礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20130623  
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信仰と聖霊とに満ちた人 
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28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<いのり>

皆さんハレルヤ
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、私たちに聖霊様を注ぎ、信仰を励まして下さる方です。
この方を覚えて御言葉を開いてまいりましょう。

さて、まずいつものように東日本の為に祈りましょう。
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<災害にあった地域の為の祈りの課題>
1、原子炉が速やかに安全な状態になるように。作業者の身体と命が守られるように。日本中が放射能から守られるように。
2、余震その他の災害から守られるように。
3、被災者に慰めと励ましがあるように。心と霊のケアの為に。
4、被災者への救援活動が効率よく進められますように。ボランティアや作業者に助けと守りがあるように。
5、この国が霊的に目覚めて罪を悔い改めて神様に従う民となるように。
6、日本の教会、クリスチャンが用いられるように。
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では、今日も、聖書の通読箇所をまず見て見ましょう。
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6月23日(日)[ ]T歴代28-29/[ ]使徒5:1-16
6月24日(月)[ ]U歴代1-4/[ ]使徒5:17-42
6月25日(火)[ ]U歴代5-6/[ ]使徒6
6月26日(水)[ ]U歴代7-9/[ ]使徒7:1-18
6月27日(木)[ ]U歴代10-12/[ ]使徒7:19-44
6月28日(金)[ ]U歴代13-15/[ ]使徒7:45-60
6月29日(土)[ ]U歴代16-18/[ ]使徒8:1-24
6月30日(日)[ ]U歴代19-20/[ ]使徒8:25-40
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旧約聖書は歴代誌第一が終わり、歴代誌第二に入ります。
歴代誌第一の終わりで、ダビデは神殿建設の用意をし、王位がダビデ王からソロモン王に移されます。
その後、歴代誌第二に入るとまずソロモンによるエルサレムの神殿の建設が書かれています。
これらの所も是非お読み下さい。

また、新約聖書は使徒の働きです。
聖霊様は、使徒達、信徒達を通して力強く働かれ、迫害の中にも教会の成長する姿が書かれています。
これらの所も是非お読みください。

聖書の言葉は、あなたに命を与えます。
あなたの霊は、聖書の御言葉によって成長するのです。
是非、聖書を毎日通読しましょう。

今日はこの使徒の働きから6章を開きましょう。
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【 聖書箇所 】使徒の働き6章1-15節
・新改訳Up217(贈呈p193、英対p357)
・新改訳Vp237、英対p265(贈呈p220)
・口語訳p189
・新共同訳p223 (贈呈p223、英対p340)
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朗読をお願いします。
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【 聖書箇所のテキスト 】
使徒の働き6章1-15節
6:1 そのころ、弟子たちがふえるにつれて、ギリシヤ語を使うユダヤ人たちが、ヘブル語を使うユダヤ人たちに対して苦情を申し立てた。彼らのうちのやもめたちが、毎日の配給でなおざりにされていたからである。
6:2 そこで、十二使徒は弟子たち全員を呼び集めてこう言った。「私たちが神のことばをあと回しにして、食卓のことに仕えるのはよくありません。
6:3 そこで、兄弟たち。あなたがたの中から、御霊と知恵とに満ちた、評判の良い人たち七人を選びなさい。私たちはその人たちをこの仕事に当たらせることにします。
6:4 そして、私たちは、もっぱら祈りとみことばの奉仕に励むことにします。」
6:5 この提案は全員の承認するところとなり、彼らは、信仰と聖霊とに満ちた人ステパノ、およびピリポ、プロコロ、ニカノル、テモン、パルメナ、アンテオケの改宗者ニコラオを選び、
6:6 この人たちを使徒たちの前に立たせた。そこで使徒たちは祈って、手を彼らの上に置いた。
6:7 こうして神のことばは、ますます広まって行き、エルサレムで、弟子の数が非常にふえて行った。そして、多くの祭司たちが次々に信仰にはいった。
6:8 さて、ステパノは恵みと力とに満ち、人々の間で、すばらしい不思議なわざとしるしを行なっていた。
6:9 ところが、いわゆるリベルテンの会堂に属する人々で、クレネ人、アレキサンドリヤ人、キリキヤやアジヤから来た人々などが立ち上がって、ステパノと議論した。
6:10 しかし、彼が知恵と御霊によって語っていたので、それに対抗することができなかった。
6:11 そこで、彼らはある人々をそそのかし、「私たちは彼がモーセと神とをけがすことばを語るのを聞いた。」と言わせた。
6:12 また、民衆と長老たちと律法学者たちを扇動し、彼を襲って捕え、議会にひっぱって行った。
6:13 そして、偽りの証人たちを立てて、こう言わせた。「この人は、この聖なる所と律法とに逆らうことばを語るのをやめません。
6:14 『あのナザレ人イエスはこの聖なる所をこわし、モーセが私たちに伝えた慣例を変えてしまう。』と彼が言うのを、私たちは聞きました。」
6:15 議会で席に着いていた人々はみな、ステパノに目を注いだ。すると彼の顔は御使いの顔のように見えた。
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では主題聖句を言いましょう。
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【 主題聖句 】
あなたがたの中から、御霊と知恵とに満ちた、評判の良い人たち七人を選びなさい。
使徒の働き6章3節
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では、これらの所から、
「信仰と聖霊とに満ちた人」
と題しまして、聖書の御言葉を開いてまいりましょう。

今回の箇所は、ステパノの殉教です。
ステパノは、使徒ではなく執事として選ばれました。
そのいきさつが今読んで頂いたところです。

このステパノは、信仰と聖霊に満ちた人でした。

まず、今朗読をして頂いた箇所から見ていきましょう。

この頃、このイエス様を信じる信仰はユダヤ人の中だけのものでした。
しかし、ユダヤ人にもいろいろな人がいたのです。

この時代、ユダヤ人はエルサレムを中心とするユダヤにだけ住んでいるのではありませんでした。
彼らは、世界中に散らばって生活をしていたのです。

あるものは、そこからまたエルサレムに戻って来ました。
そのような中で、ユダヤ人もいろんな言葉を使う者がいたのです。
そのエルサレムのユダヤ人たちの中で、ギリシャ語を使うものたちと、ヘブル語を使う者たちの間で問題が起こったのです。
このギリシャ語は、当時のローマの公用語、そして、ヘブル語は、エルサレムを中心とするユダヤの公用語です。
当時、エルサレムの教会は、やもめたち、つまり、夫をなくした女性達に食料の配給をしていました。
ところが、ギリシャ語を使うユダヤ人のやもめたちがなおざりにされていたのです。
おそらく、エルサレムにおいて、配給の働きをしていたのがヘブル語を使うユダヤ人だったと思われます。
ギリシャ語を使うユダヤ人たちは、いったんエルサレムから出て行って帰ってきた者たちでしょう。
そのようなギリシャ語を使うユダヤ人のやもめたちが配給のときに不当な扱いを受けていたというのです。

初代の教会においても、このような問題が起こりました。
ここで、使徒達は、これについての解決の為に、こういいます。
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2 そこで、十二使徒は弟子たち全員を呼び集めてこう言った。「私たちが神のことばをあと回しにして、食卓のことに仕えるのはよくありません。
3 そこで、兄弟たち。あなたがたの中から、御霊と知恵とに満ちた、評判の良い人たち七人を選びなさい。私たちはその人たちをこの仕事に当たらせることにします。
4 そして、私たちは、もっぱら祈りとみことばの奉仕に励むことにします。」
使徒の働き6章2-4節
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ここには、二つの事が書かれています。
まず、使徒達がしなければならないのは、祈りと御言葉の奉仕であったということです。
これは非常に大切な事です。
次に、御霊と知恵とに満ちた、評判の良い人たちを選んでこの奉仕にあたらせるという事です。

この一番目、祈りと御言葉の奉仕。これは非常に重要です。
食事の配給と言う、これも大切な働きですが、それ以上に、神のことばを伝える働きをする。
これは、一番に大切です。
人はパンだけで生きるのではない。神の口から出る一つ一つのことばによるとイエス様も言われたからです。

しかし、これは、実は使徒達だけに限らないのです。

どうしてですか。それを考えるためにそこで選ばれたのがどんな人か見てみましょう。
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3 そこで、兄弟たち。あなたがたの中から、御霊と知恵とに満ちた、評判の良い人たち七人を選びなさい。私たちはその人たちをこの仕事に当たらせることにします。
使徒の働き6章3節
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食料の配給の為の責任者を選ぶに当たって、使徒達が選ばせたのは、計算に強い人ではなく、力の強い人ではなく、御霊と知恵とに満ちた人でした。
その筆頭にステパノが出てきます。
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5 この提案は全員の承認するところとなり、彼らは、信仰と聖霊とに満ちた人ステパノ、およびピリポ、プロコロ、ニカノル、テモン、パルメナ、アンテオケの改宗者ニコラオを選び、
6 この人たちを使徒たちの前に立たせた。そこで使徒たちは祈って、手を彼らの上に置いた。
使徒の働き6章5-6節
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彼らは信仰と聖霊とに満ちた人たちでした。
そして彼らはその任命において按手をもって祈ったのです。

かれらの働きが食事の配給の責任者であったことからすると、教会は、どんな働きにおいても祈りをもって行なわなければならないと教えられます。
教会は神の家です。そこは全てが神によって導かれて進むべきところです。
教会は、キリストの満ち満ちておられるところであり、神の導きと助けによって進んでいかなければならないからです。

さて、皆さん。神の家の働きは、どんな事でも聖霊様の満たし無しに行なうことは出来ません。

この世においてどんなに立派な人であっても、神の家の奉仕にはふさわしくありません。
神の家の奉仕は、まず、聖霊様の満たし、聖霊様の油注ぎがなければならないのです。

そして、私達一人ひとりもそうです。まず、私達は、信仰と聖霊に満ちて歩まなければなりません。
教会における働きの全て、信徒の歩みのすべては、人の立派さや努力ではなく、信仰と聖霊によらなければならないのです。

そのようにして選ばれたその筆頭にステパノは出てきます。
彼は、信仰と聖霊に満ちた人でした。

さて、次に、こうしてと書かれています。
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こうして神のことばは、ますます広まって行き、エルサレムで、弟子の数が非常にふえて行った。そして、多くの祭司たちが次々に信仰にはいった。
使徒の働き6章7節
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どうしてですか。

その時教会には問題がありました。あらそいがありました。

皆さん。あらそいがおこるとどうなりますか。
聖霊様が働かれなくなります。

それでは聖霊様が働かれるのはどんなところですか。
それは、互いに愛し合うところです。

この争いが解決したとき、また、聖霊様が働かれたのです。

この解決に使徒達は自分達が色々考えて調整したのではありません。
信仰と聖霊に満ちた人を選ばせたのです。

さまざまな働きは、信仰と信頼によって人にゆだねられて行くのだという事も教えられます。
それは、一人ひとりに働かれる聖霊様に信頼しゆだねることだからです。

ところで、この聖霊様に満ちたステパノは、執事として与えられた配給の仕事だけに留まりませんでした。
彼に対する使徒達の按手による油注ぎは、彼を力強い働きへと導いたのです。
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8 さて、ステパノは恵みと力とに満ち、人々の間で、すばらしい不思議なわざとしるしを行なっていた。
9 ところが、いわゆるリベルテンの会堂に属する人々で、クレネ人、アレキサンドリヤ人、キリキヤやアジヤから来た人々などが立ち上がって、ステパノと議論した。
10 しかし、彼が知恵と御霊によって語っていたので、それに対抗することができなかった。
使徒6章8-10節
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ステパノは、知恵と御霊によって力強く福音を語りました。
また、不思議なわざとしるしを行なっていました。

イエス様を信じようとしないものたちも、このステパノの言葉に逆らうことが出来ませんでした。

それで、彼らは偽りの証言を持ってステパノを訴えたのです。
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11 そこで、彼らはある人々をそそのかし、「私たちは彼がモーセと神とをけがすことばを語るのを聞いた。」と言わせた。
12 また、民衆と長老たちと律法学者たちを扇動し、彼を襲って捕え、議会にひっぱって行った。
13 そして、偽りの証人たちを立てて、こう言わせた。「この人は、この聖なる所と律法とに逆らうことばを語るのをやめません。
14 『あのナザレ人イエスはこの聖なる所をこわし、モーセが私たちに伝えた慣例を変えてしまう。』と彼が言うのを、私たちは聞きました。」
使徒の働き6章11-14節
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ここで、面白いことが書いてあります。
彼らは、偽りの証人を立てました。
そして、律法に逆らっていると言わせました。
皆さん。律法の中の中心である十戒の9番目は何ですか。
それは、偽りの証言をしてはならないということです。

自分達こそ律法を守っている。そう考えたユダヤ人の指導者は、ステパノを殺すために偽証をさせた。
つまり、律法に逆らわせたのです。
結局、彼らは、律法に逆らい神に逆らったのです。

この時、人々がステパノを見ると、ステパノの顔は御使いの顔のように見えました。
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議会で席に着いていた人々はみな、ステパノに目を注いだ。すると彼の顔は御使いの顔のように見えた。
使徒の働き6章15節
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おそらく、ステパノの顔は輝いていたでしょう。
人々がそれを見使いの顔のようだと感じるほどでした。

このようなことは、聖書の中になんどか出てきます。
モーセの顔もそうでした。
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28 モーセはそこに、四十日四十夜、主とともにいた。彼はパンも食べず、水も飲まなかった。そして、彼は石の板に契約のことば、十のことばを書きしるした。
29 それから、モーセはシナイ山から降りて来た。モーセが山を降りて来たとき、その手に二枚のあかしの石の板を持っていた。彼は、主と話したので自分の顔のはだが光を放ったのを知らなかった。
30 アロンとすべてのイスラエル人はモーセを見た。なんと彼の顔のはだが光を放つではないか。それで彼らは恐れて、彼に近づけなかった。
出エジプト記34章28-30節
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出エジプトであまり何度も書かれていないのですが、モーセの顔が光ったと書いてあります。
だから、そのあとモーセはいつも顔を覆っていたのです。

さて、聖霊に満たされたステパノの顔ははっきりと分るような変化があったのです。

ステパノは、次の7章で、アブラハムからはじめて、モーセについて、ダビデについて語り、さらにソロモンの神殿についてこういいます。
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48 しかし、いと高き方は、手で造った家にはお住みになりません。預言者が語っているとおりです。
49 『主は言われる。天はわたしの王座、地はわたしの足の足台である。あなたがたは、どのような家をわたしのために建てようとするのか。わたしの休む所とは、どこか。
50 わたしの手が、これらのものをみな、造ったのではないか。』
使徒の働き7章
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最初のことばは、ソロモンの言った言葉と同じですが、その後はイザヤ書の御言葉です。

イザヤ書ではこう書いてあります。
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1 主はこう仰せられる。「天はわたしの王座、地はわたしの足台。わたしのために、あなたがたの建てる家は、いったいどこにあるのか。わたしのいこいの場は、いったいどこにあるのか。
2 これらすべては、わたしの手が造ったもの、これらすべてはわたしのものだ。――主の御告げ。――わたしが目を留める者は、へりくだって心砕かれ、わたしのことばにおののく者だ。
3 牛をほふる者は、人を打ち殺す者。羊をいけにえにする者は、犬をくびり殺す者。穀物のささげ物をささげる者は、豚の血をささげる者。乳香をささげる者は、偶像をほめたたえる者。実に彼らは自分かってな道
を選び、その心は忌むべき物を喜ぶ。
4 わたしも、彼らを虐待することを選び、彼らに恐怖をもたらす。わたしが呼んでもだれも答えず、わたしが語りかけても聞かず、わたしの目の前に悪を行ない、わたしの喜ばない事を彼らが選んだからだ。」
イザヤ書66章1-4節
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皆さん。何が言われているかわかりますか。
牛をほふる者、羊をいけにえにする者、穀物のささげ物を捧げるもの。乳香を捧げるもの。
このような神殿においてささげ物をしているものが、一方で人殺しをしている。
犬も豚も、律法では穢れたものです。
そのようなものを殺し、あるときは食べ、あるときはその血を捧げている。
そして、偶像を拝んでいると主は言われるのです。

心の中が本当に一つ心となって神様に向いているかどうかを主は、見ておられるのです。

これを読んで思い出すのは、イエス様のこのお言葉です。
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『わたしはあわれみは好むが、いけにえは好まない。』とはどういう意味か、行って学んで来なさい。わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。」
マタイの福音書9章13節
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そしてこの御言葉はホセア書ではこう書いてあります。
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わたしは誠実を喜ぶが、いけにえは喜ばない。全焼のいけにえより、むしろ神を知ることを喜ぶ。(新改訳)
わたしが喜ぶのは/愛であっていけにえではなく/神を知ることであって/焼き尽くす献げ物ではない。(新共同約)
わたしはいつくしみを喜び、犠牲を喜ばない。燔祭よりもむしろ神を知ることを喜ぶ。(口語訳)
ホセア書6章6節
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三種類の聖書を出しましたが、誠実は、いつくしみとも愛とも訳されています。
主が喜ばれるのは生贄ではありません。犠牲ではありません。
愛であり、慈しみなのです。そして、その愛が誠実となってあらわれるのです。

このことを思うとき、教会での奉仕も考えなければならないと思います。
どんな心で奉仕するのか。もし、犠牲になっていると考えるなら、わたしたちは自分と神様との関係を見直さなければなりません。
自分は犠牲になっている自分がしてやっている。そんな思いを神様は喜ばれないからです。
まず、イエス様にしっかりとつながり、聖霊様に満たされましょう。
そのために御言葉を読み祈りましょう。
わたしたちは、その主の愛によって生きるのです。

聖霊様の好まれるのは愛です。
だから、コリント人への手紙にもこう書いてあります。
++++++++++
1 たとい、私が人の異言や、御使いの異言で話しても、愛がないなら、やかましいどらや、うるさいシンバルと同じです。
2 また、たとい私が預言の賜物を持っており、またあらゆる奥義とあらゆる知識とに通じ、また、山を動かすほどの完全な信仰を持っていても、愛がないなら、何の値うちもありません。
3 また、たとい私が持っている物の全部を貧しい人たちに分け与え、また私のからだを焼かれるために渡しても、愛がなければ、何の役にも立ちません。
コリント人への手紙第一13章1-3節
++++++++++

そして、ステパノはこのように言います。
++++++++++
51 かたくなで、心と耳とに割礼を受けていない人たち。あなたがたは、先祖たちと同様に、いつも聖霊に逆らっているのです。
52 あなたがたの先祖が迫害しなかった預言者がだれかあったでしょうか。彼らは、正しい方が来られることを前もって宣べた人たちを殺したが、今はあなたがたが、この正しい方を裏切る者、殺す者となりました。
53 あなたがたは、御使いたちによって定められた律法を受けたが、それを守ったことはありません。」
使徒の働き7章
++++++++++
あなた方はささげ物はしているけれど、律法を守っていないとステパノはいうのです。

人々は怒りました。
++++++++++
54 人々はこれを聞いて、はらわたが煮え返る思いで、ステパノに向かって歯ぎしりした。
55 しかし、聖霊に満たされていたステパノは、天を見つめ、神の栄光と、神の右に立っておられるイエスとを見て、
56 こう言った。「見なさい。天が開けて、人の子が神の右に立っておられるのが見えます。」
使徒の働き7章54-56節
++++++++++
しかし、ステパノは聖霊様に満たされて、イエス様を見たのです。
そのイエス様は座っておられたのではありません。
立っておられたのです。

使徒信条でも、イエス様は父なる神様の右に座しておられると書いてあります。
ところが、ステパノの見たイエス様は立っておられたのです。

それを聞いた人々は、叫びながらステパノを連れて行き、石をなげつけました。
++++++++++
57 人々は大声で叫びながら、耳をおおい、いっせいにステパノに殺到した。
58 そして彼を町の外に追い出して、石で打ち殺した。証人たちは、自分たちの着物をサウロという青年の足もとに置いた。
59 こうして彼らがステパノに石を投げつけていると、ステパノは主を呼んで、こう言った。「主イエスよ。私の霊をお受けください。」
60 そして、ひざまずいて、大声でこう叫んだ。「主よ。この罪を彼らに負わせないでください。」こう言って、眠りについた。
使徒の働き7章57-60節
++++++++++
石打の刑です。
これは、旧約聖書の時代からユダヤ人の中で行なわれた死刑です。
大きな石を投げつけます。それは、一つでも骨が砕けるような石です。それを皆でなげつけ、倒れ死ぬとその上に投げつけて石の下敷きにしてしまうのです。
恐ろしい刑罰です。

ステパノは、その石が身体に当たる中で、「主よ。この罪を彼らに負わせないで下さい。」そういいました。
これは、彼が立派だったからですか。我慢強かったからですか。
そうではありません。ステパノは主にしっかりと結びついていたのです。
聖霊に満たされていたのです。

そして、最初の殉教者となりました。

皆さん。彼は、父なる神様への愛、イエス様への愛によって行動したのです。
それゆえ、彼の中には、彼を殺そうとする人々への恨みではなく愛があったのです。
++++++++++
5 この提案は全員の承認するところとなり、彼らは、信仰と聖霊とに満ちた人ステパノ、およびピリポ、プロコロ、ニカノル、テモン、パルメナ、アンテオケの改宗者ニコラオを選び、
6 この人たちを使徒たちの前に立たせた。そこで使徒たちは祈って、手を彼らの上に置いた。
使徒の働き6章5-6節
++++++++++
信仰と聖霊に満ちた人は、主の栄光を現しました。

皆さん。いま、この同じ聖霊様があなたにも与えられています。
お祈りしましょう。

<祈り>


[[祈りの課題]]・御言葉への応答 ・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。教会の問題で傷ついた人々の為。・濱本先生の癒しの為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りとテロリスト達の悔い改めの為に)
・日本の政治、大阪府の府政、枚方市の市政が正しく行われるように。リーダー達が主に謙る様に。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。新型のインフルエンザ等からの守りがあるように。備えが出来る様に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。
・JMC、KFSM、NRAの為に。 ・EMPOWERD21の為に。

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シティーチャーチメッセージ20130623 信仰と聖霊とに満ちた人 
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