非常に尊敬されている人でした。

この時のガマリエルの忠言は、使徒達をほっておくようにというものでした。
++++++++++
38 そこで今、あなたがたに申したいのです。あの人たちから手を引き、放っておきなさい。もし、その計画や行動が人から出たものならば、自滅してしまうでしょう。
39 しかし、もし神から出たものならば、あなたがたには彼らを滅ぼすことはできないでしょう。もしかすれば、あなたがたは神に敵対する者になってしまいます。」彼らは彼に説得され、
使徒の働き5章38-39節
++++++++++
ガマリエルの言わんとするところは、神のなさる事を、広い心、広い目で見なければならないという事です。
自分の考えや、利益によって間違った結果を出さないように、私達は神様の視線で見なければなりません。
聖書からその事を学び取っているガマリエルはバランスの取れた人でした。

しかし、その弟子であるパウロは、非常に熱心に教会を迫害しました。それが神様の為だと思っていたのです。
++++++++++
5 私は八日目の割礼を受け、イスラエル民族に属し、ベニヤミンの分かれの者です。きっすいのヘブル人で、律法についてはパリサイ人、
6 その熱心は教会を迫害したほどで、律法による義についてならば非難されるところのない者です。
7 しかし、私にとって得であったこのようなものをみな、私はキリストのゆえに、損と思うようになりました。
8 それどころか、私の主であるキリスト・イエスを知っていることのすばらしさのゆえに、いっさいのことを損と思っています。私はキリストのためにすべてのものを捨てて、それらをちりあくたと思っています。それは、
私には、キリストを得、また、
9 キリストの中にある者と認められ、律法による自分の義ではなくて、キリストを信じる信仰による義、すなわち、信仰に基づいて、神から与えられる義を持つことができる、という望みがあるからです。
ピリピ人への手紙3章5-9節
++++++++++
サウロは、熱心に律法を守りました。彼は行いにおいては完全に律法を守ったのです。
旧約聖書に書かれた律法を完全に守っている日本のクリスチャンはいないと思います。
豚を食べているでしょうし、割礼も受けていません。
もちろん、どちらもイエス様の贖いの中にあって、私たち異邦人クリスチャンは守る必要がありません。

しかし、サウロは熱心に律法を守りました。ところがイエス様を信じた時、サウロはそれらを損と思うようになったのです。

皆さん。この聖書には良い教えが書いてあると思っている人がいます。
ここに書いてあることは、人間として行なうべき事柄だと思っている人がいます。
もちろん、その通りに行なうなら幸せになります。しかし、聖書はそのような良い教え以上のものです。
サウロは言っています。キリスト・イエスを知っていることのすばらしさのゆえに。
皆さん。聖書から私達が知るべきなのは、教えではありません。イエス様そのものです。
そして、今もあなたが御言葉を開くとき、キリストは御言葉を通してあなたに触れて下さるのです。

このイエス様を、そして、イエス様を信じるものの群れをサウロは迫害しました。

真剣に間違うものにイエス様は語りかけられました。
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4 彼は地に倒れて、「サウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのか。」という声を聞いた。
5 彼が、「主よ。あなたはどなたですか。」と言うと、お答えがあった。「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。
6 立ち上がって、町にはいりなさい。そうすれば、あなたのしなければならないことが告げられるはずです。」
使徒の働き9章4-6節
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26章ではさらに詳しくこう書いてあります。
++++++++++
14 私たちはみな地に倒れましたが、そのとき声があって、ヘブル語で私にこう言うのが聞こえました。『サウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのか。とげのついた棒をけるのは、あなたにとって痛いことだ。』
15 私が『主よ。あなたはどなたですか。』と言いますと、主がこう言われました。『わたしは、あなたが迫害しているイエスである。
16 起き上がって、自分の足で立ちなさい。わたしがあなたに現われたのは、あなたが見たこと、また、これから後わたしがあなたに現われて示そうとすることについて、あなたを奉仕者、また証人に任命するためで
ある。
17 わたしは、この民と異邦人との中からあなたを救い出し、彼らのところに遣わす。
18 それは彼らの目を開いて、暗やみから光に、サタンの支配から神に立ち返らせ、わたしを信じる信仰によって、彼らに罪の赦しを得させ、聖なるものとされた人々の中にあって御国を受け継がせるためである。』
使徒の働き26章14-18節
++++++++++
ここで、イエス様はなんといわれますか。「なぜ、わたしを迫害するのか」といわれるのです。
サウロは実際にイエス様に何かしましたか。それは出来ません。サウロがしたのは弟子達への迫害です。
しかし、イエス様は、「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。」と、言われるのです。
あなたが福音を伝えるとき、反対する人もいるでしょう。しかし、それは、あなたに逆らっているのではありません。
イエス様ご自身に逆らっているのです。それは、とげのついた棒をけるようなもので、逆らったものにとって実は痛い事なのです。
ですから、私達は、反対者の為に祈らなければなりません。迫害するものの為に祈れと主が言われるのです。
また、キリストのゆえにあなたが攻撃されるときその攻撃を主が共に受けておられるのです。
ですから、恐れることはありません。主が共におられ、主が守って下さるからです。
サウロは、ここでイエス様の語りかけを聞きましたが、そのとき、彼の目は見えなくなってしまいました。

一方、主はアナニヤと言う信者に語りかけられました。
++++++++++
10 さて、ダマスコにアナニヤという弟子がいた。主が彼に幻の中で、「アナニヤよ。」と言われたので、「主よ。ここにおります。」と答えた。
11 すると主はこう言われた。「立って、『まっすぐ』という街路に行き、サウロというタルソ人をユダの家に尋ねなさい。そこで、彼は祈っています。
12 彼は、アナニヤという者がはいって来て、自分の上に手を置くと、目が再び見えるようになるのを、幻で見たのです。」
13 しかし、アナニヤはこう答えた。「主よ。私は多くの人々から、この人がエルサレムで、あなたの聖徒たちにどんなにひどいことをしたかを聞きました。
使徒の働き9章10-13節
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主はアナニヤにサウロのところに行くように言われました。
ところが、アナニヤはそれを恐れました。

しかし、更に主に語り掛けられました。
++++++++++
14 彼はここでも、あなたの御名を呼ぶ者たちをみな捕縛する権限を、祭司長たちから授けられているのです。」
15 しかし、主はこう言われた。「行きなさい。あの人はわたしの名を、異邦人、王たち、イスラエルの子孫の前に運ぶ、わたしの選びの器です。
16 彼がわたしの名のために、どんなに苦しまなければならないかを、わたしは彼に示すつもりです。」
使徒の働き9章
++++++++++

そこで、アナニヤはサウロのところに行き、祈りました。
++++++++++
17 そこでアナニヤは出かけて行って、その家にはいり、サウロの上に手を置いてこう言った。「兄弟サウロ。あなたが来る途中でお現われになった主イエスが、私を遣わされました。あなたが再び見えるようになり、
聖霊に満たされるためです。」
18 するとただちに、サウロの目からうろこのような物が落ちて、目が見えるようになった。彼は立ち上がって、バプテスマを受け、
19 食事をして元気づいた。サウロは数日の間、ダマスコの弟子たちとともにいた。
使徒の働き9章17-19節
++++++++++
すると、サウロの目が見えるようになりました。

ここで、「目からうろこのような物が落ちて」と書いてあります。
私達がよく言う「目からうろこ」と言う言葉は、実はこの聖書の言葉に由来します。

サウロは目が見えるようになりました。すると、すぐ、イエス様の事を宣べ伝えるようになったのです。
++++++++++
そしてただちに、諸会堂で、イエスは神の子であると宣べ伝え始めた。
使徒の働き9章20節
++++++++++
熱心な迫害者が、熱心な伝道者になりました。
彼はサウルです。サウルはイスラエルの最初の王様でした。敵対する周辺の国々との戦いに出て行きました。
そして、新約時代のサウロは異邦人の中に福音をもって出て行ったのです。名前というのは大切です。

さて、熱心な迫害者が熱心な伝道者となる。こういったことは良くあることだと思います。

ベンハーという映画をご存知でしょうか。このお話しの作者は、キリスト教を迫害しようとした人物です。
彼はキリスト教を嫌いました。そして、キリスト教の教え、イエス様の死と復活がうそだと証明しようとしました。
しかし、彼が調べれば調べるほど、イエス様が確かに死んで蘇えられたと認めざるを得なかったのです。
そのため彼はイエス様を信じるようになりました。ところが、彼の手元には沢山の資料が残りました。
それを元に、彼は小説を書いたのです。それがベンハーです。
当時のユダヤ、ローマの様子が細かく書かれ、その中でイエス様の死と復活が描かれています。

結局のところ、それは、熱心にイエス様に目を向けるからではないでしょうか。
彼らが熱心にイエス様に目を向けるときイエス様は答えられます。
多くの日本人はいいます。イエス様、そんなもの自分と関係が無い。そんなもの知らない。
そのようにイエス様から目を背けるのではなく、イエス様に目を向けていくときその人は救われます。
ですから、そのように祈りましょう。人々が主に目を向けるように祈りましょう。

私達クリスチャンも同じです。日々、イエス様に目を向け、信仰を励まされていかなければなりません。

さて、サウロは、イエス様の弟子たちを迫害したもの達にとって裏切り者です。
そこで、人々はサウロを殺そうとするのです。
++++++++++
23 多くの日数がたって後、ユダヤ人たちはサウロを殺す相談をしたが、
24 その陰謀はサウロに知られてしまった。彼らはサウロを殺してしまおうと、昼も夜も町の門を全部見張っていた。
25 そこで、彼の弟子たちは、夜中に彼をかごに乗せ、町の城壁伝いにつり降ろした。
使徒の働き9章23-25節
++++++++++
しかし、そんなサウロの事を主は守られました。必要な事は、主が教えて下さったのです。
皆さん。今は、コンピューターによるネットワークがさまざまな形でいきわたっています。
携帯電話はその端末として、いつでもどこでも情報を引き出せます。
しかし、その携帯電話も、忘れたり電池が切れたらどうしようもありません。

皆さん。でも、皆さんは、それ以上のネットワークを持っています。
聖霊様によってそれ以上のネットワークにつながっているのです。
私達は、聖霊様によってイエス様に、そして、父なる神様につながっているのです。
この父なる神様は、全てをご存知のお方です。ですから、何も恐れることはありません。
世の終わりについてもです。その瞬間を教えて下さるのはさまざまなメディアではありません。
聖霊様によるのです。ですから、私達はその時を知ることができます。
そして、たちまち一瞬の内に天にあげられるのです。

また、サウロの話にもどります。かっての仲間から命を狙われるサウロですが、弟子達も彼を恐れます。
++++++++++
サウロはエルサレムに着いて、弟子たちの仲間にはいろうと試みたが、みなは彼を弟子だとは信じないで、恐れていた。
使徒の働き9章26節
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ところが、バルナバは彼を引き受けるのです。
++++++++++
27 ところが、バルナバは彼を引き受けて、使徒たちのところへ連れて行き、彼がダマスコに行く途中で主を見た様子や、主が彼に向かって語られたこと、また彼がダマスコでイエスの御名を大胆に宣べた様子など
を彼らに説明した。
28 それからサウロは、エルサレムで弟子たちとともにいて自由に出はいりし、主の御名によって大胆に語った。
29 そして、ギリシヤ語を使うユダヤ人たちと語ったり、論じたりしていた。しかし、彼らはサウロを殺そうとねらっていた。
30 兄弟たちはそれと知って、彼をカイザリヤに連れて下り、タルソへ送り出した。
使徒の働き9章27-30節
++++++++++
そして、サウロは、福音を伝えるものとなりました。

主が一つにして下さり、教会はひろがって行きました。
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こうして教会は、ユダヤ、ガリラヤ、サマリヤの全地にわたり築き上げられて平安を保ち、主を恐れかしこみ、聖霊に励まされて前進し続けたので、信者の数がふえて行った。
使徒の働き9章31節
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パウロの働きは大きくなっていく、その一方でペテロも主が導いておられました。
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32 さて、ペテロはあらゆる所を巡回したが、ルダに住む聖徒たちのところへも下って行った。
33 彼はそこで、八年の間も床に着いているアイネヤという人に出会った。彼は中風であった。
34 ペテロは彼にこう言った。「アイネヤ。イエス・キリストがあなたをいやしてくださるのです。立ち上がりなさい。そして自分で床を整えなさい。」すると彼はただちに立ち上がった。
35 ルダとサロンに住む人々はみな、アイネヤを見て、主に立ち返った。
使徒の働き9章32−35節
++++++++++
そして、彼は病の人を癒したのです。

使徒の働きを見ると、福音の働きは、ユダヤ人はペテロ、異邦人はパウロと分化されたかのように見えます。
しかし、異邦人伝道において、そのスタートで、福音の鍵はペテロが開いたのです。
++++++++++
18 ではわたしもあなたに言います。あなたはペテロです。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。ハデスの門もそれには打ち勝てません。
19 わたしは、あなたに天の御国のかぎを上げます。何でもあなたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたが地上で解くなら、それは天においても解かれています。」
マタイの福音書 16章18-19節
++++++++++
ペテロがその鍵を預かっていたからです。

その鍵が開かれたとき、主はパウロたちを用いて福音を異邦人へと大きく広げられました。
++++++++++
こうして教会は、ユダヤ、ガリラヤ、サマリヤの全地にわたり築き上げられて平安を保ち、主を恐れかしこみ、聖霊に励まされて前進し続けたので、信者の数がふえて行った。
使徒の働き9章31節
++++++++++
皆さん。異邦人とは誰のことですか。聖書はユダヤ人を中心に見ています。だからユダヤ人以外が異邦人です。
間違いなく、わたしたちは、異邦人です。しかし、この異邦人の国の日本にまでこの福音は伝わって来ました。
それは、聖霊様の励ましにより、聖霊様の助けにより、聖霊様の力によりました。

今、この日本でも、同じことがおこると信じます。
それは聖霊様の働きによります。聖霊様に期待しておいのりしましょう。

<祈り>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答 ・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。教会の問題で傷ついた人々の為。・濱本先生の癒しの為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りとテロリスト達の悔い改めの為に)
・日本の政治、大阪府の府政、枚方市の市政が正しく行われるように。リーダー達が主に謙る様に。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。新型のインフルエンザ等からの守りがあるように。備えが出来る様に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。
・JMC、KFSM、NRAの為に。 ・EMPOWERD21の為に。

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シティーチャーチメッセージ20130630 聖霊に励まされて 
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