礼拝でのお話
テキスト版
画像がある場合
クリックで表示されます
※携帯で表示できない
物もありますので
ご了承下さい
トップページへ


音声ファイル(作成日1/22)
(PC用:MP3形式)
ワーシップ/メッセージ
メッセージの音声ファイルは、原稿と若干違う場合があります。

テキストの終わりへ
※1月15日のメッセージについて、安息日はヘブル語でシャバットと言う所を、メッセージの中で、誤って、シャブオットとしていました。お詫び申し上げます。尚、シャブオットは七週の祭りです。



−−−−−−−−−−
シティーチャーチ
メッセージ20120122 
−−−−−−−−−−
その願いどおりになるように。
−−−−−−−−−−

++++++++++
28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
++++++++++

<いのり>

皆さんハレルヤ
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、私たちの祈りを聞いて下さる方。
私たちに信仰を与え、その実を豊かに与えて下さる方です。
この方を覚えて御言葉を開いて参りましょう。

本日もまず、東日本の為に祈ります。
−−−−−−−−−−
<災害にあった地域の為の祈りの課題>
1、原子炉が速やかに安全な状態になるように。作業者の身体と命が守られるように。日本中が放射能から守られるように。
2、余震その他の災害から守られるように。
3、被災者に慰めと励ましがあるように。心と霊のケアの為に。
4、被災者への救援活動が効率よく進められますように。ボランティアや作業者に助けと守りがあるように。
5、この国が霊的に目覚めて罪を悔い改めて神様に従う民となるように。
−−−−−−−−−−
では、続いて、聖書の通読箇所を見てみましょう。
−−−−−−−−−−
1月22日(日)[ ]創49-50 /[ ]マタ14:22-36
1月23日(月)[ ]出エ1-3 /[ ]マタ15:1-20
1月24日(火)[ ]出エ4-5 /[ ]マタ15:21-39
1月25日(水)[ ]出エ6-8 /[ ]マタ16
1月26日(木)[ ]出エ9-10 /[ ]マタ17
1月27日(金)[ ]出エ11-12 /[ ]マタ18:1-20
1月28日(土)[ ]出エ13-14 /[ ]マタ18:21-35
1月29日(日)[ ]出エ15-16 /[ ]マタ19
−−−−−−−−−−
旧約聖書が創世記から出エジプト記
そして、新約聖書がマタイの福音書です。
創世記は、イスラエルのエジプトへの移住で終わります。そして、モーセによる出エジプトです。
今回の箇所は、モーセの誕生から、出エジプト、そして、はじめてマナが与えられるところまでです。
天からのパンであるマナは、人々に荒野で命を与える食物となりました。
そして、今、永遠の命を与えるパンであるイエス様がおられます。
私たちが御言葉を読むとき、私たちはこの方の命に触れるのです。
皆さん。毎日聖書を読みましょう。
マタイの福音書はそのイエス様の地上での歩みが書かれています。

では、本日は、マタイの福音書から15章を開きましょう。
−−−−−−−−−−
【 聖書箇所 】マタイの福音書15章21-28節
・新改訳Up28(贈呈p25、英対p46)
・新改訳Vp30、英対p35(贈呈p29)
・口語訳p24
・新共同訳p30(贈呈p30、英対p44)
−−−−−−−−−−

では、朗読をお願いします。
++++++++++
【 聖書箇所のテキスト 】
マタイの福音書15章21-28節
15:21 それから、イエスはそこを去って、ツロとシドンの地方に立ちのかれた。
15:22 すると、その地方のカナン人の女が出て来て、叫び声をあげて言った。「主よ。ダビデの子よ。私をあわれんでください。娘が、ひどく悪霊に取りつかれているのです。」
15:23 しかし、イエスは彼女に一言もお答えにならなかった。そこで、弟子たちはみもとに来て、「あの女を帰してやってください。叫びながらあとについて来るのです。」と言ってイエスに願った。
15:24 しかし、イエスは答えて、「わたしは、イスラエルの家の滅びた羊以外のところには遣わされていません。」と言われた。
15:25 しかし、その女は来て、イエスの前にひれ伏して、「主よ。私をお助けください。」と言った。
15:26 すると、イエスは答えて、「子どもたちのパンを取り上げて、小犬に投げてやるのはよくないことです。」と言われた。
15:27 しかし、女は言った。「主よ。そのとおりです。ただ、小犬でも主人の食卓から落ちるパンくずはいただきます。」
15:28 そのとき、イエスは彼女に答えて言われた。「ああ、あなたの信仰はりっぱです。その願いどおりになるように。」すると、彼女の娘はその時から直った。
++++++++++
では、主題聖句を言いましょう。
++++++++++
【 主題聖句 】
ああ、あなたの信仰はりっぱです。その願いどおりになるように。
マタイの福音書15章28節
++++++++++
では、このところから、
「その願いどおりになるように。」
と題しまして、御言葉を開いて参りましょう。

さて、ここに出てくる女性は、イエス様から最後には褒めていただいているのですが、この女性は、カナン人の女と書いてあります。
それで、このカナン人について少し考えてみたいと思います。
カナン人とは、カナン地方に元々住んでいた人々です。

それは、今、私たちが、パレスチナと呼んでいる地方の事です。
少しお話しがそれますが、このパレスチナという名称は、旧約聖書に出てくるペリシテ人に由来します。
ペリシテ人は、何度もイスラエルと戦った民族です。
その戦いは、士師記や、サムエル記に出てきます。
ダビデも、サウルも、サムソンも、ギデオンもペリシテ人と戦いました。

ペリシテ人は、今のパレスチナの地中海沿岸部に住んでいた民族で、アシュドド、アシュケロン、エクロン、ガザ、ガトの5つの都市を中心に生活していた海洋民族です。
内陸のイスラエルにも攻めて来ていましたが、もっぱら、海に出て、海賊のようなことをしていたのではないかとも言われます。
このペリシテ人が住んでいた土地という事で、その地はペリシテ人の地、パレスチナと呼ばれました。

しかし、いまのパレスチナ人は、ペリシテ人の末裔ではありません。
パレスチナに住んだアラブ人で、パレスチナに住んでいるから、パレスチナ人と呼ばれています。

さて、カナン人のお話しにもどりますが、このカナンという名前の由来は、旧約聖書に出てきます。
++++++++++
18 箱舟から出て来たノアの息子たちは、セム、ハム、ヤペテであった。ハムはカナンの父である。
19 この三人がノアの息子で、彼らから全世界の民は分かれ出た。
創世記9章18-19節
++++++++++
この箇所は、ノアの洪水の後の出来事です。

ノアの洪水の後、ノアとその息子達が箱舟から出てきます。
その時、神様は一つの祝福の印をお与えになりました。
それは何か知っていますか?
++++++++++
12 さらに神は仰せられた。「わたしとあなたがた、およびあなたがたといっしょにいるすべての生き物との間に、わたしが代々永遠にわたって結ぶ契約のしるしは、これである。
13 わたしは雲の中に、わたしの虹を立てる。それはわたしと地との間の契約のしるしとなる。
14 わたしが地の上に雲を起こすとき、虹が雲の中に現われる。
15 わたしは、わたしとあなたがたとの間、およびすべて肉なる生き物との間の、わたしの契約を思い出すから、大水は、すべての肉なるものを滅ぼす大洪水とは決してならない。
創世記9章12-14
++++++++++
神様は、ここで、虹を作られました。
聖書に基づいた科学である創造論からすると、この虹は、この時に造られたと考えられます。

お話しが長くなりますので、簡単にしますが、このときまで、地球は、全体をオゾン層のように水の膜が覆っていたのです。
虹は、こまかな水滴の膜に光が反射して起こりますが、全体を水の膜がおおっているため、虹のような現象はおこらなかったのです。
しかし、天の水が落ち、大洪水となり、そして、そのような水の膜がなくなりました。
そのため、虹が見えるようになったのです。
神様は、それを全世界を滅ぼす洪水はおこらないという契約の印とされました。

さて、カナンの話です。
++++++++++
18 箱舟から出て来たノアの息子たちは、セム、ハム、ヤペテであった。ハムはカナンの父である。
19 この三人がノアの息子で、彼らから全世界の民は分かれ出た。
創世記9章18-19節
++++++++++
カナンは、ノアの孫にあたります。
このセム、ハム、ヤペテの三人から世界の民族が生まれたのです。

また、カナンについて、こう書いてあります。
++++++++++
20 さて、ノアは、ぶどう畑を作り始めた農夫であった。
21 ノアはぶどう酒を飲んで酔い、天幕の中で裸になっていた。
22 カナンの父ハムは、父の裸を見て、外にいるふたりの兄弟に告げた。
23 それでセムとヤペテは着物を取って、自分たちふたりの肩に掛け、うしろ向きに歩いて行って、父の裸をおおった。彼らは顔をそむけて、父の裸を見なかった。
24 ノアが酔いからさめ、末の息子が自分にしたことを知って、
25 言った。「のろわれよ。カナン。兄弟たちのしもべらのしもべとなれ。」
26 また言った。「ほめたたえよ。セムの神、主を。カナンは彼らのしもべとなれ。
27 神がヤペテを広げ、セムの天幕に住まわせるように。カナンは彼らのしもべとなれ。」
創世記9章20-27節
++++++++++
ノアがぶどう酒を飲んで裸で寝ていた。
このことを、ハムが二人の兄弟につげた。

その事で、ノアは、なんと自分の子どもであるハムでなく、その子であるカナンを呪うのです。
なんと厳しい事でしょう。しかし、この箇所は、非常に大切な所です。

このノアの裸を覆ったセムとヤペテはノアから祝福されています。
それに対し、このノアのした事を告げたハムは自分の息子カナンを呪われたのです。
人の弱さや罪を覆うものを主は祝福されます。
しかし、それに対して、人の弱さや罪を暴くもの、それを告げるものに神様は厳しくされるのです。

皆さん。悪魔の事をサタンといいますが、それは、どういう意味でしょう。
それは、悪者とか言う意味ではなく、訴えるものという意味です。
人の罪を神様の所に言って訴える。それが、悪魔の働きです。
しかし、それだけではありません。罪を犯させるのもサタンの働きです。

あのエデンの園で、アダムとエバを誘惑し、神様が食べると死ぬから食べるなと言われた物を、それを食べると神のようになるといって食べさせ、楽園にいられなくさせた、
神の元から引き離した。それが、サタンです。

そして、今もサタンは私たちに罪を犯させます。
そして、神様の所へ言ってその罪を訴えるのです。
酒を飲んで裸で寝ていたノアの姿は、決して格好良くなかったかもしれません。
しかし、その弱さを覆ったセムとヤペテ。
それに対し、それを告げたハム。
そのサタンのような行動はノアから呪われる結果となったのです。

だから、罪を赦すというのは、非常に大切なこと、互いの弱さを赦し受け入れることは大切なことなのです。

ところで、ハムの子は一人ではありませんでした。
++++++++++
6 ハムの子孫はクシュ、ミツライム、プテ、カナン。
創世記10章6-8節
++++++++++
ですから、ノアが呪ったのはハムの全てではなかったとも言えるかもしれません。

また、ハムの子孫についていえば、ここに出てくる、クシュはクシュ人の先祖ですが、その子孫は、
++++++++++
7 クシュの子孫はセバ、ハビラ、サブタ、ラマ、サブテカ。ラマの子孫はシェバ、デダン。
8 クシュはニムロデを生んだ。ニムロデは地上で最初の権力者となった。
9 彼は主のおかげで、力ある猟師になったので、「主のおかげで、力ある猟師ニムロデのようだ。」と言われるようになった。
10 彼の王国の初めは、バベル、エレク、アカデであって、みな、シヌアルの地にあった。
創世記10章7-8節
++++++++++
とあり、その中にはニムロデが出てきます。
このニムロデは地上で最初の権力者で、良く見ると、シヌアルの地に王国があったと書いてあります。

このシヌアルは、創世記の11章に出てきます。
++++++++++
1 さて、全地は一つのことば、一つの話しことばであった。
2 そのころ、人々は東のほうから移動して来て、シヌアルの地に平地を見つけ、そこに定住した。
3 彼らは互いに言った。「さあ、れんがを作ってよく焼こう。」彼らは石の代わりにれんがを用い、粘土の代わりに瀝青を用いた。
4 そのうちに彼らは言うようになった。「さあ、われわれは町を建て、頂が天に届く塔を建て、名をあげよう。われわれが全地に散らされるといけないから。」
創世記11章1-4節
++++++++++
この塔はどうなりますか?
それは、主によって言葉が混乱させられ建設できなくなります。
++++++++++
5 そのとき主は人間の建てた町と塔をご覧になるために降りて来られた。
6 主は仰せになった。「彼らがみな、一つの民、一つのことばで、このようなことをし始めたのなら、今や彼らがしようと思うことで、とどめられることはない。
7 さあ、降りて行って、そこでの彼らのことばを混乱させ、彼らが互いにことばが通じないようにしよう。」
8 こうして主は人々を、そこから地の全面に散らされたので、彼らはその町を建てるのをやめた。
9 それゆえ、その町の名はバベルと呼ばれた。主が全地のことばをそこで混乱させたから、すなわち、主が人々をそこから地の全面に散らしたからである。
創世記11章5-9節
++++++++++
つまり、これが有名なバベルの塔です。
その建設は、おそらくニムロデによるのではないかと考えられています。
この出来事は、さまざまな絵画、小説などの題材になっています。
ハムの家系は、見捨てられたかというとそうではなく、大きな権力を持ったこともあるとわかります。
しかし、彼らは、神様から離れていきます。

さて、カナンのお話しでした。
カナンはその後、
++++++++++
15 カナンは長子シドン、ヘテ、
16 エブス人、エモリ人、ギルガシ人、
17 ヒビ人、アルキ人、シニ人、
18 アルワデ人、ツェマリ人、ハマテ人を生んだ。その後、カナン人の諸氏族が分かれ出た。
19 それでカナン人の領土は、シドンからゲラルに向かってガザに至り、ソドム、ゴモラ、アデマ、ツェボイムに向かってレシャにまで及んだ。
創世記10章15-19節
++++++++++
この中でヘテ人と書いてあるのは、ヒッタイト人で、大きな国であったといわれます。
また、様々な技術も持っていたようです。

しかし、彼らについて聖書はいいます。
++++++++++
罪のない血を流した。カナンの偶像のいけにえにした彼らの息子、娘の血。こうしてその国土は血で汚された。
詩篇106篇38節
++++++++++
カナン人は偶像を拝み、罪の無い血を流す罪人でした。
彼らもまた、神様から遠く離れて行きました。

そのため、こう書いてあります。
++++++++++
16 しかし、あなたの神、主が相続地として与えようとしておられる次の国々の民の町では、息のある者をひとりも生かしておいてはならない。
17 すなわち、ヘテ人、エモリ人、カナン人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人は、あなたの神、主が命じられたとおり、必ず聖絶しなければならない。
18 それは、彼らが、その神々に行なっていたすべての忌みきらうべきことをするようにあなたがたに教え、あなたがたが、あなたがたの神、主に対して罪を犯すことのないためである。
申命記20章16-18節
++++++++++
神様は、それらの民族を滅ぼせとお命じになりました。

しかし、実際には、こう書いてあります。
++++++++++
イスラエル人は、強くなってから、カナン人に苦役を課したが、彼らを追い払ってしまうことはなかった。
ヨシュア記17章13節
++++++++++
そして、カナンの民族は残りました。

カナン人の女と簡単に書いてありますが、ユダヤ人とカナン人との間には難しい関係がありました。
イスラエルの子孫であるユダヤ人は、カナン人が滅ぼされるべき民族だと思っていますし、また、そのように思われているカナン人がユダヤ人を好きなわけがないのです。
いわば、敵同士です。
しかし、そのカナン人の女は、イエス様のところに来たのです。
彼女は、おそらく、偶像を拝んでいたのでしょう。
そういう、神々の所を転々と下かも知れません。
偶像を拝む所に悪霊は働きます。
ですから、さらに情況は悪くなります。
そんな中、イエス様の話を聞いた。それで、彼女は、イエス様のところに来たのです。
敵であるイエス様のところへ、必死の思いでしょう。

ところが、イエス様は、そのカナン人の女を無視されました。
弟子達が、やかましいからなんとかして欲しいというまで、ほって置かれたのです。

そして、イエス様は、言われます。
「わたしは、イスラエルの家の滅びた羊以外のところには遣わされていません。」
あるときには、私がいって直してあげようと、言われるイエス様です。

しかし、ここで、イエス様は、彼女を厳しく扱われました。
イスラエルの家。
イエス様は、まず、イスラエルの家の滅びた羊の為にこられたのです。

それは、アブラハムへの約束が変わらないからです。

救い主のイエス様は地上に来られました。
イエス様ご自身がイスラエル民族であり、ユダヤ人としてお生まれになりましたが、それだけではなく、イエス様は、神様がアブラハムに約束された約束に基づいてこられたのです。

しかし、彼女は、ひれ伏して助けて下さいといいます。
するとイエス様は言われました。
++++++++++
子どもたちのパンを取り上げて、小犬に投げてやるのはよくないことです。
マタイの福音書15章26節
++++++++++
これは、ユダヤ人を子ども。
彼らは、神様がご自分の民と呼ばれる民族です。
そして、異邦人を犬と呼んでおられるのです。
これもまた、厳しい言葉です。

しかし、彼女は言います。
++++++++++
27 しかし、女は言った。「主よ。そのとおりです。ただ、小犬でも主人の食卓から落ちるパンくずはいただきます。」
28 そのとき、イエスは彼女に答えて言われた。「ああ、あなたの信仰はりっぱです。その願いどおりになるように。」すると、彼女の娘はその時から直った。
マタイの福音書15章27-28節
++++++++++
彼女は、イスラエルへの神様の祝福のおこぼれでも頂きたいとそういったのです。

それに対して、イエス様は、その信仰をほめておられます。
彼女が信じていなかったら、ここまでへりくだることは出来ないでしょう。
もういいですとあきらめる事もあるでしょう。

しかも、彼女は、その時、貰う資格の無い立場でした。
主とのやりとりはその事を明らかにしています。
しかし、彼女は、そんなことはお構い成しにイエス様にすがりついたのです。

私たちクリスチャンはどうでしょうか?
最近聖書を読んでいないから神様は祈りに答えてくださらないとか、毎日祈っていないから、とか、教会にちゃんといっていないから。
いろんな事を考えないでしょうか?しかし、彼女は何も考えませんでした。
自分が、祈りを聞いてもらえる立場かどうかなど、考えず、ただ、イエス様にすがりついたのです。
私は、皆さんに聖書を読みましょうといいます。祈りましょうといいます。礼拝を捧げましょうといいます。
しかし、あなたが何もしていなくても、あなたは、神様に、イエス様にすがりつくことが出来ます。

皆さん。そのような信仰を主は喜んでくださいます。
そして、彼女について、ああ、あなたの信仰は立派ですといわれたのです。

そして、その願いどおりになるように、イエス様は言われました。
皆さん。祈るとき、あきらめないで祈り続けましょう。

そして、イエス様は言われます。
++++++++++
9 わたしは、あなたがたに言います。求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。
10 だれであっても、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。
ルカの福音書11章9-10節
++++++++++
主が与えてくださるまで祈り続ける。

そこには信仰があります。
なぜなら、信じていないなら祈り続けることなど出来ないからです。

結局の所神様が見ておられるのは信仰です。
あなたの信仰を主は見ておられます。
++++++++++
信仰がなくては、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられることと、神を求める者には報いてくださる方であることとを、信じなければならないのです。
ヘブル人への手紙11章6節
++++++++++
主はあなたに良くして下さる方です。

もう一箇所開きます。
++++++++++
5 また、イエスはこう言われた。「あなたがたのうち、だれかに友だちがいるとして、真夜中にその人のところに行き、『君。パンを三つ貸してくれ。
6 友人が旅の途中、私のうちへ来たのだが、出してやるものがないのだ。』と言ったとします。
7 すると、彼は家の中からこう答えます。『めんどうをかけないでくれ。もう戸締まりもしてしまったし、子どもたちも私も寝ている。起きて、何かをやることはできない。』
8 あなたがたに言いますが、彼は友だちだからということで起きて何かを与えることはしないにしても、あくまで頼み続けるなら、そのためには起き上がって、必要な物を与えるでしょう。
9 わたしは、あなたがたに言います。求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。
10 だれであっても、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。
ルカの福音書11章5-10節
++++++++++
ここで、あくまで頼み続けるならと書いてあります。
信じて祈り続ける。

どこまでも求め続けるなら、主は聞いてくださいます。
友達にこんなことをしたら、嫌われるでしょう。
でも、イエス様は、そこまでイエス様に求めるものに、あなたの信仰は立派だといわれるのです。

私たちは、少し祈って結果が出ないと何かしないといけないのではと考えてしまいます。
確かに、神様がしなさいといわれる事はしなければなりません。

しかし、私たちに大切なのは神様に従うことです。
イエス様は言われます。
++++++++++
何はともあれ、あなたがたは、神の国を求めなさい。そうすれば、これらの物は、それに加えて与えられます。
ルカの福音書12章31節
++++++++++
私たちが神様に従うなら、神様は、働いてくださいます。

イエス様は言われました。
++++++++++
あなたがたがわたしにとどまり、わたしのことばがあなたがたにとどまるなら、何でもあなたがたのほしいものを求めなさい。そうすれば、あなたがたのためにそれがかなえられます。
ヨハネの福音書15章7節
++++++++++
皆さん。主にとどまり、主の御言葉にとどまり、祈りもとめましょう。
そうすれば、主はあなたの祈りに答えてくださいます。

しかし、もう一度カナン人の女を見ましょう。
彼女は、異邦人でした。おそらく、偶像を拝んでいた人です。
罪の中にいました。しかし、彼女がイエス様にすがりついた、そのことをイエス様は喜ばれた。
立派な信仰だと言われた。

イエス様にすがり続けることは、イエス様に留まることです。
ですから、自分ではなくイエス様を見ましょう。

あきらめずに、神様が答えを下さるまで祈り続けましょう。
そうして、神様の栄光を見せていただきましょう。

お祈りしましょう。

<祈り>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治、大阪府の府政、枚方市の市政が正しく行われるように。 
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。新型のインフルエンザ等からの守りがあるように。備えが出来る様に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。
・日本宣教センター、キッズ&ファミリー・サポート・ミッションの為に。

−−−−−−−−−−
シティーチャーチメッセージ20120122 その願いどおりになるように。 
−−−−−−−−−−


ちょっとイラスト
(お話しを元にしたイラストです)
http://www.cityc.net/weekly/illust.gif


最新の音声ファイルはこちら
(MP3形式.PCのみ再生可)
・ワーシップ
http://www.cityc.net/weekly/worship.MP3

・メッセージ
http://www.cityc.net/weekly/message.MP3


テキストの先頭へ
INDEXへ
TOP Pageへ